前回『【可能性あり】コルセットダイエットをしたら体幹筋が弱った気がするのってなんでだろう?』の続きです。

 

 



小学校のころからこんな風に言われます。

「姿勢を良くして座りなさい。」

言われたことない人は皆無でしょう。

そのまま、姿勢を正すことなく大人になっちゃって、帳簿係として就職したのはよいものの1日中座り仕事で腰痛持ちになりました。

実際にそういう人ってたくさんいそうですよね。


もしかしたら最近は違う学校もあるのかもしれませんが、学校の椅子といえば小中高大いずれも木製の座面じゃないでしょうか❓

 

 


はっきり言ってお尻が痛くなりますね。

 


)プロクビレイター(Abooです。
世界中のウエストを『くびれ』させることが野望のプロのクビレイターです。
クビレイトに欠かせないものといえばコルセット!!
コルセットを締め上げて肋骨を引き締めることでアンダーバストからヒップにかけて整形級のボディラインを作っちゃおうっていう痩身術です。
世間ではコルセットダイエットなんて呼ばれています。




こんな椅子に45分から90分も座っていたらもう大変です。

普段立ち仕事で、立っていないとき以外はほぼ寝ているような生活の人もたくさんいますね。

Aboo自身も立ち仕事でした。

立ち仕事の新人にとって最初は1日中立っているだけでも大変らしいです。

しかし、1か月もすれば立ち続けられるようになりますね。

そんな立ち仕事の人たちにとって、たまに行く映画館なんかは途中から苦痛になってきます。

全編で2時間くらいのものだと後半は体の痛みとの戦いです。

座面の柔らかい映画館の椅子ではお尻は痛くならないです。

ヤバいのは太ももですね。
太ももの前側の部分です。
ものすごく張ってきます。

事務職で座りっぱなしの人には映画館の椅子は柔らかくて快適かもしれませんが、基本が立ち仕事の人にはかなりつらいことですね。

こうなると耐えられなくなってくるので、柔らかく大きな場所で圧力を分散したくなります。

太ももの裏側の大きなお肉全体に体重がかかるようにしたいところです。

そうすると・・・

超エビぞりになって骨盤を下に向け鳩胸にするか、逆に骨盤を上に向け超猫背にするかになりますね。

まっすぐに背筋(せすじ)を伸ばしてしまうと尾骶骨が座面に直撃になっちゃうので、木製の椅子だと長時間座り続けるのはかなり酷です。

映画館のような柔らかい椅子だとどうなるかというと・・・。

太ももが死にます。

立ち続けている人にとっては、普段は伸びていてリラックスしているハムストリングスが強制的に曲げられた状態になるので、本当にパンパンになってしまうものです。

Abooが以前勤めていた会社だと年に2回全体会議というのがあって、その時は演歌歌手が使う程度の大きさのホールに社員が一堂に会するのです。
基本全員立ち仕事だったので、社長のありがたいお話とかいろいろあったあと、昼食が近くなるとみんな足がパンパンです。
特に席を立つ機会のない社員はみんな足がパンパンでやばいことになります。

その後、午後まで進むと、優秀社員の表彰🏆があったんですが・・・。

長時間座り過ぎで、立てない社員が出るのが基本だったりしました。
あと、演台に上がれずにこける人とか・・・。

立っているより座っている方が楽というのは必ずしもではないですね。

聞くところによると、文明開化のころ、西洋に習って椅子に座って食事を試みたところ足がしびれて立てなかったっていうそうです。

西洋の人からしたら、正座で過ごせた日本人の方が変ですけどね。


こういうのって筋力が弱いわけではなく、その筋肉の使い方に慣れていないだけですね。
そして、体が実はこっちの方が楽じゃねって思ったものに傾倒し、そうでないものを切り捨てます。

ちなみに所作に限ったことではなく、思考などでも同様です。

成長するというのは無駄なことをせずに最良解へ少ない手間でたどり着くという側面もありますね。

これを「学習」なんて呼ぶのでしょう。




コルセットです。


コルセット中は背筋(はいきん)を上手に使って背筋(せすじ)を伸ばし続けないといけないです。

姿勢が乱れるとコルセットの壁にぶち当たり、容赦なく締め付け感がやってきます。

コルセットのぶつからないようにコルセットの中で身を細めて上に伸び上がり続けているわけです。

このとき背筋(せすじ)は完全に伸びています。
背骨は賽の河原👻の石のようにまっすぐに高く積み上げられます。

余計なところが力むとすぐに姿勢が乱れてしまうので背筋(はいきん)で上手にお腹を引き寄せ、なるべく弱い力でバランスを取り続けます

コルセット中は、少しでも姿勢が乱れてくるとコルセットが教えてくれるという仕組みです。

しかし、コルセットを外した状態だと・・・

机に向かって細かな作業をしたり、ガタガタ揺れる長距離バスに長時間揺られたり、強制的に後ろに重心を持っていかれる映画館の椅子に座ったり・・・。

こんなことをすると、一気に腰に来ます。

重心を保とうと背筋(はいきん)が頑張りまくるからです。

2時間もすれば、腰回りにかなりの疲労感を覚えることになるでしょう。

この感覚を、筋力が弱ったと勘違いしていることが多そうです。

姿勢を保つための筋肉は体重に見合っているものなので、鍛えたからってそうは強くなるものではないし、逆に怠けたからと言ってそうは衰えるものではないです。

筋肉と骨格をどういう風に組み合わせていくかだけのことです。

コルセットを使い慣れることによって、背骨を垂直に積み上げて、バランスを取るようになります。
この状態になれると少ない労力で安定して背筋(せすじ)を保てるようになります。
ただ、垂直に高く積み上げてしまっているがために、ちょっと斜めになったり、振動が来たりするとすぐバランスを崩してしまうっていう欠点があるんですよね。

そんなときには、猫背になるのが一番なのですが、背筋(せすじ)が伸びた状態に慣れきってしまっていると猫背はしんどいです。

繰り返しますが、猫背でいる方が合理的な時間を過ごした後、腰回りに疲労感を覚えるのは筋力が減ったのではなくて普段やらない筋肉の使い方をしたから、無駄なところに力が入っちゃったせいですね。

コルセットを初めてして、調子に乗ってぐいぐい締め上げてしまうと・・・

多くのコルセット経験者は、この時に全身筋肉痛になり、同じように筋力のなさを実感したはずですね。


でも、猫背の方が便利な状態がもっと長く続くとすっかり過去を思い出して上手に猫背になれますね。
例えば、ニューヨーク🗽まで直行便🛫で飛ぶときなんかですね。

環境の変化に適応できなかったせいで筋肉に疲労感があるのは必ずしも筋力低下とは限らなさそうです。

 


 

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