街の灯 繕い 歪んだ

振り向けば 色褪せた 思い出の跡地で

 

時代は いつでも

呆気なく 過ぎ去るよ 飛行機の音 聴こえる

 

晩翠の根元から 空を見上げ 追憶に浸ってゆく

枯葉が舞い散る遊歩道 柔らかな風が吹くよ

 

運命 導き 愛した

嵐の予兆のような 蒼茫な空間に

 

あなたは そのとき

飾りのないケーキに 未来の灯りを燈した

 

建付けの悪いドアが軋み 嵐が刻む時間を

窓辺から眺める僕は 孤独に怯えるようで

 

歩んできた道の遠いどこかに 失くしてしまったものを

探し出すことも忘れて 寂寥に涙を浮かべて

 

悲しくなることも嬉しすぎて 愛する人のために

生きてゆく日々にありがとう 柔らかな風が吹くよ

 

 

作詞, 作曲, 編曲 : 平松秀章