さて・・・前回の続き。
デフォルトではコミュ力低い私。
学生時代、女子の急激な掌返しを何度も喰らわされて、すっかり会話の仕方や距離の取り方が分からなくなってしまい『女の子と話すの怖ぇ~よ・・・』とガクブルっておりました。
何か失言しようものなら、もうヒソヒソ・ニヤニヤの餌食でしたしね(;´Д`A ```
以来、女子の集団が怖くて、子どもが生まれてからも、児童館や幼稚園のママさんのグループにビビりまくりでした。
そんな私ですが、独身時代は接客販売のお仕事をしておりました。
地元の劇団に所属して、舞台でお芝居なんぞもやっておりました。
仕事となれば、会話出来るんですよ。ほら、服を売るっていう目的がハッキリしてるし。
芝居は、同じ劇団のメンバーとは、『友達』とは違う繋がりというか『ファミリー』的な?
で・・・ある時期から、コミュ力が上がって来たというか、特定の条件で発揮されるコミュ力の高さが有りまして。
コロンを家族として迎え入れた辺りからの事です。
お散歩に行くようになると、いつも散歩コースで会う人って、自然と仲良くなれるんですよね。
お互いワンコ連れてたり、小さい子を連れて散歩中の方だったり、シチュエーションは様々ですけど。なんかね、ワンコが取り持つっていうか、『わぁ~可愛いワンちゃんですね~!』って所から始まって、動物好きな者同士にだけ通じる波長っていうんですかね?(笑)
何で児童館でお互い子ども連れてる同士だと上手く会話出来ないのに?って思うでしょ?
それがねー・・・児童館は、一緒に居る時間が長いのよ。
ワンコの散歩は、すれ違うだけだったり、方向が一緒でも何時間も一緒に同じ空間で居続ける訳じゃないでしょ。
一か所に大勢で集まってる所がダメなのよね(;´Д`A ```
それから、年取るにつれて、だんだん図太くなってくるのも有るせいか、買い物先や病院なんかの公共の場で、見ず知らずの方と妙に話が盛り上がったりする事も増えてきました。
『この魚、美味しいの?』と突然見知らぬ老婦人から声を掛けられ
『私は、こんな風にして食べるけど、子どもたちが喜んで食べるよ~』と答えると
『じゃ、今夜やってみるわ!』
なんて会話が繰り広げられるスーパーの鮮魚売り場。
またある時は、お祭りの屋台でカキ氷の列に並んでいて、前に並んでる若いママさんと大盛り上がりで長い長い待ち時間を楽しく会話して過ごし、途中通り掛かった娘に
『誰?知り合い??』と聞かれ『ううぅん。今この列で初めて会った(笑)』なんて事も。
そして病院に掛かれば、待合で長時間待たされる間、目の前で愚図る他所のチビッ子にウンザリ顔のママさんに『あー・・・お鼻拭かれるの嫌がるよね~(;´Д`A ```うちの子達もそうだった。大丈夫、すぐ上手に出来るようになるよ、ね~(*´∇`*)←この’ね~’は、子どもに向けて』
と話しかけ、まだお喋りも殆どしてない月齢のチビッ子ちゃんに色々と話しかけるウザお節介風なオバハンになったり。
はたまた、同じ時間帯にたまたま一緒に中待合に居合わせたご年配の方々と、家庭内の愚痴大会を繰り広げていたり。
娘には『コミュ力高っ(;゚Д゚)』と驚かれますが・・・ド田舎のオバサンって大抵こんなモン(笑)
コミュニケーションが高い壁になってしまう背景には、どこか身構えてしまって、深く深く色々と考えすぎてしまうせいで、会話のリズムに乗れなかったり、自分から入って行くタイミングが見えなくて、そう・・・まるで大縄跳びの縄に入る瞬間が上手く出来ないみたいな感じになるからではないかと思うんです。
苦手な事を無理にするのは苦痛ですし、必要に迫られないのであれば、無理に大繩に飛び込んで行かなくても良いとは思いますが、それでも、どうしても飛ばなきゃならない事も有る。
そんな時に、ちゃんと相手に伝わる言葉、伝わりやすい話し方で話せる『会話力』や『日本語力』が備わって居たら、そんなにビクビクガクブルとしてなくても大丈夫!
自信を持って、堂々とお話出来るハズです。
うん。やっぱりどんなに国際化社会になっても、母国語は大事。