近視のニュースから思いついたビジョントレーニングや左右のバランス、クロストレーニングについて | こりーさんのブログ

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長男と共に37歳でサッカーを始めた父が、サッカー、子育て、ユーチューブや他競技から学んだこと、感じたことをなどをブログに綴っています。
「気づき」や「感じたこと」を伝えていきたいと思っております。

先日サウナに入っている最中に見た報道特集で、子供の近視の増加について取り上げていた。

日本人の小学生に近視が増えており7割の子供が近視、中国では8割の子供が近視であったが、現在は近視対策を実施し改善傾向にあるとの内容であった。

 

近視の原因のひとつは見る対象物が近い事で、学習時の姿勢やスマホ、携帯ゲーム機の距離が問題であると言っていた。

(写真は中国国内の近視対策)


もうひとつは、明るい環境で目を使うことで瞳孔調整の力が付くため屋外で遊んだほうがいい。室内は電灯をつけても思いのほか暗く、逆に屋外だと曇った日に校舎の日陰を測ると4000ルクス、天気がいいと12000ルクスと明るい環境であると学生とともに測定器を使って検証していた。

 

そのTV番組の中で日本人眼科医の研究者が言っていたことは、「幸いなことに子供の近視は屋外で2時間ほど遊んでいると予防できる」とのことであった。我々の世代は「最近の子供たちは外で遊ぼうと言って、公園で集まってゲームをしてる、、、」と時代の変化に驚きや呆れたりすることがあるが、屋内よりも屋外でゲームをしていた方が目にいいのでおすすめです。

上記の内容は、私がサウナと水風呂を行き来しながら見ていたので、気になった方はぜひ詳細を調べてみてください)

 

また、私は視力が1.2~1.5と日本人としては非常に良い方なので、スポーツをする上でのアドバンテージになるのかと思た。

しかし、書籍やネットで調べてみるとサッカー選手は矯正視力が良ければいいという結果だったので、目の良さが子供に遺伝ても大きなアドバンテージにはならなそうで残念だ。

 

今回たまたま目の話題を取り上げることとなったので、自身も試したことのあるスポーツビジョントレーニングを紹介致します。

ボクシング金メダリストの村田選手も行っています。

上記は深視力を高めるためのトレーニングです。前後方向のピント調整能力や距離感をとらえる力が高まる。

DFやMFの選手が、奥にいるFWを見たり、奥のスペースとの距離間を的確に測ることに役立ちそうだ。

 

こちらは目の動きをよくするトレーニング。

目の動きが良くなることで、素早く見たいものを目視できる。

 

自身は上記2つの運動で視力を調整する目の周りの筋肉が強くなり見る力が高まるのだと考えていた。しかし、目は元々脳の一部が飛び出てきたものだそうで、眼球運動を行うことで前頭前野も活性化されるとのことであった。

 

自身が取り組んでみて感じたことしては、トレーニングを行うことでその効果以上に視ることを意識する。その結果プレー中に関節視野をより意識することでできるようになった。

元々「見る」は自然に行っていることなので、実際に目の動きが良くなってもあまり気付かないという印象であった。

(地味で楽しくない訓練なので、自分で取り組みたいと思った方が行うもので、やらされてやるとモチベーションが低下しそうな印象がある)

 

また、今回改めてビジョントレーニングについてネットにて調べたことで、新たに知ったことがあった。

スポーツビジョンを鍛える!すぐに実践できるトレーニング方法を紹介 | 速読情報館 (sokunousokudoku.net)

下記サイトにて、

「眼にも右利き、左利きがあり片目を使っていると、視線の傾きや姿勢の歪みにつながる眼のバランスを整えることで、身体のバランスが整い、柔軟性をアップさせることが期待できます」

とある。

 

「片方だけを使っているとバランスが悪くなり、歪みにつながって行く」という現象は、専門的な体の使い方を続ける、スポーツに取り組む選手とにも見られる現象だ。

 

そのため私は、利き足・両足のどちらのスタイルが良いかは別として、怪我の予防等のため筋肉の隔たりをすくなくして体のバランスを保つためにも、ある程度は体の両側を使った運動を行うことが良いと考えている。

 

また、専門的に競技に取り組むと、体の一部分を使うことが多くなるので、特定の個所に負荷がかかり故障につながりやすいとかんがえている。

そのため体をバランスよく鍛えることや、フレッシュな気持ちでスポーツに取り組むこと、また自身の競技のインスピレーションを得るためにも他競技に取り組むクロスとレーニングを取り入れることは有効だと思っている。

 

実際に野球の大谷選手は昨年のシーズン前のキャンプでにサッカーをしている姿が取られており(写真は2016年、2020年)、陸上の100ⅿ・200mで日本記録を出している福島千里選手もウォームアップではバスケットボールを行っているそうだ。

 

このように大人になったプロ選手でもクロストトレーニングを取り入れ、オフシーズンなどにはいろいろなスポーツに取り組んでいる。

成長中の子供たちは特に、怪我の予防やフレッシュな気持ちでスポーツに取り組み続けるためにも、バランスよく両方の体を使ったり、他の遊びやスポーツにも取り組むことが有効ではないかと思う。