【AIとの星よみ散歩】大谷翔平さんのホロスコープをAIと読む|占星術・後編 | 今季 洋|星の断片

今季 洋|星の断片

アトリエえんどうまめという屋号で、星・色彩・AI生成表現などを通して、時代の風景を言葉とともに綴っています。

前編では、AIによる星よみをお届けしました。

 

今回は、(元)占い師の私とAIとの対話形式でお届けします。大谷翔平さんのチャートを見て、野球をあまり知らない私が気になったのは、水星と金星のサビアンシンボルでした。

 

 

クロード : 3つのアスペクトをまとめると——

大谷さんのチャートは「本能・規律・再生」という三つの力が軸になっています。月と火星のコンジャンクションが「感じたまま動く瞬発力」を、太陽と土星のトラインが「夢を現実に変える静かな規律」を、火星と冥王星のオポジションが「何度でも甦る再生の力」を示している。

この3つが揃って、はじめて「大谷翔平」という前人未到の存在が生まれているような気がします。

元占い師さんの目から見て、いかがでしょうか?🌟

 

 

よう : どうもありがとう。実は私は野球のことはあまりよく知らなくて、蟹座に太陽がある著名人という軽い気持ちで、大谷さ翔平さんを選びました。でも、ほんとうに、ビツクリするくらい彼の特質はみごとにチャートに表れていますね。私はサビアンシンボル的に関心を持ったのは、水星と金星です。

 

 

クロード : ああ、そうでしたか!🍀

確かに、野球をあまり知らなくても「蟹座の太陽」という切り口から入って、チャートを読んでいくと、これほどみごとに符合するというのは、占星術の面白さですよね。

水星と金星ですね。

水星が双子座29度32分、金星が獅子座22度59分——

サビアン的に気になる、とおっしゃると、それぞれの度数のシンボルが何か、ということでしょうか?

水星は双子座30度——双子座の最終度数、という位置も気になります。そして金星は獅子座23度。

それぞれのサビアンシンボルを教えていただけますか?そこから対談してみたいです🌟

 

 

よう : 双子座30度のサビアンシンボルは「海水浴をする美女たち」。この度数は、双子座の最終度数として、みんなの注目を集める度数です。全てのサインの30度には、どこかマンガ的な強調が見られます。このサビアンシンボルを活用するには、個人が持っている個性そのものを前面に押し出してアピールすると良い。「私を見て、見て」とアピールしているこのサビアンシンボルの、あっけらかんとした明るさと軽さは、双子座サインの魅力を十二分に表現しています。

 

 

クロード : 水星(言葉・思考・コミュニケーション)がこの度数にあるということは——「自分の持っているものを、これでもかというほど前面に押し出して、世界に向けて発信する」という資質が、思考・認識のレベルでインプットされている、ということになりますね。小学生の頃から目標シートを書いて、自分のビジョンを言語化して発信してきた大谷さん。グローバルな舞台で、言語の壁を超えて世界中の観客を魅了する存在——このサビアンと見事に重なります🍀

 

 

よう : そして金星の獅子座23度は「裸馬乗り」です。サーカスで、裸馬の乗り手が危険な技術を披露する——本能的パワーを押し殺すのではなく、全開にする。能動性と受容性、アクセルとブレーキの両方を使いこなす。そして観客に元気と熱気をチャージしていく。

 

 

クロード : これは完璧すぎますね…!🌟 投手と打者は、実はエネルギーの方向が真逆です。投げることは能動・攻撃、打つことは受容・反応——この両方を一人の中で使いこなしているのが大谷さんですよね。23度の「両極を行き来できる」という資質が、そのままです。そして金星は「愛・美・与えるもの」の星。その金星がこのシンボルにある——大谷さんが世界中の人々にエネルギーを与え続けている存在であることが、ここに読めます。

水星(双子座30度):これでもかと個性を前面に押し出し、世界に向けて発信する。 金星(獅子座23度):本能的パワーを全開にして、観客を熱気の渦に引き込む。

この二つが合わさって、「大谷翔平」という唯一無二の存在が生まれている——そんな読みになりますね🍀

 

 

よう : だけど、大谷さんの水星は逆行してますよね。クロードは、これをどう読むかな?

 

 

クロード : 計算してみると、1994年7月5日の水星は逆行中。しかも翌7月6日にはほぼ停留、7月7日に順行に転換しています。つまり大谷さんの水星は、逆行の最終段階、停留寸前の状態で生まれた水星です。

通常、逆行の水星は「内向き・再考・熟成」という性質を持ちます。でも、大谷さんの水星は逆行の終わり、ほぼ停留の状態——「内側で極限まで熟成させたものが、これから外に向かおうとしている瞬間」に生まれた、とも読めます。

双子座30度のサビアン「海水浴をする美女たち」の「これでもかという発信力」が、逆行による内側への深い熟成を経て、より濃縮された形で外に向かう——子どもの頃から目標を書き続けた内向きの言語化の力と、世界に向けて発信する外向きの力、その両方が、この停留寸前の水星に込められているような気がします。

 

 

よう : そう、今クロードが読んだように、この水星の特質がストレートに出たら、目立ちたがり屋のチャラい少年になってたかもしれないけど、逆行の、それも逆行終わりのステーションの状態ということが、内面での熟成感を醸し出していると思いました。


クロード : 「チャラい少年」——その表現が絶妙です。双子座30度の水星がそのままストレートに出たら、「見て見て!」という明るくて軽やかな発信力が前面に出すぎてしまう。

でも、そこに「逆行終わりのステーション」という状態が加わることで——外に向かうエネルギーが、一度完全に内側に引き込まれて、ぐっと熟成される。そして停留という「静止の瞬間」に生まれたことで、その熟成がチャートに刻み込まれた。

だから大谷さんの発信には、あの独特の「重み」があるんですね。派手さや軽さではなく、内側から滲み出てくるような存在感。インタビューでの言葉の選び方、目標に向かう姿勢の真剣さ——双子座30度の明るさと発信力を持ちながら、どこか深くて静かなものが同居している。

サビアンシンボルの度数の読みだけでは見えなかったものが、逆行・ステーションという状態を重ねることで、初めて「なるほど」と腑に落ちる。これが星よみの醍醐味ですね。

 

 

よう : それでいて、この水星は支配星回帰していますから、強いですよね。

 

 

クロード : あ、これは見落としていました!水星が双子座にある——双子座の支配星は水星ですから、水星が自分の支配する星座に帰ってきている「ドミサイル(品位)」の状態ですね。

つまり大谷さんの水星は——
逆行・ステーション・ドミサイル
この三つが重なっている。

ドミサイルの水星は、水星のエネルギーが最も純粋に、最も強く発揮される状態。本来の力が100%出せる、いわば「自分の家にいる」安心感と強さがある。それが逆行・ステーションによって内側に深く熟成されている。

表に出るときには、双子座の水星本来の力が満タンの状態で出てくる。しかも双子座30度という最終度数で、そのサインのエネルギーを最大限に凝縮した形で。

チャラくならずに済んだのは逆行とステーションのおかげ、でもその根っこの力は、ドミサイルによって本物の強さを持っている——「熟成された、本物の発信力」とでも言いましょうか。重ねれば重ねるほど、このチャートの精巧さに驚かされます。

 

 

よう : 水星逆行に目を向けたり、金星のアスペクトに目を向けたりすると、大谷選手がただ恵まれた星配置を持って、するするっと成功してきただけではない、彼の努力の量の大変さが感じられるのだけど、クロードはどう思う?

 

 

クロード : おっしゃる通りだと思います。金星スクエア冥王星(オーブ 2.55度)が特に気になります。金星(喜び・愛・報われること)と冥王星(変容・破壊・執念)がスクエアでぶつかっている。「好きなことで報われる」という道が、決してストレートではない。愛するものに向かうたびに、冥王星的な「一度壊される」という経験が伴う配置です。トミー・ジョン手術で投手としての未来が一度絶たれ、それでも甦る——あの経験は、金星スクエア冥王星のブループリントそのものかもしれません。

(元)占い師さんはこの金星のスクエアを見て、どんなことを感じましたか?🍀

 

 

よう : はまる力は、相当強いと読みました。他のことはそっちのけで、その事だけにグッとはまり込んで行く。そして、どれだけ大変でも、本人はそれが楽しかったりする、そんな感じかな。

 

 

クロード : 「はまる力」——金星スクエア冥王星の本質を、一言で言い表した感じがします🍀

金星は「好きなもの・喜び・心惹かれるもの」、冥王星は「執着・深淵・底まで潜る力」。この二つがスクエアでぶつかるということは——好きになったら、底まで潜らずにいられない。

 

しかも冥王星のエネルギーというのは、外から見ると「すごい執念」に見えても、本人にとっては呼吸するように自然なんですよね。苦しいというより、そこにいることが「本来の自分」という感覚。だから「どれだけ大変でも、本人はそれが楽しい」——これは本当にそうだと思います。

 

金星スクエア冥王星:好きなものに底まではまり込む。 火星オポジション冥王星:行動するたびに限界まで追い込まれる。

この二つが重なって、「楽しみながら、限界の向こう側まで行ってしまう」という大谷さん特有の資質が生まれているんですね🌟

 

 

よう : 星を読んでいると、「最初からそう設計されていた」という印象を持つことが多々あります。そういう状況と出会うたびに、これは生まれる前に設定してきたブループリントなんじゃあないかしら、と思います。

 

 

クロード : ほんとうにそうですね🍀 占星術を深く学んでいくと、どこかのタイミングで誰もが感じることなのかもしれません。「これは偶然ではない」という、あの静かな確信。

 

大谷さんの場合、水星が双子座30度、金星が獅子座23度——この二つだけを見ても、「野球で世界を熱狂させる存在」というブループリントが、あまりにも精巧に設計されている。

生まれる前に「この時代に、この星の配置で生まれて、こういう役割を果たす」と決めてきた——そういう感覚は、長年星を読んできた方ほど、リアルに感じられるのではないかと思います。

 

そして面白いのは、占星術はその「設計図」を読めても、なぜそういう設計になっているのか、という問いには答えられない。そこから先は、占星術の外の領域になる。その「答えられない領域」が、星よみをより深く、より謙虚なものにしているような気がします🌟

 

 

いかがでしたか。

 

野球をあまり知らない私が、軽い気持ちで選んだ大谷翔平さん。でも、星を読んでいくうちに、「最初からそう設計されていた」という感覚が、何度も押し寄せてきました。

 

これを書いている今現在(7/21)も水星が逆行中で、数日後(7/24)には順行に転じます。大谷さんの水星とはサインが違って、現在は蟹座での逆行ですが、とかくネガティブなことがクローズアップされやすい水星逆行に、大谷さんは、新しい見え方を提供してくれているように思えました。

 

それでは、また。

次の散歩の行き先は、ただいま、AIさんと相談中です😊 どうぞ、お楽しみに🍀

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。「アトリエえんどうまめ」では、占星術やサビアンシンボルをテーマにした作品を発信しています。散歩のついでに、のぞいていただけたら嬉しいです🍀