2026年6月5日(金) 19:00開演 ミューザ川崎
2021年ショパンコンクールの覇者、ブルース・リウ、29歳。
シックな黒の上下に身を包んだ彼は、スタイリッシュながら登場時からすでに若き巨匠の貫禄十分。
とにかく上手い。驚異的なスピードで弾いているのに打鍵が正確で全く危なげ無い。音の粒が揃っていてすべての音が美しい。集中力が凄い。
息をするのを忘れるほどに彼の演奏に引き込まれてしまい、とにかく凄かった…の感想に尽きる。圧倒。
マグリットの絵から着想したという、月と夢とスペインへの旅をテーマにしたプログラム。
リゲティ、ベートーヴェン、ショパン、ラヴェル、ドビュッシー、ベートーヴェン、モンポウ、アルベニス、リスト…という独創的な曲構成。(リゲティとモンポウは初めて知った)
様々な場所へ旅をしてあたかもその景色を見てきたような感覚になった。魔法でもかけられように。
アンコールは3曲
エオリアンハープ
シューベルトの楽興の時
白鳥の湖より4羽の白鳥の踊り(アレンジ?)
いや〜カッコよかったな〜〜
後で調べて知ったのだが、彼は中国人の両親のもとパリで生まれ、6歳の時にモントリオールへ移住。
ピアノを始めたのは8歳とピアニストにしては遅めで、最初の数年は電子ピアノ。幼少期から水泳などのいろんなスポーツをやっていてピアノは習い事の一つに過ぎなかったのだとか。
今もスポーツのほかチェスや囲碁、カートレース(!)が趣味とのこと。規格外だな〜!


