2015年に任天堂から発売された「スプラトゥーン」では撃ち合いをするシューティングゲームでありながら街に行って服や靴や武器を買いに行ったり、確かレコードを買いに行ったりすることも出来ました。これは1997年発売の「ゴールデンアイ007」の頃と比べて驚嘆する要素が多くあったと感じられたと思います。


1996年の「ポケットモンスター」でも買い物のシステムはありましたがあくまでモンスターのためという「仕事」のための買い物でしたし、1998年発売の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」や1997年にソニーから発売されたプレイステーションの「グランツーリスモ」もそうでしたし、2005年のセガから発売された「龍が如く」もその色合いが濃かったとは思いました。


1996年以前の「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」からの系譜であったと思います。「スプラトゥーン」シリーズは恐らく「修行中」の段階にあるプレイヤー以外のプレイヤーもプレイすることを想定して設計されたのでしょう。


外を見ますとスポーツ少年団に所属して土日はスポーツの試合で休みの日はザリガニを釣ったり、虫を捕まえたり、山に登ったり、キャンプをしたり、自然の中で遊んでいて街に行ってトレーニングをしたりレコードを探してみたり本を探してみたり芸術を嗜んだり、映画を観たり、外食をしたり、陶芸や盆栽を楽しんだり、ということはしないのは今でもあるのでしょうか?


他のゲームを見てグランツーリスモシリーズは時計の読み方を習った段階のプレイヤーに合わせていてもしグランツーリスモシリーズがフリーロームをするというなら地図の読み方を完全に習得した段階のプレイヤーに向けて作るのでしょうか?2020年の学習指導容量では地図の読み方を完全に習得するのは小学校5年生までと想定されています。しかしながら保守的な人達にしてみたら「そんなゲームはぜんまい駆動のミニカーでやればいい」「自転車に乗って外に行った方が健康に良い」「ゲームというのは容量が限られているのだからすぐ飽きられる」と思われるでしょう。


一方でUBIソフトの「ザ・クルー」シリーズやマイクロソフトの「フォルツァホライゾン」シリーズは “インターネット接続の要求がありますが” 今でも作られています。


それに香川県の条例でゲームの時間が平日60分=3600秒と規定されましたので、設定した速度*15分から20分(900秒から1200秒)で一回転になるフィールドにすればいいのではないでしょうか。時速80キロメートルなら20キロメートルから約26キロメートルで往復あるいは片道、直径あるいは半径というフィールドならいいと思います。それでも「すぐに飽きる。自転車に乗って外に行った方が健康に良い」と言われるでしょうが。


個人的な好みとしては道幅が(2.2+0.2+0.2=2.6)

*6≒18メートルあって、坂が30度以上あって、バンクが30度以上ある道がいいなと思いました。