国民負担率という言葉を聞いたことありますか?
言葉は聞いたことがないかもしれませんが、簡単に言えば、毎月働いて得た収入のうち、どれだけ国に召し上げられているか、そしてどれだけ手元に残るかです。


これは、財務省のホームページに掲載されている資料ですが、
●昭和45年(1970年) 租税負担:18.9% 社会保障負担:5.4% 国民負担率24.3%
(祖父母の時代は24.3%とられて、75.7%手元に残っていたわけですね)

●平成元年(1989年) 租税負担:27.7% 社会保障負担:10.2% 国民負担率37.9%
(父母の時代は37.9%とられて、62.1%手元に残っていたわけですね)

●令和6年(2024年) 租税負担:26.7% 社会保障負担:18.4% 国民負担率45.1%
(私たちの時代は、45.1%もとられて、54.9%しか手元に残らないわけです。)


祖父母や両親の時代は、よく自分の生活費を稼ぎつつ、子供を何人も育てて、さらに家まで購入してすごいなと思いますが、同じ金額稼いだとしても、手元に残るお金が、昔と比べて今は少なすぎます><

1年働いたうちの、6か月弱は税金と社会保険料を支払うために働いている。
そんなばかなと思ってしまいますが、国が示している数字です。
本当よりも楽観的な数字を出すことはあっても、本当よりも厳しい数字を出すことはないと思うので、少なくともこれだけ負担しているわけです。


江戸時代は5公5民。5公5民は、民衆からできるだけ搾り取ってかつ一揆が起きないぎりぎりの水準だと聞きます。
そのレベルまでとられて、生活できませんし、将来の蓄えも難しい。

みなさんは、どうしていかれますか?

 

 

これ以上削れない状態からさらに⽀出を減らす⽅法 | corporate-slave77のブログ (ameblo.jp)