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◆◆日経おとなのOFF / 2018年6月号
749円
楽天 |
はい・・・一週間ほど前に寝返りでパキッと筋の音がしまして・・・あれれれー?みたいな。
そうこうしているうちに鈍痛が継続。
ひじ枕をすると鋭痛になり、「これはついに来たか?」みたいに落ち込みまして(笑)
一週間、悶々と加齢の事実と向き合いまして(←大げさなwww)、で、ホームドクターに行ってみました。
なんでも『五十肩』というのは昔ついた名前だそうで、
肩関節周囲炎というのが正式名称だそうです。
https://www.nipro.co.jp/sukoyakanet/44/
(製薬会社ニプロの解説ページ)
アラフォーでなると『四十肩』、
アラフィフでなると『五十肩』というのだと思っていました。
以前、合唱の練習前発声の際に、肩を回す軽い体操のとき、
「肩が痛い人は無理しないでくださいー。五十肩とか四十肩の人もー。」って声をかけてもらいました。
てっきり「へー。」と思ったものですから、
そのまま医者に言ったんです。
(そういえば六十肩って耳にしないなー)
すると先生は『ははは(笑)それは俗説やねん。昔ついた名前で”五十肩”っていうねん。』
私「へ?そうしたら五十歳じゃなくても五十肩?」
先生『そうやで?』
私「四十歳でなっても五十肩?」
先生『そうやで。正式名称は違うけどな。』
私「へー。間違えて覚えてた・・・先生なったことある?」
先生『あるよ?前になったわ。』(先生は同年代)
私「五十歳やないのに?」
先生『そう、五十歳やないのに五十肩www』
私「そうなんやー・・・加齢でなったならもう二度と治らん?」
先生『そんなことないよ。もう先生肩こうやってあがるで?』
私「ホンマやー・・・」
先生『末梢神経とか筋肉の修復して様子見やから・・・B12やな。』
私「えー、ニンニク注射?(私の場合極度の貧血の際にB12も配合してもらって点滴してもらった・・・だって一番大きい注射嫌なんだもん・・・内出血になるときあるし)
あのいきなり口の中ニンニクのやつ?」
先生『あはははwwwあれなwww でも錠剤あるんやで』
私「え、ほんま?またピーナツとかいっぱい食べやんとアカンって思ったー・・・」
(でも、錠剤あるなら、なぜあの頃3か月もつかまって点滴の嵐だったんだろ・・・相当ひどい赤色量の低さだったらしい・・・前代未聞だったそうで・・・汗)
てなわけで、教えてもらいました。
検索すると、上位3件が広告結果、次の二件のうちトップがライオン、次にジョンソン&ジョンソン、その次にニプロ、ついでwikipediaになります。
検索の研究者をしていた身としては、この検索結果の並びに驚愕しました。
ライオンやジョンソン&ジョンソンといえば、一般の人からすると立派で有名で信憑性のあるトイレタリー会社。
でも、医学的には亜性になるんですよね。お医者さんに訊くといつも『製薬会社のを見てね』と言われます。
時々ずぼらして検索しなかったり、結果からこういう事実を見たくなかったり、見つけてもそれでいいか先生に確認します。
それでやっと『あー、この知識は国家試験をとった現役の医師に認定されたから自分の正しい知識として入れよう』と記憶に入れます。
(それゆえ一般の人と会話がかみ合わない気持ち悪さがあるんですよね・・・特に専門領域は。)
で、ライオンもジョンソン&ジョンソンも連例と(プラスの)相関(=正比例の概念感覚)で『五十肩』って記載しています。
ありゃー☆って感じです。
今後私は情報の取捨選択をするとき、いくらグーグルのページランク方式で結果を順位づけされても、製薬会社のサイトしか知識獲得して読まないでしょうし、確認はやっぱり現役のお医者さんになると思います。
年齢やなったことを恥ずかしく思うので(これでも一応女子ですので)、書かないでおこうかと思いましたが、そんな俗説に世の中がなってしまっているんだ、こわいなー、と思ったのでアップします。
また日経おとなのOFFの6月号が待合にあって、きっと私のような日本語を正しく獲得したい人には素晴らしい特集。
先生におねだりしたら8月号があるからいいよー、と。
これでまた日本語獲得しよう。
信憑性かつ専門性の高い言語や概念獲得は、私にとっては至極なのです