母の葬儀も終了し、初めての喪主という経験もさせてもらいました。
その際に僧侶さんと打ち合わせから始まり色々とお話をさせて頂き、僕自身が大変参考になる話を聞かせてもらいました。

宗派は様々ですが、母は通夜の時点で浄土に到着しており、21年前に既に他界した父の近くまで行ってるというもの。
この世に残ったものは悲しむ事より
「生前の故人の行いに対し感謝すること」
「1日も早く普段の生活に戻ることこそが最大の供養となる」というものでした。

感謝というものは僕が楽器を始めた「部活」時代から何万回も言われて来たことですが、改めて考える機会となりました。

物事には良いことも悪いことも必ず
「対照」があり、「複合要因で結果が出るもの」ですね。

右には左があり、後ろには前があり、明には暗があり・・・・そう、車のホイールナットも「対角線で締めろ」と、むかし父に教わりました(笑)

ネットやSNS上でも様々な意見があり、閲覧者は「選択の自由が増えた」訳ですが、「双方向の意見を聞いた上で自分の言葉や行動にしている」人は、自分に対照的な意見を下さった環境に感謝して述べてる人はどのくらい居るのでしょうか・・・

肯定があれば否定もある、この両方があるから音楽も、世の中も成立しているんだと考えるようになりました。
(最近の世界情勢は物騒になりつつありますが)

僕はよく「自分の意見がない」「外面が良い」と批判されることもありますし、その反面、「フランクで付き合いやすい」と言ってくれる仲間も居ます。どちらにも感謝しています。

と、話がまとまりませんが(泣)
今週から学校が始まりました。レギュレーションが毎年変更され、困惑させられる部分もありますが、学生にはとにかく思いっきり音楽と楽器と向き合う環境への手伝いをしたいですし、「双方向を見られる大人になる」心掛けを学生と一緒に作って行きたいなと思っています。

長々と書きましたが、伝えたかったのはここです(笑)

今年度も駆け抜けます!