ベッドから遠ざかり丸くなったユチョンに視線を向ける。
静かになった室内に響くのは時計の音だけ
まるで死刑宣告でも待つ気分だ。
ユチョン
ユチョン
好きなんだ。
ユチョンのことが
好きでたまらないんだよ。
「…っ……あ…」
そして
丸くなった布団が動いた。
「ユノヒョ……っ」
そっか…。
お前は俺の名前を呼んでくれるんだな
それで充分だ。
お前が俺を呼んでくれたから
俺はもう抑えない。
やっと布団から顔を出したユチョン
その顔はやっぱり涙で濡れていた。
「バカ…。なんて顔してんの」
一体
どれくらい泣いたんだか
鼻は真っ赤だし目も潤んで赤くなって
まるで本当のウサギみたいだ。
なんかもう…
たまらない。
「ひっ…く、……ヒョ、ン?」
目を大きくしてユチョンは驚いた顔をしている。
その瞳からまたひとつ
ポロリと涙がこぼれ落ちた。
その涙を今すぐ止めたくて。
「ユチョン…悪いけど抱きしめる。」
「…え?」
背中にくっついた布団ごとユチョンを力強く抱きしめた。
きっと…
俺はもう止まらない。