お月さま、まんまる 淡く照らす 光と陰

淀んだ空気 曇りゆく星空 でも

お月さま、まんまる 言霊に 騙されたとしても

 

本能的に 追いかけた 目の前の 灯りを

ネオンに 魅せられたら 突然 見失った

 

合わない 波長の中で 悲しみの輪郭 なぞった夜

三日月になる事 恐れたから 降り止まぬ 雨の音

 

お月さま、まんまる 雲の上では いつも そう

壊れた傘を 僕はたたんで いま

お月さま、ねがいを 「変わる事 恐れないで」

 

もう消えて しまえばいい 純情の 政治犯

思い出に 抱かれながら 固唾を 呑んだ

 

逢えない 夜更けの中で 暗闇から 君を描いた

新月になった日は 無邪気 イメージだけで 生きられる

 

お月さま、まんまる 心の中では いつも そう

教えてほしい 僕にだけ ねぇ

お月さま、ねがいを 「変わる事 恐れないで」