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コルネットのブログ

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僕は小坂正太郎17歳ごく普通の高校生だ

僕は家にいる。いや僕が住んでた家に来ている

僕は一昨日から祖母の家に住んでいる

母が亡くなったからだ

父は僕が幼い頃に交通事故で亡くなったと母に聞いた

あと祖父は僕が小学校6年生の時に亡くなった

両親がいない僕は祖母の家に住むことになった

母が亡くなって高校を辞めようか悩んだ

寡黙で近寄りがたい雰囲気がある僕には高校に入学してから友達ができなかった

学校を辞めてバイトに専念しようかと思ったが

せめて高校は卒業しようと思った

先々週に母が倒れその一週間後に亡くなったのだ

そう僕が修学旅行から帰ってきた時に母が倒れていたのだ

僕が「ただいま」と言っても返事がなかったのだ

一週間後

今日から冬休みで学校は休み

今日は昼から夜までバイトだった

コンビニでバイトしてるのだが

今日はやたらと客が多かった

そりゃそうだ今日はクリスマス・イブなのだから

コンビニの近くはクリスマスで賑やかだった

祖母の家に帰るには人通りが少なく暗い道を通る必要があった

街灯と自転車のライトの明かりを頼りに帰ってたが僕は祖母の家に帰ることができなかった

そして次の日の朝

僕は誰かに起こされた。どうやら僕は道路の真ん中で寝てたそうだ

そう僕はいつも誰かに起こされてる。いや正確には起こさせて貰ってる

「んー…なんだ涼香か…………」僕は起き上がりながら言った

涼香は中学3年生の時同じクラスだった

涼香は女性と話すのが苦手な僕が相手の目を見て話せる数少ない女性だ

「どーしてこんな所で寝てたのよ」彼女は笑いながら言った

僕は分からないと言いながら笑った

久しぶりに僕は笑った。修学旅行以来笑ってなかった

今日は予定がなかったので近くの公園で彼女と駄弁った

中学時代の話しや高校に入学してからの話

他にも色々な話をしたが母が亡くなったことは言わなかった。言えなかった。

彼女は「彼女はできたの?」と聞いてきた

僕は「俺はいないよ涼香はどうなの?」と答えた

彼女には彼氏がいるらしい

彼女は「何?嫉妬してんの?」と言い、笑いながら軽く肩を叩いた

僕は「してないよ」と言ったがそれは嘘だ

「あれ?正太郎らしいくないじゃん!なんか変わったね」と彼女は言った

僕は中学卒業してから自分が何も変わってないように思えた

「好きだったんだよ正太郎のこと…」彼女は空を見ながら言った

僕は驚きと同時に彼女に変わってしまったと思われたのが悔しかった

「そうかそうか」と言い平静を装った

好きだと言われた事がなかった所為か急に恥ずかしくなった

「ひょろひょろしてて見てるだけで楽しかったんだよ」と彼女は笑いながら言った

「確かにひょろひょろしてたね」僕も笑った

気がついたら夕方になってて互いに連絡先を交換してこの日は別れた

仲良かったのに今まで連絡先を知らなかったのが不思議だった

2日後の朝 彼女から電話がきた

僕は着信音で目が覚めた

「もしもし正太郎?朝早くからごめんね」と彼女は普段より低い声で電話してきた

「あぁ大丈夫だよ」僕は眠そうな声で言った

「今日さ…会えるかな?」彼女の声は少し震えてた

「うん…じゃ9時半にこの前の公園ね」僕は時計を見ながら言った

僕は彼女に何か悩みがあると察した

僕は9時半になると公園に向かった

彼女の方が先に公園に着いてた

「ごめんごめん遅れた」と僕は言いながら彼女の所に行った

「来てくれてありがとう」彼女は俯いたまま言った

二人は公園のベンチに座って暫く何も話さなかった

彼女は僕の肩を掴んで馬鹿馬鹿と言いながら泣きだした

やっぱり何か悩みがあるようだ

僕は彼女の手を肩から下ろし「言いたい事があるなら何でも聞くよ」と言った

話を聞くとどうやら彼氏と喧嘩したようだ

「そうかそうか」としか言えなかった

さらに彼女は語りだした

話を聞くと所謂デートDVというのみたいだ

さらに話を聞いてると精神的暴力や束縛が酷く彼女がそれに耐えられず喧嘩になったみたいだ

僕はどうすれば良いのか分からなかったが「そっか、俺に会ったことバレると彼は怒るんだよね」と言った

「うん…」彼女は顔を俯けて言った

「じゃ電話してね」なんか僕らしくない事を言ったような気がした

「それじゃ発信履歴が…」彼女は不安そうな顔をして言った

「そっかー…じゃー家電でしてね」そう言って僕は祖母の家に向かった

21時半に風呂から上がったら携帯電話が鳴っていた

携帯は2階にあったが着信音が聞こえた

「涼香から電話か?」と呟きながら階段を昇ると僕は階段から転げ落ちてしまったのだ

目を覚ますとそこは祖母の家ではなく電車の中だった

僕はすぐに状況が理解できた

修学旅行帰りの電車で寝てしまい夢を見てたと

こんな夢を見るなんて疲れてるのかな

家に着いて玄関を開けて「ただいま」と言ったが

母は「おかえり」と言わなかった。夢と同じだった