自身がサッカーの指導や指導者がいいなと思うことは、意外と旧態依然とした学校の部活や野球の指導での反省がサッカーの指導の根底にあると感じるからだ。
その反動なのか妻と話していると「やっぱ野球は…」という話が多くなってしまい、サッカーの良さを伝える気持ちと比例し必要以上に比較対象の野球指導のダメ出しが多くなっていた。
また、野球というスポーツの保守性もあり、飲酒のみならず喫煙しているコーチ・保護者が多く、練習後に子供たちとしっかりと距離を空けてはいるがタバコを吸っているコーチも少なくない。
失敗に対してげんなりするようなボヤキをし、タバコを吸っている姿を子供に見せる。それが子供たちの大人像になるので、私は親としてそういう環境でスポーツをやらせたくないと思っていた。 ちなみに、地元のチームはとてもポジティブな声掛けで、行き帰りの道中でも喫煙する人はあまり見かけず、とても良いチームが多い。
自分の子供がサッカーをやっている親は喫煙や旧態依然とした指導に賛成でない方も多いので、子供たちのサッカーの場では少し過敏になっている方も多いのかと思う。
下記の動画ではシュートを決めた子供たちにコーチが「もっとよろこべよ!」と大きな声で言っている。女子選手もいるし選手も特に気に留めた様子もないので、実際にはパワハラではなく関係は割と良いと思うが、この部分だけ見るとあまりよくない印象を受ける。
指導者として選手に方法を伝える手段はいくつもあり、言葉で伝える、図や写真動画を使って伝える、そしてサッカー協会でライセンスを取得するためにサッカーの技術が必要な理由として、デモンストレーション(やってみせる)も方法のひとつである。
監督がピッチに入って子供と一緒に喜んだって良いのだ。
だいの大人が子供と一緒になって大騒ぎをしているところなど見たことはないが、
世界の一流指導者ともなると、
厳い指導でよく知られるチッチ監督も、この喜びようだ。
そんな彼なら上部の少年サッカーの監督にこうアドバイスを送るだろう、
「Deveria estar mais satisfeito.(もっと喜べよ!)」
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