今回はコルセットの紐の処理です。

 

とりあえず正解をお見せします。

これならスッキリとしていて、トップスにあまり響きません。

というか響いてもある意味格好いいです。

 

これを目標にまずはありがちな例から。

以前も使った画像ですが、これは全然だめです。

 

そもそも紐の長さが十分でない上に1本の紐になっていないので、バランスよく締めることができませんえーん

とりあえず5mくらいの紐に変えたほうがいいです。

 

 

 

こんな感じの紐です。

ここでは紐と呼びますが、正式名称はコルセットレースです。

 

紐の通し方が分からないときは、ここをクリックして過去記事を参照してください。

 

で、いざ、紐を正しくしても、ダメダメなものがあります。

前で閉じてしまうというものです。

 

これの問題点はくびれ部分に圧力が集中して、苦しくなります。

コルセットを締めたとき最初は少し窮屈なくらいでもよいです。

 

紐の遊びの部分が、徐々に上下に分散して、一定の締まり具合になります。

ところが、前で閉じてしまっているときつめにしまったウエスト部分の編み上げが緩く締まった上下の端から貰ってくることができません。

 

長時間コルセットを着用していると、ウエストだけが締まって苦しく感じます。

 

もっと最悪なのが、コルセットのくびれの部分にだけ強い圧力がかかってしまい、ボーンが曲がってしまったり、バスクが折れてしまったり、紐を通す穴であるグロメットが外れてしまったりします。

 

しかも、コルセットに変なクセもついてしまいすごく変な締まり方になります。

 

コルセットの紐は背中で蝶々結びするのが一番の基本です。

いつでもドレスを着て歩いていた時代は、コルセットはアンダーガーメントからトップスへと格上げされていたので、良かったでしょう。

 

しかし、スチームパンクやゴシック系の半ばコスプレ状態で外を歩くのでもない限り、コルセットは肌着とトップスの間に着込むものです。

 

背中で蝶々結びすると、大量に余った紐をどうしてよいのか悩ましいものです。

 

お尻の方に自然にたらすのが基本ですが、結び目部分から下が思い切りトップスに響いてしまいます。

しかも、ジーンズのようなものの場合、頑張ってパンツの中に紐をしまい込んでも、立ったり座ったりしているうちに外へ出てきてしまいますえーん

 

そして最悪なのが、座ったときにお尻で踏んずけてしまうことですガーン

コルセットが下に引っ張られて、くびれを押し下げられ、太腿の大動脈にコルセットが直撃ドンッ

そして、コルセットのくびれ部分が骨盤の一番高くなった部分にも直撃爆弾爆弾

そしてそして、腰のS字と関係ないところにコルセットのくびれが直撃爆弾爆弾爆弾

 

高速バスか何で、トイレもなくてコルセットを直せないところにワンピースを着てきてしまっていた日には、コルセットを直すこともできません。

そんなときに限って高速道路が事故渋滞で、サービスエリアまで2時間なんてなっちゃいます。

もう居ても立っても居られない状態で油汗かきながら痛みに耐え続けることになります。

 

まあ、それは極端としても、ファンション性の側面からも、トップスに響いてしまうのは避けたいものです。

 

コルセットをトップスに響かないように締めることを「コルセットをステルスする」と言います。

 

レーダーで捉えられないステルス戦闘機や、口コミを偽装するステマ、ステルスマーケティングのステルスです。

ステルス(Stealth)=隠蔽という意味です。

 

コルセットコミュニティでもコルセットをいかにステルスするかは、メジャートピックです。

 

そんな中、オーストラリアのアンドリュー・トランさんが動画をアップしたことから、最近一気に広がったステルス方法があります。

 

 

この方法のメリットは

 

1蝶々結び不要

2トップスに響きづらい

3下腹ポッコリも少しだけ抑えられる

4着脱が楽

 

ってことです。

 

完璧でしょう爆  笑

 

Abooも今ではこの方法を使ってます。

一見、紐が緩みそうで全く緩まないのも面白いです。

 

それではやり方です。

 

最初は普通にコルセットを締め上げていきます。

今回とは関係ありませんがバランスよく締めるようにしてください。

そうしないといろいろと問題が発生しますので・・・えー

 

背中の締め方の正しい例はこの記事で書いています。

また、締め上げるコツはこちらの記事にあります。

 

背中で一回だけ紐を交差させます。

簡単ですね。

 

 

一方の紐をコルセットの前まで持っていき、コルセットのバスクの下端にある隙間に挟みます。

この時、紐が緩んでしまわないようにもう一方の紐を緩めないようにしてください。

 

反対側から残った紐を同じように前に持っていき、バスク下端の隙間に挟みます。

 

 

最後に下に垂れ下がって余った紐をコルセットとお腹の間に押し込むだけです。

 

不思議なことにこれで緩むこともないし、蝶々結びしないでよいので、コルセットを外そうと紐を引っ張ったら絡まったなんてこともないし、とにかく緩めるのはコルセットの下から紐を出すだけでいいです。

 

どんな感じに仕上がったか一応確認してみましょう!!

 

 

 

どうですかはてなマーク

スッキリしてますね。

 

これならタイトスカートにブラウスのようなビジネススタイルでもコルセットが目立ちません。

それと、ジーンズでも、レギンスでもいいです。

 

ガウチョのようなもの場合、わざとコルセットを見せてしまってもいいです。

 

ちなみにこれなら、痩せたいと思っている男性でも、人目につかずコルセットをできるのでおすすめです。

 

っていくか・・・ネットで人気のこのコルセット、欧米人向けだとしたらどう見ても男性用のラインなので爆  笑

 

あっ、あと男性は、コルセットを上下逆に着用していいですよ~!!

 



ダイエットランキング