まったく信じていないくせに・・・

 

実は「オカルト系番組」が大好きなのです!

 

ホラー小説もホラー映画も大好物。

エドガー・ポー、ラヴクラフト、ブラム・ストーカー、メアリー・シェリー、ロバート・ルイス・スティーブンソンといった古典から、「ねじの回転」、「蠅の王」、スティーブン・キングは基本中の基本、ディーン・クーンツ、ロバート・マキャモン、クライブ・バーカー、上田秋成、小泉八雲、柳田国男、「エクソシクト」、「オーメン」、「シャイニング」、「悪魔のいけにえ」、「ゾンビ」、「死霊のはらわた」、「エイリアン」、「遊星からの物体X」、「パラノーマル・アクティビティ」、比較的新しいところでは「ライト・オフ」、「イット・フォローズ」、「ミッドサマー」などなど。

 

むろん「ファンタジー」「フィクション」としてですが。

 

リアル世界でも、若いころには関東近辺のいわゆる「心霊スポット」をあちこち探訪しました。実際、奇妙な体験も幾つかあります。

 

というわけで、UFO(現在はUAPという)の歴史にも、世界各地のUMA(ビッグフット、ネッシー、オゴポゴ、モケーレ・ムベンベ・・・)にも、その道の「愛好家」並みに通じております。

 

 

「科学に詳しいのに、なんで非科学的なものに興味があるの?」と周囲に不思議がられます。

自分では、これを「こながのパラドクス」と称しています。

その辺の複雑ないきさつは、何かの機会にお話しできればと思います。

 

さて、フジテレビ「アンビリバボー」で、新選組絡みの「徹頭徹尾インチキ番組」を放送していたのを、ちらっと見かけました。

 

残留思念?

 

あはは。んなもん、絶対にありません(苦笑)。

そうした概念が、あたかもずっと昔から存在しているかのように言いますけど、オカルト界隈にも流行があって、「残留思念」なんていう言葉は、この10~15年の間に突然出てきたまったく新しい「アイデア」。ひと昔前まで、誰もそんなことは言っていなかったのです。

科学的には「ナンセンス」としか言いようがない。千歩譲って「一仮説」にしても、とにかく矛盾だらけ。制作陣は、自分たちのやってることがまるでつじつまが合っていないのに気づいていないんでしょうね。

しょせんは「単なるバラエティ」「エンターテインメント」だということですか。

 

 

でも、YouTubeや日本“フェイク”センターは、こうした「誤情報」は平気で黙認なんですね。

この問題、野放しにしておくと、実は極めて有害な事態に発展する危険性があるのですけどね。

そのくせ、「ワクチン有害情報」のようにきちんと「科学的根拠」のあるものは、徹底的に叩き潰すと。

ファクトチェックが聞いてあきれるダブルスタンダード、トリプルスタンダードですね。

 

 

最近、「オカルト」と「反ワク」は親和性が高いみたいな提灯記事を見かけますが、実際は「親ワク層」のほうが親和性が高い気がします。

なぜなら「テレビ番組を何でもうのみにする」人たちだから。

「ワクチンさえ打てばあらゆる病気が防げる」というのは、十二分に「オカルト」的発想ですもん。