関東トカイナカで暮らすアラフォー

散らかった生活をクリアにしたい
そんな想いでブログを綴ります

書き手とブログの紹介

こちら(↓)の本を読んでの考察です。

要約や抜粋ありです。


「親子で向き合う発達障害
〜あなたはたまたま選ばれただけ〜」

クローバークローバークローバークローバークローバー

【発達障害児を育てる4つのポイント】
・困りごと(障害)の程度を知る
・二次障害(※)を防ぐ事が何より大事
※ 発達障害を持つ人の特性が故に、周囲の人や環境に適応できず、二次的に生じる症状や事象のこと。
・将来(進路)を定める
・他者に助けを求められる子にする

クローバークローバークローバークローバークローバー

この本で言いたいことはこの(↑)4つ。

他に気になった&学んだキーワード

・「このくらいは出来て当たり前」という思い込みは捨てる
・具体的かつ小さなハードルと成功体験を積み重ねる
・褒めるのは「できたら」ではなく「チャレンジしたら」
・ご褒美は「達成したら」ではなく、「先に」→モチベーション持続が何より大事
・学習性無力感(※)
※「やってもできない」「意味も分からず怒られる」経験を繰り返すことで、やる気を無くすこと
・子の可能性を見つける
・子どものペースやパターンを掴む
・どこまでできてどこからできないのか理解する
・子どもを理解するには親に精神的、時間的余裕が必要=母にもご褒美が必要
・療育とは、障がい児が医療的配慮のもとで育成されること。医療+保育。発達障害の特性があっても将来困らないように訓練する施設。二次障害の予防にもなる。
・発達障害のある子どもが「定型児」になることはない。特性は目立たなくなることはあっても無くならない。
・特性によらない「親が気になること」はそのうに無くなる。

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ここから、我が子への考察です。

・程度は?

母親はあまり困っていない。
父親は「言うことが伝わらなくて」困っている。本人は、意味が分からずキツく怒られる事があり、気にしている。
また思った通りに事が進まず、イライラしてしまう事が多い。
保育園に通う今、程度は軽度と感じられるが、母の意見。客観的に判断するために、発達相談している途中。

・二次障害

「僕なんか居ない方がいい」という考えが時々浮かぶようだ。
これは、後々二次障害につながる思考パターンに思える。

・進路(将来)

程度が分からないので、現状思い描けず。
今決めるというよりは、選択肢にどんなものがあるのか幅広く情報を集めたい。
「こうさせたい」という親の想いは捨て、子どもの過ごしやすさや希望を重視して選択肢を提示できるようにしたい。

・他者に助けを求められるように。

コミュニケーションに問題がありそう&プライド高めの我が子。
これが一番難易度高そう。
そしてこれが出来ないとなると人が生きるのは難しい。
この点については、スキルやコツが知りたい。

・夫と息子

夫は、
「このくらい出来て当たり前」
「話を聞けないとどうしようもない」
「できないなら脅してでもやらせるしかない」
「特性なんて誰にでもあるもの」
と考えている。
はっきり言って息子の現状を受容出来ていない。
息子は夫が好きそうだが、夫と2人にするとイライラする事が多い。
このままこの関係性を持続するのは二次障害につながる気がする。

我が家の場合、やっと凸凹疑惑に向き合ったところである。
そして私も学び始めたところである。

この本は、我が家のように発達障害と向き合い始めた親が、その子育てマインドや指針を得るのに、とても良質な本だと感じる。

今回のブログでは、ここまで。