6月15日(月)11時55分、双子座25度で新月を迎えます。
双子座の深まりの中で迎える、新月
今回の新月は、双子座の25度という、サインの終盤に差しかかった度数で起こります。
双子座といえば、風のように軽やかに動きながら、好奇心の赴くままに情報を集め、言葉を紡いでいくサイン。「面白い!」という感覚に正直で、あちこちへと意識が広がっていく、知的な風の性質を持っています。
そして、この新月が起きる25度は、特別な位置にあります。そのサインの中で最も「完成度の高い、結晶化した度数」といわれる場所です。足し算で増やしていくのではなく、引き算でスッキリさせていく——双子座のエネルギーが、ここで一つの純粋な形へと整えられていきます。
広げてきたものを、今度は研ぎ澄ませていくーーそんな場所での新月です。
今回の新月度数のサビアンシンボルは
双子座25度のサビアンシンボルは、「パームの枝を刈る人」という言葉です。
すらりと高く伸びたヤシの木に登り、茂りすぎた葉を丁寧に剪定していくーーそんな情景が描かれています。
ここで注目したいのは、「剪定する」という行為そのものです。
自然のままにしておけば、植物はどんどんと四方八方へと広がっていきます。それはいのちの力そのものでもある。でも、庭師はあえてそこに手を入れ、余分なものを落として、一本筋の通ったすっきりとした姿へと整えていきます。
これは、双子座の知性に対しても言えることです。あちこちへと広がっていく興味や情報を、無駄を省いてスッキリさせる。「制御するパワー」を、自分自身の内側へと向けていく姿勢がここにあります。
「広げてきた言葉や思考を、今度は一本の幹へと整えていく」、そんなシンボルです。
* 『サビアンアート占星術』の解説文は、こちらのnoteをご覧ください →《リンク》
この新月のメッセージ
あなたが最近、広げてきたものは何でしょうか?
情報でも、言葉でも、アイデアでも、人とのつながりでも。双子座らしく、のびのびと広がってきたものたちが、今この新月で、一度整えられるときを迎えています。
全部を持ち続けなくていい。本当に大切なものだけを残して、あとは手放してみること。そのスッキリとした一本の幹の中にこそ、あなたの言葉の、思考の、本当の輝きが宿っています。
剪定は、失うことではなく、磨くことです。
この新月に向いていること
書いてきたものを読み返して、整理すること。言いたいことを、シンプルな言葉に絞り込むこと。情報の断捨離や、SNSやノートの整理なども、この新月にはとても似合います。
「これは本当に必要だろうか?」と問いかけながら、自分の知性の庭を、丁寧に手入れしてみてください。余分な葉が落ちたとき、すらりとしたヤシの木のように、あなたの思考の輪郭がくっきりと浮かび上がるでしょう。
風通しのよくなった双子座の新月から、新しいことばが生まれていきます。
どうぞすてきな新月を、おむかえくださいね🌿
☆ 『サビアンアート占星術』
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2014年から12年かけて書き溜めてきた言葉たちが、 ようやく一冊ずつ、本になりました。
今回の新月は、双子座のサイン。 この一冊を、ぜひ開いていただけたら嬉しいです。



