1月はとっとと過ぎていきます

10日前の1月5日、
溝の口すくらむ21ホールへ行って参りました






音楽監修・指揮 末永隆一さん
演奏 プロフェッショナルズ・オーケストラ
ソプラノ大隅智佳子さん メゾソプラノ新宮由理さん
テノール内山信吾さん バリトン小林昭裕さん
モーツァルトの才能に嫉妬した作曲家サリエリが
音楽の天才を毒殺しようとするフィクションの物語を
名曲と共に楽しみました。
リムスキー・コルサコフ
・歌劇モーツァルトとサリエリより
『誰もが言う、地上には真実が存在しないと』
・交響曲第25番より『第1楽章』
・歌劇コシ・ファン・トゥッテより『岩のように動かず』
・歌劇モーツァルトとサリエリより『おお、天よ、正義はどこにあるのか』
・歌劇フィガロの結婚より『恋とはどんなものかしら』
・歌劇コシ・ファン・トゥッテより『愛しい人のそよ風は』
・歌劇モーツァルトとサリエリより『この毒が最後の贈り物』
・歌劇ドン・ジョバンニより序曲
・歌劇ドン・ジョバンニより『薬屋の歌』
・歌劇ドン・ジョバンニより『あの人の安らぎは』
・レクイエムより『入祭唱』
・歌劇モーツァルトとサリエリより『あなたは眠るのだ』
・歌劇ツァイーデより『おやすみ、いとしい人よ、安らかに』
小林さんがサリエリに扮し、
毒殺するまでの葛藤を重々しいバリトンで演じ、
モーツァルト役の内山さんは、殺されるとは知らずに
明るいテノールで軽いチャラ男を演じました。
そのモーツァルトとイチャイチャの新宮さんに、
「恋とはどんなものかしら」と「薬屋の歌」聴かせて頂きました

昨年の「パウロ」では、


今回は嬉しかったです

柔らかなメゾソプラノで素敵でした。
Voi che sapete
大隅さんは、モーツァルトの奥様役で、
「岩のように動かず」「おやすみ いとしいひとよ 安らかに」
透明感のある綺麗なお声でありながら力強い

この日の演奏で、2日前に聴いた


毒殺だか病死だか、
モーツァルトの死因は謎らしいですね。
映画「アマデウス」では、遺体を共同墓地に投げ捨てていました。
実際、遺骨は行方不明だそうですから、
今もこれからも注目されるモーツァルトなのに
悲しい末路に感じますが、芸術家とはこうなのかも・・・。
人は生きたように死んでいくと言います。
わが身を振りかえると、不安になりますが

それでも、生きていくのです
