オルと羊は、夕暮れの海辺にいました。
空はオレンジ色に染まり、波の音が静かに響いています。
そのとき、海の向こうで何かが光りました。
赤、金、白、乳白色——それらがひとつになって、大きなうずを巻いています。
「あれは何?」オルが聞きました。
羊は黙って、うずを見つめていました。
オルも、もう一度、海の向こうを見ました。
すると、胸の奥が、少しずつ熱くなってくるのを感じました。
どくん。
どくん。
それが何なのか、オルにはまだわかりません。でも、確かに何かが、体の中で動いていました。
生まれる前から、ずっとそこにあったもの。それを、今、初めて感じているのかもしれません。
🔥 オル #12「温海の記憶」、よろしければ続きを読んでみてくださいね。
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この『オルのものがたり』は、「🌱オル ~共創の庭~」の一部です。
ご興味のある方は、こちらの正面玄関から、それぞれの小道を歩いてみてください🌸


