前回速いと書きましたが、やはりピッチの取り方が堅く鋭く行く箇所が多くて、
指揮者が
『そこ、楽譜には描いてないけど、概ねマルカーノのつもりで入って!』
『そこ突っ込み気味で入る!そのためには前の音をどう切り上げるのか考えてや!』
とタクトを振りました。
速いわ、変拍子だわ、表情つけるわ、子音のアタック鋭いわ、で、指揮者と同じように片手で小さく拍を刻んで入りを鋭くする事を身体に叩き込んでいたら、
横のお姉さまに『止めなさい

へ?
『目立つの!』って。
私は私にしか解らない暗号で注意点を真っ黒になるまで楽譜に書き込み、即時体現しようとして拍を取ったりします。
頭の蓋を開ける必要がある時には頭の蓋を開けるポーズをします。
声を顔の前、三十センチに集めて、縦の声にするために、実際に顔の前三十センチ前に親指を立てて、親指の爪に声を集める努力をします。
それは各パートリーダーやパートマネージャーが実際になりなさい、と推奨され、むしろ身体の使い方のイメージ作りには必要で良い事だとされています。
その一貫でやっていました。
数小節ずつ合わせていた延長で指揮者がタクトを止めなかったのでそのまま歌いました。
誰かテナーの人おひとりと私だけが続けてしまい(いいんだよね?)指揮者は、
『そう、そういう事』と仰有って初めて、
皆さんが自主的に止めてしまわれた事に気づきました。
拍子を取る手を抑えられた直前の事でした。
それも目立っちゃったのかもしれません。
自分で言うのも何ですが私は超直向きになってしまうので鬱病まっしぐらで危ないのですが、
という事は自分が初心者である事を自覚しているので補習練習も真面目に出るし、そこでの注意も忠実に受けるし、今日は仕事からの移動の時間を利用して、いつも指揮者が言う通りに予習復習をして挑みました。
私の手を抑えたお姉さまは補習に私が出ていた事がわかると『え?あなた来たの?』と何故か驚かれていました。
(なんで無欠席やったらアカンねん)
で、要は全体で歌っている前でたしなめられたのですからその注意こそが目立ちました。
一歩間違うとハラスメントです。
最近お身体の調子が悪く、長年頑張っておられた高音が出なくなってきたところに、声がでるようになってきた私が疎ましかったのでしょうか…
間違えて、というか、タクトが止まらなかったし、リーダーのご指導に純粋に倣っている所作が何故いけないのか全く解らず…
で、帰り際に『ごめんなさいね、いじわるじゃないのよ。ほら癖がついて本番で手を振ったらイケナイから』とおっしゃり帰路を急がれて行きました。
そんな事、誰が本番でするねん




音楽も学会も国際舞台になんども乗ってるわい



私、どこまで、アホやと思われてるんやろか…(T_T)

真面目にやってたら楽譜の初見も出来るようになるし、何やったら読めるようになるまで自分を鍛えますんや



またや



仕事でも合唱でもなんだか勝手に挑まれる



知らんやん




勘弁してよ


