先週末に、アマチュア奏者の友人から1本の楽器を預かりました。
イギリス・パックスマン社の20Mという機種。

実はこの楽器、元の持ち主は僕なんです😅

高校3年生時の秋に音楽学校への受験を決めたのですが、自分の楽器を持っていなかったので
(学校の備品でもとても良い楽器だった)
恩師:鈴木孝佳先生の勧めもあり、当時の九州では珍しかった『パックスマン社』の楽器を購入しました。

小学校時代に新聞配達のアルバイトをしていて、その給料を両親が定期預金にしていたので、それを解約して購入しました。
(それでも💰️足りなかったと思います🙇)

ただ、19~20歳そこそこの『若造』には使いこなす事が出来ず(泣)、当時のレッスンの先生にもあまり良い印象を持ってもらえずに、22歳の時に前述の友人にお譲りしたのです。。。

その方は転売もせずにとても大事に持ってて下さっていて(T_T)、数年前にSNSで『再会』し、
楽器の状態を見せて頂きました。

ご本人も「メンテナンスしたいが何処へ持っていけば良いか解らないから太郎さんに預けたい」
とのことでお預かりしたのです。


僕がこの楽器を購入した時に吹奏楽部の指揮者だった鈴木孝佳先生が僕の高校卒業と同じタイミングで高校を退職され東京の2つの音楽学校の講師に着任される事になり、東京滞在時は戸田市のマンションに住まれる事に。

そのマンションのお隣の部屋に住んでいらした金管楽器の修理・改造のスペシャリストさんに、今回の楽器の修理をお願いする事にしました!


伝説的な職人・拜藤さんです。

当時お勤めの会社を去年退職されたそうで、現在はご自宅の工房でお仕事をされています。

昨日の午後、お住まいの最寄り駅・西川口にてお会いし、楽器の状態を見て頂き&当時の懐かしいお話😅を少しだけ(お会いするのは10年以上ぶりでしたが、このご時世、長時間ですと『濃厚接触』になりますし😣)して、

西川口から電車で5分の距離の、学生時代に住んでいた【赤羽】の街に久々に行ってみる事にしました!

~そのお話はまた次回に~