DOCの全国ツアー、長距離移動も一旦は落ち着き、今月は関東近県、そしてサントリーホールとみなとみらいホールでの「大編成」
そしてツアーのファイナルは静岡市・大阪・滋賀に行きます。
その後が舞浜でのジルヴェスター。
DOCは元旦まで続きます。

琉球フィルは12/8に初めての文化庁公演、
「障害者(敢えて平仮名が入りません)の為のコンサート」
が開催されます。オーケストラ単位では文化庁としても初の企画とのことで、会場もバリアフリーの体育館。色や音、様々な事を「想定し」現在は最終の詰めに入っています。
こちらは私はスケジュールの都合(DOCの出番が決まってからこちらの日程が確定したため)が合わず、素晴らしい方にエキストラ首席をお願いしました。

素敵なコンサートになるよう、お祈り申し上げます。

全く別のお話になりますが、私はDOC(オーケストラジャパン)の団員としても故郷を含めて全国ツアーに参加させてもらっています。
有り難いことに殆どの公演が「完売」や「ほぼ満席」に近いお客様に楽しんで頂き、その中で個人的に、またはその方のご紹介で仲間になった、その土地の別の理由で知り合った友人
(FBでも)、
懐かしいお仲間や友人、私がトレーナーとして20年以上関わっている
「全日本医科学生オーケストラ」に参加した全国に居る大学の学生や卒業生の皆さん。
音楽学校時代の仲間たちも我々の公演を聴きに・観に来てくれます。とても有難いです。

ですが批判されることを覚悟で書きますと、
何故か中学・高校と吹奏楽部(団)時代に共に過ごした仲間やその関係の方々、先輩や後輩は殆ど
観て貰えていないのです。
勿論、スケジュールの問題、チケットの価格など、他にも理由は色々あると思います。

よく「あ!こっちに来るんですね。食事しましょう❗️呑みましょう❗️」とは声かけしてくれる
(それも勿論嬉しい)のですが、中学・高校の仲間はあまり「聴きに行くよ!」とは言ってもらえていないのです・・・

去年は浜松で高校時代の系列大学の先輩が同僚とご一緒に。

今年は青森の公演に高校の同級生が後輩や同僚を連れて、先日の沖縄公演2日目に中学と高校両方の先輩がご家族で来て下さいました。

本当に嬉しかった。
ご来場下さった方々は皆さん、終演後に会うと物凄いテンションになっていて喜んで下さっています。皆さん「来年も必ず行くよ❗️こんなに楽しめると思ってなかった」と言われます。

でも僕がホルンの初心者の時から高校卒業までの期間に一緒に頑張り、厳しくも楽しい期間を共に過ごした大切な仲間たちには「現在の僕」を居酒屋だけではなく(笑)コンサート会場でも観てもらいたいなと、少し寂しくなるときがあります。
やはり聴いて下さった方が1人でも居ると、一緒に食事をしてても「是非行くべきだ❗️本当に時間を忘れるほど楽しいよ」
と言ってくれます。

僕が「ガクタイ屋としての勉強を始めた」頃からの友人やお世話になった方々の方が圧倒的に会場に来て下さいます。
(何度か「終演何時ですか?その頃に楽屋口に行きます。呑みに行きましょう」と連絡はくれる方も居ますが、それで実際にお会いしたときに「お客さんどのくらい入ったんですか?今日、仕事は休みだったんですが◯◯◯・・・」と言われ、ああ、コンサートには興味がなかったんだな、と寂しくなったこともしばしば😭😭)

僕は贅沢を言ってるのかも知れません。
僕と「会おう」と時間を作って下さってるのも解るしとても有難い事です。
でも僕とて「演奏家という名のサービス業」
の端くれであるプライドもあります。
遊びに来てる訳ではありません。
(僕は自分はまだまだ「音楽家」「芸術家」とは思っていません。それは自分が評価する事ではないので、「サービス業」としてのプライドを持っています)

長々と「贅沢な愚痴」を書いてしまい申し訳ありません。不快に感じた「関係者」も居られましょう。
でもせっかく10代だった頃から今も続く【絆】は「大人になったからアルコールで」よりも
「あの時に一緒に楽しんだ音楽で」
あり続けたいと思っています。

今日は仕事は勤務校のディプロマ学生のレッスンのみ。そして大切な仲間と夕食会。

気温差が大きいのでいきなり仕事を詰めないようにしていました。
まだ喉の調子は悪いです(泣)