今日は3月3日、雛祭り🎎


私の人生、これまでほとんど雛祭りと

お雛様には無縁。


子供の時には4人姉弟で

私以外は弟が3人、男の子ばかり。


端午の節句には兜が3つ並ぶも

私には雛人形はなし。


母曰く、私の雛人形は無いのではなく

母の実家に置いてあったと言うのだが

私には見た記憶がない。


だからといって虐待されていたわけでもなく

母の再婚やら引っ越しやら

親にももろもろの事情があったから

仕方がない部分もあり、

とにもかくにも我が家には雛祭りは存在せず

5月5日の端午の節句に

「こどもの日」としてひとくくりにされていたような気がする。


それで特段不幸とかは思わなかったけれど、

一抹の寂しさはあったのだと思う。


大人になってから

やっと自分のために小さなかわいらしいお雛様を買った。



旅行先で出会ったホントに小さなお雛様。


当時はまだ自分の内面を軽くする前で

自分のために財を使うことに

とても抵抗があったから

このサイズでも長年の想いを払拭する

自分への大きなプレゼントだった。


でも、大きさに関わらずとても気に入っているので、

私のお雛様への憧れ、欲求はずいぶんと満たされた。


ただ、雛祭りの「お祝い事」と言うものへの憧れがまだ昇華されていないらしい。


女の子の孫が生まれた時には

わーい!お雛様を買える!と内心喜んだのだけど、

お雛様はお嫁さんの実家が買うもののようで

我が家で選ぶことはなくなって、

まあ、それも良し!

これからは毎年お祝い出来るし~♪と

思ったけれど、

初節句のお祝いは両家揃ってしたけれど、

毎年するものでもないらしく

息子たちは夫婦で祝うタイプのようで

こちらにはお誘いはない。


考えてみれば、それが普通なのかもしれないけれど、

私は息子が小さいときには

5月5日には毎年両家を招いて、

息子の端午の節句のお祝いをしていたので

みんながそうするものだと勝手に思っていたから少し寂しい。


さてさて、今思ったのだけど、

このお節句にお誘いがないのを寂しいという気持ちを吐露出来たのは初めてだと思うびっくり


誰かが悪いわけでもないのだから

そんなことは言ってはいけないと

意識的にも無意識的にも

プレーキをかけていたことに

今更ながらに気付いた。


私がそんな風に愚痴を言ったら

息子夫婦を悪く思われてしまうと言う

怖れもありましたね。


私が寂しいと思うのは

ただの私だけの心の内側の問題であって、

誰か悪役が必要になることはないのにね。


やっとホントに自分に素直になれてきたかな。

軽くなってきたね。


ところで、表題の「ささやかな雛祭り」だけれど、

今日は美容室の予約をしていて、

予約を入れた時点で雛祭りだな~と、

ふとした気持ち

何と説明したら良いか言葉が浮かばないけれど、

雛祭りかーと、雛祭りに美容室かー、

みたいな(笑)


それで、今日の朝、

スーパーのチラシを見ていて💡💡💡


今日は母と2人で雛祭りのお祝いにしよう!


なんてことはないのだけど、

スーパーのチラシに載っていた

ちらし寿司を買って、

桜餅も用意しよう!


そう思ったのドキドキドキドキドキドキ


美容室では春になってきたから

大胆にカットしてもらって

イメージチェンジニコニコ


いつもの信頼出来る女性の美容師さん。

しっかり要望を聞いてくれて

ホントに希望のベストのスタイルにしてくれました💕


めっちゃ嬉しいラブラブラブラブラブラブ


その後、母のところへ行って、

今日は雛祭り🎎だから

2人でお祝いモードにしよう!って言ったら、

母の顔がとてもほころんだの音符


きっとね、

これまで聞いたことはないけれど、

母も自分の雛祭りのお祝いをしてもらったことがないのだと思う。


だからきっとね

やり方もわからなかったんだと思うのよ。


ちらし寿司はスーパーのだけど、

桜餅は少し離れたお店に

お散歩がてら買いに行って、

運動したらお腹が空いたと

母は一人前のちらし寿司を私よりも早くに

ペロリと平らげました。


ちらし寿司と桜餅だけで他は日常の物の、

本当にささやかな雛祭りのお祝い。


そういえば、雛祭りには蛤のお吸い物が付き物らしいよね。


来年は格上げしてお吸い物付きにしよう!


今日も一日


良き日キラキラキラキラキラキラ