「マスクは、しないよりはしたほうがマシ」
「多少は飛沫を抑える効果がある(はず)」
重要なのは、その「多少」が何割、何パーセントなのか、です。
仮にも「専門家」を自称するなら、一般人のように「定性」のみならず、きちんと「定量」を用いて議論しなさい。
前回の記事で、安易に「感染を2割抑える」なんていう発言をすると、とんでもない「現実離れ」になることを証明しました。
彼らは、「10人いりゃ、そのうち2人くらいにはうつらないだろう」という極めて主観的な感覚だけで物を言っています。それは「科学者」の態度ではなく、飲み屋にいる酔っ払いののおっさんと何ら変わりません。
マスクが感染を2割(20%)抑えるというのは、完全な「フィクション」であることは、おわかりいただけたと思います(まだの方は、ぜひ前回記事をお読みください)。
もしかすると、20ではなく「2%」くらいは効果があるのかもしれません(それだってすごいことなのですが)。
ただし、それを「数」に置き換えると、「100人当たり2人の感染を抑える」ことになり、まるでインパクトがありません。100人のうち98人にうつすなら、「誤差の範囲じゃないか」と、マスクを外す人が続出するおそれがあります。
なので、盛りに盛って「2割抑制」と誇張しているのです。
ところが、彼らは「べき乗」の威力を知らなかった。「2割抑制」が日々積み重なっていくと、たった数日で現実世界と著しい乖離が生じてしまうことにまでは思い至りませんでした(本当にグラフを作成する「バカ」が現れるとは思わなかったのでしょうねwww)。
また、仮に2%程度の抑制効果があったとしても、マスクの長時間着用から生じるさまざまなリスクと比較検討しなければ、メリット(ベネフィット)はわかりません。
デメリット(リスク)がメリット(ベネフィット)を上回らなければ、マスク着用は「無意味」どころか「害悪」になってしまうからです。
連中は、マスク着用を半強制することで「パンデミックごっこ」の「設定」を保ちながら、「ワクチンもどき」の接種へ誘導しようと懸命ですが、前回も書いたように、
ワクチンに効果があるならマスクは不要
マスクに効果があるならワクチンは不要
であることははっきりしています(正解は「どちらも不要」)。
「フィクション」を創作するときは、絶対にこうしたパラドクスが生じないようにしなければいけません。
したがって、一連のシナリオを描いた黒幕たちが、自分ではエリートだとうぬぼれながら、実際は「絶望的なまでの無能集団」であることは明らかです。
だって、「それはさすがに無理がある」と指摘できる人間が仲間うちに一人もいなかった、ということだからです。
※最近、メディアに「サイエンスライター」を名乗るウサンクサイ連中が登場しているので、くれぐれもご注意を!
彼らは「科学の基礎」をまったく理解していません。
こっちの評判まで傷つくので、マジやめてほしいわ。
さらにおまけ