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こりーさんのブログ

長男と共に37歳でサッカーを始めた父が、サッカー、子育て、ユーチューブや他競技から学んだこと、感じたことをなどをブログに綴っています。
「気づき」や「感じたこと」を伝えていきたいと思っております。

去る10/27(日)灼銅くんは朝からサッカークラブ主催のミカン狩りに参加した。

時々Lineでジャージ姿の灼銅くんの画像が送られてくる。

 

 

本人は都会を離れて、とても元気にミカン狩りを楽しんでいる様子。

 

スポーツをやっていて変に身体が出来上がっているせいか、最近はママからは「ヤングライオン(新日本プロレスの練習生)みたい…」と、評されている…

(ジャージにプロレスTシャツ、立ち姿もサッカー選手と言うよりは、レスラーだ…、感化されたのか周りの子供たちもなぜか相撲を取り始めている。現地で何が起こっているのかはわからないが、世の中にはこんなサッカースクールもあるのだ…)

 

 

本人も楽しんでいる様子だし、私はやることもなかったので、アプリで案内の来た養和ユースVSヴァンフォーレ甲府U-18を見に行った。

 

試合を見て特に印象に残ったのは、FWの9番の選手と左ウイングの攻撃と、センターバックが失点した場面だった。

 

 

自身が印象に残ったFWの選手は、平野真央選手と言うそうだ。

坊ちゃん刈りの選手が多い中、目立ちやすいつんつんした髪型と、試合中も多くの選手が「まお、まお!」と言っていたので、すぐにこの選手だと分かった。

 

(養和のU-18攻撃陣は、「まおまお」「なぎなぎ」と言いながら攻撃する。もう一人のFWは斎藤凪選手で、語呂が良いからかみんな「まおまお」「なぎなぎ」と言いう声がよく聞こえる。

緊張感のある試合と、ゆるキャラみたいな名前が連呼されており、そのコントラストが見ている側からするとちょうどいいバランスだと感じる。

 

関係ないけど、灼銅くんも語呂のいい名前なので、皆からよく名前を呼ばれている。呼びやすかったり、声に出していってみたい名前は、ただそれだけでも魅力である気がする)

 

 

平野選手は、DFに寄せられてからもボールを奪われずにドリブルで前に進んだり、後ろやサイドから受けたボールをキープし溜めを作ったうえで味方に落としたり、スペースへのパスを受ける際や、ルーズボールの球際での闘いの際も、ボールを自身のものにしていた。

 

DFを背負いながらも、すぐにシュートが打てる位置にボールを止め反転しながらのシュートや、DF2人に挟まれている状況でもパスを受けて突破、シュートにつなげているシーンもあった。

 

 

外部からも有力な選手と思われているようで、ユーチューブにはプレイ集の動画が挙がっている。

 

 

↑こちらの動画の様に、手を使う動きが上手い。

 

わたしの見た試合でも上手に腕を使っており、ボディーバランスが他の選手と比べて明らかに優れていた。

 

素人の見立てなので体幹の強さによりボディバランスが良いのか、腕の使い方がうまいのか、それとも前に進む意識が強くあたりを恐れないことでDFが後手に回ってしまっているのかはわからないが、結果的にどのような球際でも当たり負けすることなく、ボールをキープして抜け出せていた。

 

また、動画では足が速い印象であったが、自身が直接見た印象では特別足が速いという印象はなかった。

 

プレイ動画を見ると、走り出しのタイミングや体の向きがいいとか、もしかしたら加速に乗ってからは、脚が早いのかもしれないとは思った。

(↑足の速さとその質については、関係者に聞けば詳細が分かるので、機会があれば確かめてみようと思う)

 

次に印象的だったのは失点シーンだ。

中盤で空中戦が続き相手が押し込んできた浮き球がゴールわきに流れてきた。

センターバックの選手はクリアできるボールだったが、そのままラインを割りそうでもあったためボールにしっかり寄らなかった。

相手の選手が突っ込んできたのだが、センターバックの選手は体ではなく腕だけで相手を防ごうとした結果、腕をはじかれボールを奪われて失点した。

 

「大丈夫だ」と考えてしまった判断ミスなのだと思う。

危険だと判断したときにはすでに対応するには遅く、対応が普及分になってしまったのだろう。

 

技術的には私でもしないようなレベルのミスだが、「このレベルの選手でもそんなミスをするんだ」と直接目にしたことが印象に残った。

 

失点のきっかけになった本人は、ボールの扱いに自信がないので積極的にボールに触らずラインアウトを狙ったのかもしれないが、今回のミスが経験となり次回はしっかりとラインから出るまでボールを体で隠したり、相手ボールになってもクリアをするなど、この失敗の経験をもとに良い選手になっていくのだろうと思った。

 

今回失点のきっかけになった選手も含め、養和のセンターバックはでかい。

個人参加のフットサルでよく合う女性が養和ジュニアユースのママなのだが、「養和は大きい子、好きよ」とよく言っている。

 

実際に灼銅くんの一年下で養和ジュニアに合格した子がいるが、その子もかなり大きめ。上手さで言ったら少年団でも5番目くらいのうまさだったが合格した。

彼よりも上手い子達でもJ下部のセレクションでは全員一次落ちだった。

 

サッカーがうまい人を伸ばすだけでなく、大きい人をサッカーを上手くさせる育成でもポジションや役割によっては、結果が出るとクラブ側は知っているのだと感じた。

 

今回のタイトルのテーマは「サッカーが上手い選手は、手の使い方も上手い」だが、手や腕はあくまでも体を入れるための入り口であって、状況によっては腕を使うだけでは不十分だ。

 

自身がボールを上手く扱うというクローズドスキルだけでなく、相手を抑えたり体でボールを隠したりと、状況に応じた対応も必要になってくる。

 

 

最後に印象に残ったのは、左サイドのドリブラー2人だ。

ひとりは7番の選手だった気がする。もうひとりは4番だった気がするが、とりあえず左サイドの二人が印象的だった。

 

後半戦は私の見ているゴール右側の方にこの二人が攻めてくる形になったので、近い距離で左サイドの攻撃を見ることができた。

 

7番の選手はボールを受けるとドリブルを開始する。

ラインから2mくらい内側でボールを受け、足裏でボールを転がし体の角度を内向きに構えながら相手と対峙する。

 

すると4番の選手が必ずフォローに表れる。

ライン際でオーバーラップをしたり、2人がスイッチしたり、パス交換でボールを受け直したり、ワンツーでの突破、オーバーした見方にスルーパスを出したりと連携し攻撃のパターンはとても多彩であった。

 

7番も4番も互いにドリブラーなのでフォローの仕方やスペースの作り方、ラインぎりぎりでの攻防、ボールを奪われた直誤はすぐに取り返す動きをするなど上手く連携がとれていた。

 

単なる個人技ではない、個人戦術を絡めた二人の連携したドリブル攻撃はアイディアにあふれており、左サイドからの攻撃はことごとく成功していた。

 

この左サイドが危険であるため、7番の選手にはマーカーが二人つくことも多く、結果的に中が空き、平野選手や10番の選手にボールが通りやすくなったり、逆サイドがスカスカになってボールが流れるとシュートチャンスが生まれたりしていた。

 

養和はチームの戦術として左サイドアタックを選択していて、ドリブルと言う個人技がチームの戦術として機能している場面を目にすることができた。

 

(ちなみに左サイドの二人は攻撃では平野選手とともに軸になっていたが、彼らは空中戦では相手と五分だった。

 

高校年代のサッカーでは中盤の空中戦が多かったので、地味だけどヘディングでボールを跳ね返す仕事をしているボランチやセンターバックなどの選手が意外にチームの勝ち負けに変わっている気はした)

 

この左サイドの二人も突破の際には腕を上手く使っており、電車の扉が閉まるのを無理やりこじ開けるかのように、ガバっと両手で相手の肩を押さえる場面も目にした。

 

 

サッカーでボールを保持する際には、脚でボールをコントロールすることに加えて、腕や体でボールを隠したり、相手をコントロールする技術も必要だ。

 

 

最近ドリブルスクールで学んだ足技は、試合では通用しないということや、練習ではうまいのに試合では機能しない選手がいるという記事を目にすることが多い。

 

そういった選手は脚でボールをコントロールするクローズドスキルには優れているが、相手を制する能力に欠けているのだと思う。

 

ブラジルやアルゼンチンなどの南米の選手は個人技に優れドリブルも上手い選手が多いが、彼らは技術として手の使い方を身に着けている。

 

今回紹介した平野選手や7番や4番の選手も、手や腕のを入口にして体を入れたり、手や腕で相手を押さえたりしている。

「ドリブル」というボールを操る技術とともに、腕を使って相手を制する技術にもたけている。

 

「サッカーが上手い選手は手を使うのが上手い」と言う話はよく聞く。

ボールをコントロールできて、周りが見れるようなら、手も上手く使えるようになると、きっと試合でも有効なドリブルができるのだろうなと、養和の選手たちの試合を見て感じた。