もはやファクトチェックが「フェイクの温床」であることは周知の事実でしょう。
こんなもの、信じている人がいるとは思えませんが。
問題はそういうことではないのです。
明らかに「論旨のすり替え」が行われています。
パンデミック条約がそんなに素晴らしいものなら、なぜこういうことが起こっているのでしょう?
それとも、日本ファクトチェックセンターは
「アメリカの議員や州知事は<陰謀論者>だらけ」
と言いたいのでしょうか?
それ、深刻な「国際問題」になりますよ。
SDGsで「多様性」を主張するなら、「価値観の多様性」も尊重しなければいけませんよね。
情報社会・新自由主義・グローバリズムの最大の問題点は、
統一した価値観の押し付け
にあります。
誰もが「金持ちになりたい」「長生きしたい」と望んでいるわけではありません。
極端な話、
俺は感染症で死んでも構わない
という主義を持っている人がいれば、その意思(意志)にも一定の敬意を払わなければいけません。
何度も書いているように、「多様化」とは「種の絶滅を防ぐためのリスクヘッジ」です。
みんなが同じ「価値観」を持ってしまうと、その「価値観の対象」が失われたときに、一度に全滅してしまうおそれがあります。
一つのグループが没落しても、別のグループが代わりに台頭することで、種の存続が継続されるのです。
そのためにも、さまざまな価値観を持った人々がいることが大事なのです。