今回から、AIデイトレ検証システムの制作過程を記録していきます。
作ろうとしているのは、AIにいきなり売買を任せるためのものではありません。
まずはデイトレードの判断をあとから振り返れるようにするための、検証システムです。
デイトレードをしていると、その場ではいろいろ考えて判断しているつもりでも、あとから振り返るのが意外と難しいです。
なぜその銘柄を見ていたのか。
なぜ買おうと思ったのか。
どのシグナルを見ていたのか。
そのあと価格はどう動いたのか。
結果として、その判断は良かったのか。
こういうことを毎回きちんと残しておかないと、勝った日も負けた日も「なんとなく」で終わってしまいます。
そこで、デイトレード用の検証システムを作ることにしました。
最初に考えたのは、実際の売買とは切り離して、デモ売買や仮想ポジションとして記録する形です。
銘柄、価格、時刻、シグナル、AIの判断、想定したエントリー、決済結果などを残していきます。
そしてあとから、次のようなことを確認できるようにします。
- どの時間帯が良かったのか
- どのシグナルが効いていたのか
- どの銘柄で失敗しやすいのか
- AIの判断と実際の値動きにズレはあるのか
- 利確や損切りのタイミングはどうだったのか
最初から自動売買を目指すのではなく、まずは検証です。
特にデイトレードは判断のスピードが速いぶん、あとから振り返る材料がないと改善しづらいと感じています。
その場では「これは良さそう」と思っても、数分後、数十分後にどうなったのかを記録していなければ、次に活かせません。
今回のシステムでは、人間の判断、AIの判断、実際の値動き、仮想売買の結果をできるだけ分けて残していきます。
- 人間が見ていたシグナル
- AIが出した判断
- その後の価格変化
- 仮に買っていた場合の損益
- どこで売るべきだったのか
これらを混ぜずに記録して、後から比較できるようにするのが目的です。
作りながら特に気をつけたいのは、「AIが言ったから買う」という形にしないことです。
AIは判断材料のひとつとして使いますが、最初の段階ではあくまで検証対象です。
AIがどんな場面で強いのか。
どんな場面で外しやすいのか。
見送った方がよかった場面はどこか。
そういう傾向を見るために、まずはログを貯めていきます。
制作開始時点では、まだ完成形がはっきり決まっているわけではありません。
ただ、大きな方向性としては次の流れを考えています。
- デモ売買を記録する
- AI判断を保存する
- 仮想ポジションを作る
- 後から損益やシグナル別に分析する
- 必要に応じてルールを見直す
いきなり実注文に進むのではなく、まずは記録と検証。
そこをしっかり作ってから、どこまで自動化できるのか、どこは人間が判断した方がいいのかを見ていきたいと思います。
AIデイトレ検証システムといっても、最初からAIに売買を任せるものではありません。
まずは判断を記録し、あとから検証できる形にすること。
人間の判断、AIの判断、実際の値動き、仮想売買の結果を分けて残すことで、少しずつ改善できる土台を作っていきます。
このシリーズでは、AIデイトレ検証システムを作っていく過程を何回かに分けて記録していきます。
次回は、まず監視する銘柄をどう選ぶかについて書いてみます。
※この記事は、個人開発している株価・デイトレード検証システムの作業記録です。
特定の銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。
掲載内容は投資助言ではなく、実際の投資判断はご自身の責任でお願いします。
また、実注文機能について触れる場合も、検証・安全設計の考察として記載しています。