追伸の言葉を並べると

相手の不思議な一面に出会う

本題では言えない些細な気遣いが

数行で書かれている

 

時折 考える

追伸が本題なのではないかと

「ごちそうさま」の後に

食事の感想を告げるように

旅行から帰宅して

旅先の写真を見比べるように

 

だとしたら

追伸から始めれば良いのではないか

それはまさに

現代の通信機能が実現している

挨拶も 感謝も 告白も 約束も

追伸なら若干の寂しさも感じられるが

 

思い思いの言葉を綴った手紙の

追伸は品のある優しさ

僕は秘かに

その返事を待っているのだろう