4月に見る映画 | cocoro ni neko o

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コロネィの落書き帳

奥さん奥さん!

今you tubeで2週間限定で

時をかける少女が見られまっせ!

 

 

当ブログでも何回も取り上げたかもしれない

時をかける少女。

名作ゆえ何パターンもリバイバルされ

その全部を見てはいないものの(おい!)

大林信彦監督の、原田知世の版が一番!

自信をもって言えるコロネィです。

 

 

前に書いたときも同じことを書いたかもしれないけど

この版の好きなところは

もう今では見ることは出来ない古い日本の町の景色。

 瓦屋根の見渡せる屋上でゴロちゃん(尾身としのり)が

 ヒロインから返して貰ったハンケチを顔に被せてスーハーするシーン! 

 絵的に美しいだけでなく、これでゴロちゃんの気持ちのすべてを表現してて

 本当に上手ですよねえ~!

温室

 未来人深町君が居候している老夫婦の家にある温室が美しい!

 いつかこんな温室を持てたらいいなって見るたび思います。

 温室にある植物、ほとんど名前が言えるし半分くらいは持ってる☆

 でもラベンダーの花期は4月ではないよね?

 あ、温室だから可能なのかな。

 そして温室での原田知世と深町君の歌のシーンは

 たどたどしいながらフレッシュでとても味わいがあります。

 

思春期の目

 主要人物3人はティーンエイジャー。

 すでにキャリアの長い尾身としのりは演技が上手だけど

 まだデビュー間もないヒロインと深町君は素人っぽさがいい意味で残っていて

 ロバート秋山の言う思春期の目なのがすごく良い。

 


 

・・・とまだまだ好きなポイントがあるのですが

きっと平成生まれの人でも何故か郷愁を誘ふような映画なのではと思います。

 

それにしても、子供の時はヒロインに感情移入して見ていたけれど

今は、深町君の居候している老夫婦に感情移入してることに気が付きました。

私があのお祖母ちゃんなら、深町君はふぇりくす師匠。

つかの間かも知れないけど

おばあちゃんはとても楽しい時間を過ごさせてもらってますよ・・・!

現代の何かを採集しに来た未来キャット、深町ふぇり君。