心から暖かい風が吹くから

間違って咲いた花を見つけた

春のささやきに耳を傾ければ

幸せなんてちっぽけに感じる

 

新緑を思い浮かべながら

泉のように湧き立つ道を歩いた

青春のような門出はないのに

水たまりは拍手をしてくれる

 

時の流れは少し冷たいくせに

春の訪れはなぜか暖かい

土の中から顔を出したのは

冬眠していた僕の優しさだった