すべての医療的検査には、「感度」「特異度」があります。

 

100%完璧に診断できる検査などありません。

 

詳細は、本編第3章で書きました。

 

 

(一部抜粋・色付け、下線筆者)

 

 「感度」とは、〈陽性〉を正しく〈陽性〉と判断する精度

 「特異度」とは、〈陰性〉を正しく〈陰性〉と判断する精度

を指す。

 残念なことに、この2つは公園のシーソーのような関係にあり、どちらかを高めると、必然的にもう一方が下がってしまう。

 「陽性者を見つけ出そうとする(感度を引き上げる)」と、ソックリさんまで拾ってしまうため、特異度が下がる。「疑わしきは罰せず」で、感度を下げて特異度を引き上げると、反対に「真犯人」を見落とすおそれが高まるのだ。

 PCR検査の特異度は99.9%、感度は70~80%程度といわれる(後に感度も90%以上との研究結果が発表されたが、完璧に環境の整った実験室レベルの話で、現実には考えにくい)。

 99.9%と聞くと、ほぼ完璧な検査のように思えるが、実際は違う。特に一部のメディアが推奨しまくったように、症状のない人までを対象としたスクリーニング検査では、大変な混乱を招くことになる。

 

 

お時間のある方は、上記記事に計算表を載せてありますので、ごらんください(電卓があれば、誰でも簡単に試算できます)。

「無駄な検査が逆に感染を広げる」ことが一目瞭然のはずです。

 

 

多少なりとも医学を学んだことがあれば、不特定多数を対象にした「スクリーニング検査」に意味がないどころか、よけいに事態を悪化させることは説明するまでもないでしょう(もしわからないなら、医学の道を諦めたほうがいいです)。

 

検査を有効に活用するためには、「事前確率」を上げることが必須。

どういうことかというと、あらかじめ「感染が疑われる人」=「発熱などの症状を呈している人」をより分けて、「確定診断」のために検査を行うのです。

 

確かに、このやり方では「無症状感染者」を見逃すおそれがありますが、そもそも「無症状感染者から他者への感染はない」ことは大規模調査で明らかになっています。

感染拡大に影響を与えないのですから、新型コロナの疫学調査において、「無症状感染者は対象から除外して構わない」と言えます。

 

 

いずれによ、「コロナ禍」を終わらせるには、まず「検査をやめること」です。

 

とても重要ことなので、繰り返し声を大にしていいます。

 

 

無駄な検査を続ける限り、コロナが収束することはありません!!!

 

 

さて、前回ご紹介した「こなが仮説」ですが、少々難しかったのか閲覧数があまり伸びませんでした。

 

できるだけ多くの人に理解していただきたいので、わかりやすい説明をご用意しました。

 

 

ウィルスとは、皆さんの大好きな「カルピス」のようなもの。

 

余談ですが、私は子どもの頃、「友達の家に遊びに行ったときに出されるカルピスの味で、その家の経済状態がわかる」と思っていました。

 

裕福なら甘くて濃い味ですし、そうでない家庭では、半ば透き通った水っぽいカルピスを出されました(笑)

 

さて、この乳酸飲料の「濃度」=「病原性」だと考えてください。

 

初めに「濃縮原液(=ウィルスのオリジナル株)」があり、周囲に分け与えるうちに、どんどん濃度(病原性)が薄まっていきます。

 

目いっぱい広がり切った時点で、最後はカルピス分子を一つも含まない「ただの水」になってしまいます。

 

この様子が、「感染拡大→弱毒化→いきなり収束」にピッタリ当てはまるのです。

 

「ウィルスが病原性を喪失する特異点」とは、「カルピスがただの水」に変わる時点だと思ってください。