まるで夢みたいで
現実感が全くない今のこの状況。
声を出すことも、ましてや息をすることさえも一瞬忘れてた。
「ユチョン…?」
俺の目を覗き込んで名前を呼んだユノヒョンの声にハッとした。
「あっ……ぇ…」
ダメだ。
一体何から言えばいいのか全く整理できない。
「よく…分かんないよ…っ、ユノヒョン……」
「ん?」
「だって…ユノヒョンは……っ」
ジェジュンヒョンのこと…好きなんじゃ?
咽まで出かかったそれは認められるのが怖くて言葉にできなかった。
グルグルと余計なことを考えすぎて何が本当なのか分からなくなってしまう。
それなのに。
ユノヒョンは言った。
言ってくれたんだ。
俺が死ぬ程欲しかった言葉を
「俺の本当はここにあるよ。ユチョン」
俺の頬に触れる優しい手
求め続けていたもの
「俺が今までも、これからも。ずっと…好きなのはユチョンだけだ。」
真っ直ぐに見つめる瞳から目が逸らせない。
もう
逃げられない。
隠せない。
俺が伝えることはただ一つだ。