昨日、出社の時に見えた美しい富士山。綿帽子がお似合いである。何かいいことあるかな?

 

 

【昨日のビール】

ロング缶:3本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

通勤ウォーキング:〇(16904歩)

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

 

----------

 

2025年2月1日、土曜日の話である。

この日、夕方から予定があったので変態先輩と連絡を取り、午前中にロードバイクで軽く走ろうという約束をした。今の時期は夏に比べて夜明けが遅いのと気温が低いので遅い時間に集合して出発するパターンになる。ウブで真面目な大酒飲みの私にとっては非常に都合が良い。前日に飲みすぎても充分に回復できる時間が取れるからである。

 

変態先輩が昼過ぎに予定が入ったそうなので、この日は8時に全員集合で決定。それではまいろうレッツゴー2匹!変態のその先の彼方へ、2人揃って吉幾三!

 

 

 

私が住む街は多摩丘陵地帯と呼ばれている。日本が高度成長期を経てバブル期へと突き進む少し前の昭和40年代。我々が生まれた頃から東京は人口増加による住宅難が深刻になっていた。東京都心で働く住宅難民をどうにかしないといけないということで計画されたのが多摩ニュータウンで計画であり、その場所に選ばれたのが都心に程近い、我らが多摩丘陵地帯だったのである。

 

自然が溢れるその土地には野生動物がたくさん住んでおり、その中でも一番有名なのがジブリ映画で描かれたタヌキである。「平成狸合戦ぽんぽこ」と題したこの映画は古来からその土地に棲みついて来たタヌキたちの山を人間の都合で森林伐採、開拓してゆく。それをどうにかしてやめさせようと、タヌキたちがあの手この手で抵抗するストーリーを描いたものである。私も子供たちが幼い頃、何度もこの映画を見た。

 

話が逸れた。我らが住む多摩丘陵地帯は丘陵地帯と呼ばれるくらいなのでお金持ちが多い、じゃななかった、給料、でもない、あ、丘陵が多い。丘陵とは、あまり高くはないが平地に比べるとちょっと小高い丘というような意味である。そこにできた住宅街には当然のごとく坂が多い。丘陵地帯に下の方からかどうかはわからないが、どんどんと住宅を建てて行き、上の方まで開発するにはまず最初に道路が必要である。比較的新しくできた道はそうでもない気がするのだが、問題なのは昔からある道のような気がする。何が問題かというと、坂道の斜度が非常にキツいゲキ坂が多いのである。

 

これはあり得ないだろう?というような急な坂道が多摩丘陵地帯には点在する。ロードバイク乗りの変態界隈ではちょっと有名な多摩3大ゲキ坂と呼ばれる有名な坂がある。この日は変態先輩と、そこにチャレンジしてからそのあとポタリングを楽しもうというスケジュールになった。

 

8時ちょうどに出発した私と変態先輩はまず最初にその有名な坂を目指した。通称「百草坂(もぐさざか)」と呼ばれるその坂は、都内屈指のゲキ坂と噂される。最大斜度が25度、距離こそ短く400mほどだが平均斜度は11.4度で最大標高差は45mだ。事前にその坂を登っている動画があったので予習して行ったが、てっぺんまで行くには相当つらそうである。

 

 

よし着いたぞ。ここから出発だ。百草坂の名前の由来は、坂を登りきったところに百草園という日本庭園があるからである。江戸時代、ここにお寺が造られて、そこに庭園もできたそうだ。今は京王電鉄が所有しているのだが私は一度も訪れたことがない。

 

さあ、朝っぱらから、夜、じゃなかった、ヒルクライムスタートだ。坂道を登る時の大原則というものがある。それは最初から飛ばさないこと。ゴールを知らず先の見えない敵を前に、スタート直後から調子に乗っていると必ず最後に地獄を見るのだ。ゼイゼイ言いながらコーナーを曲がり切って上を見上げると、その先にも長く続く坂が目に入った時などは絶望という言葉以外なにも見つからない。

 

また、長い坂が続くと体力がもたなくなる時もあり、これも最悪だ。まだまだゴールには程遠いのに筋力が弱り、ペダルを漕ぐ足に力が入らないのだ。息も上がってしまい呼吸がうまくできずにキツくなる。全身の血液が逆流するかのような身体の異変を感じで「あー、あきらめて自転車降りちゃおっかな?」なんていう気持ちが芽生える。しかし、せっかくここまで頑張ったのだ、ヤッてやる!などと自分を奮起させて目的を果たすのだ。

 

この日はものすごく慎重に進んだ。ゆっくり、ゆっくりだ。変態先輩はあっという間に見えなくなったが気にしない。そんなのについて行ったら自滅、自戒への道へとまっしぐらなのである。私はウブで真面目な大酒飲みなので、初志貫徹、マイペースを崩さなかった。ヤルネ。

 

前日、動画で予習した通りのコースなのだが、そのユーチューバーが言っていた通り、後半からググっと斜度がきつくなる。まるで壁のように見えるのだ。ゆっくりと左右の足に力を入れてほぼ立ち漕ぎのような姿勢で登る。ここまで来たら最後まで行くしかないぞ。逆にここで足をついて止まったら、そのまま真っ逆に反対方向へ転げ落ちてしまいそうなくらい急斜面なのだ。

 

この激斜面を登り切ると右カーブを過ぎて斜度がいくらか落ちる。そうなったらもうこっちのものだ。残った全ての体力を振り絞ってゴールを目指す。

 

 

ドーン!

百草園に着いたぞ!どうだ、まいったか?もちろんまだ開園していないので達成感を味わう暇もなく、次行ってみよー!そのまま百草園の前を通って坂を降りる。

 

 

すると可愛い子牛が恥ずかしそうにこっちを見ている牛舎に出た。ここで採れた牛乳で作られたジェラートを売っているおしゃれなお店が近所にある。なるほど納得だ。

 

 

さあ、今日の目的は達成された。あとはゆっくりポタリングを楽しもう。

 

 

多摩川サガン鳥栖で小休止。残念ながらサガン鳥栖はJ2での初戦に敗れた。まだまだチャンスはある!頑張れサガン鳥栖、負けるなサガン鳥栖!

 

 

toto前のニュージョニーくん。

 

 

トイレ前に佇む変態先輩の愛車。

 

 

第二目的地はここ、二子玉川の河川敷にある壁画だ。

 

 

おしゃれな絵がたくさんあるので撮影会だ。

 

 

変態先輩の愛車と一緒にパチリ。

 

そしてゆっくり帰りながら最後の目的地と定めていた場所へ移動した。

 

 

ドーン!

 

 

黒柳徹子の部屋、じゃなかった、黒子というカフェである。

 

 

変態先輩とド変態先輩が行ってみたいと言っていた店である。

 

 

カフェはシンプルでおしゃれ、ウブでマジメな大酒飲みな私にはお似合いのデザインである。

 

 

一番苦いコーヒーを頼んだ。旨し。店長さん、スタッフの方も非常に穏やかな方たちで落ち着いた時間が過ごせた。変態にもピッタリな店だ。

 

 

では帰りますか。
 

 

お疲れさまでしたー。

 

 

----------

 

 

有無を言わさず迫り来る新年度。

 

人事異動の情報はまだ入ってこない

 

し、しかし、、、

 

本部長様に呼び出されて、何かがある予感だと伝えられた

 

ついに私の在宅勤務環境が終焉を迎えることになりそうだ

 

クソーッ!

 

いや

 

いや、まだ確定ではない

 

正式には何も聞いていないのだ

 

だから気にしない

 

気にしないのだよ!

 

ああ、気にしない

 

気にしてなんかいない!

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

今宵は不安な何かを紛らわすように

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。


 

 

【昨日のビール】

ロング缶:2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

相変わらず毎日よく飲んでいる。

 

----------

 
2025年1月29日、水曜日の話である。
 
私の仕事は在宅勤務で全てが完結する内容である。たまに出社して人と会ったり事務仕事などをする必要がある日もあるが、それ以外はテレワークだ。私は天才級の才能を持った怠け者であり、面倒くさいことが大嫌いである。その中でもワーストワンと言っても過言ではないものに「電車通勤」が挙げられる。朝や夜に見ず知らずの人達の前や後ろに並んで電車を待つ。ホームに到着した電車にぞろぞろと列をなして入り込み、運が良ければ座れるし悪ければ立っておかねばならない。入り口から入ってすぐ、ドアの両脇が開いていたら多少ラッキーだ。立っていながらも、座席の側面に寄りかかった体勢で少しは楽になれるのだ。
 
その様なラッキーな場所が空いていなかったら、なるだけ車両の中央の方に行って、つり革を掴む。出入口近辺に立っていると途中の経過駅に止まるたびに人の流れに左右されたり、混雑してくると押し付けられたり、体当たりされたり、酷い時にはエルボーなどを背中に喰らって「なんだコノヤロー」などとトラブルに発展しかねない。現に血の気が多かった若い頃は何度もそのような場面に出くわした。満員電車は人格破壊装置なのである。
 
その様な辛い思いをしたくないので、歳を取るごとに朝だけは早い電車に乗って少しでも人が少ない時間帯の車両を選ぶようになった。若い頃は早起きなんてできっこなかったのだが、子供が生まれて中年と呼ばれる歳になると、それが苦でなくなってきた。早い時間の電車に乗ればかなりの確率で座れることが分かった。ラッキーである。
 
しかし、帰りの電車はそうはいかない。空いている電車に乗るためにわざわざ遅い時間の電車に乗るはずもない。そして東京は終電が近くなると逆に車内は混雑してくる。一刻も早く自宅に帰りたい私はやってきた電車に飛び乗るのだが、ほぼ100%の確率で混んでいる。それも自宅最寄り駅までだ。多少は人が少なくなるのだが、途中の駅からも人が乗って来るので、つり革につかまった私の目の前に座っている人が降車する時くらいしか座席に座ることなどできない。過酷な戦いが毎日繰り広げられるのだ。
 
それが嫌だったからという訳でもないが、私はいい歳こいて転職をした。当時、これから定年までの長い間、このような人格破壊装置に毎日揺られて生産性の全くない無駄な時間を過ごすこの通勤に我慢できるのか?私は「ノー」と答えた。もちろんビールの神様に対してだ。
 
転職した職場は私が住む街からすると方角的に都心とは反対方向に位置する。なので最寄駅から乗る電車はいつもガラガラで100%座れるのだ。グヒヒ。早い時間に家を出るのはもう習慣になっているので、時間帯のせいもあるだろう。その電車は乗り換えが発生するので一度改札を出て違う路線に移るのだが、そこから出発する電車は当駅始発のモノがたくさん出ている。なのでこちらも100%の確率で座れるのだ。私はあの忌々しい人格破壊装置である満員電車から解放された。なんて素晴らしいのだ。
 
転職すると同時に世の中はコロナ禍へと突入していった。会社は幸運にもその直前のタイミングで子育てママさん達に在宅勤務を推奨するようになったばかりだった。そしてその環境を利用して、今度は社員全員がテレワークできるようになっていた。私は満員電車から解放されるどころか通勤という行動から解放されたのだ。
 
その後、紆余曲折あったが私は在宅勤務をしぶとく要求して今に至る。会社は私のことをかなり良くない社員と思っているようだが気にしない。だってその通りなのだ。グヒヒ。そんな私もついに4月から人事異動となって出社中心の業務につきそうだという噂が舞い込んできた。クソーッ!しかし、あくまでも噂。まだ決まったわけではない。ウブでマジメな大酒飲みの私はこの命が続く限り、しぶとくこのテレワーク環境を主張していくことをここに主張する。
 
また話がそれた。この日は2025年1月29日、水曜日だった。この日、私は研修を受けるために出社する必要があった。研修会場は会社から電車で30分ほど離れた場所にある。ただしこの日は現地へ直行が許され、開始が普段より30分遅い9時半からというお達しがあった。ラッキーである。参加するメンバーには知り合いが多く、午前中のアイスブレークと称した自己紹介では私のトークセンスが冴えわたった。わたった、、、
 
在宅勤務至上主義者の私なのだが在宅勤務時は1日1食主義者でもある。朝と昼は何も食べず、夜の晩酌時に私が持っているすべての欲望、および全生涯を捧げるシステムだ。テレワークは通勤がないぶん消費カロリーが減少するのでそのようにしているのだが、出社した時はそんなことはしない。午前中の研修が終わったら他の誰よりも素早く財布を懐に入れて研修会場を出た。
 
「さて、何を食べようかな?」
 
ウブでマジメな大酒飲みの私は徒党を組むことを好まない。いつも飢えている一匹狼なのだ。コンビニ弁当でも食べるか、などと考えながら一人で歩いていると私と同じ歳の同僚が私の横を通り過ぎた。たまに飲みに行く仲の良い社員である。
 
「何食べるんですか?」
 
私がそう聞くと彼が答えた。
 
「ここに来たときはココ壱番屋に行くと決めているんです」
 
何と素晴らしいアイデアだ!私もすぐに乗った。それでは参ろうレッツゴー2匹!カレー大好き黄レンジャー、ココ壱番屋へ、吉幾三!
 
土地勘のない街に来て、酒を飲んだりご飯を食べる店を探す時間ほど無駄なモノはない。彼はそのような趣旨のもと、この街に来たらココ壱番屋に決めているそうである。さすがだ。そして最近デカ盛りづいている私にとってもココ壱番屋は好都合だ。辛さやご飯の量が自分で決められるシステムが導入されているからである。

 

 

ドーン!

私が頼んだのはこれだ!ハンバーグカレーの辛さは普通、ご飯500gである。一緒に来た同僚が驚いていたが気にしない。私は昼にカレーのデカ盛りを食べるのと、夜に旨いビールを飲むために日々精進しながらストイックな生活を送っているのだ。特にビールに関しては誰にも何も羽生、じゃなかった、譲れないぞ。ないぞ。

 

と言いながら、500gのカレーライスは食べるのが結構大変だった。秘密戦隊ゴレンジャーの黄レンジャー、はたまた、ビジーフォーのウガンダばりにモリモリムシャムシャ食べまくってお腹が膨れた私は、汗を拭き拭きお会計に並んだ。そして金額を見た私はその汗が冷や汗に変わるのが分かった。結構高いのね。1000円でお釣りがくると思っていた在宅勤務至上主義者であり1日1食主義者のウブでマジメな大酒飲みの私は庶民派でもあった。

 

午後の研修は眠気に襲われること必至と思われたが、私の大嫌いなグループワークなどが行われることによりその心配は無用だった。私のアイデアがここでも冴えわたり、キレッキレの発表をする我々のグループは、他グループ、および講師から酒、じゃなかった、注目を浴びた。そして研修が終わったらお待ちかねの、、、

 

 

ドーン!

懇親会である!私はこのために今日一日を乗り越えたのだ。よくやったぞ、私。自分で自分を褒めてあげるのだ。

 

と、あれ?

ちょっと待てよ。

なんだそれ?

おい、何かの間違いだろ?

ふざけんなよ。

どうなってるんだ?

 

デリバリーでたくさんの料理が会場に運び入れられるのだが、そこには非常に重要であり、それこそが全て、平和、愛、生命、絆、とか、そのような階層に位置すべき人間にとって大切なもの、そう、お分かりだろう、ビ、ビールがないではないか!!!

 

この研修会場はアルコール禁止という前提があったのだそうだ。誰だ?こんなみみっちい、懐の浅い、器の小さな人間が運営する会場を選んだのは!私はその張本人を呼び出し、正座させ2時間に及ぶ説教、糾弾、つるし上げ、拷問、魔女裁判、不当判決、極刑、賄賂、恩赦、示談、金銭的解決を経て、次回はお酒が飲める研修会場を選ぶか、懇親会を別の場所で開くという確約をとった。

 

酒がないのに食べ物だけは非常に多かったので、私にとっては本当に拷問のような懇親会だったのだが、いっこうに減らない食べ物がなぜか我々のテーブルに集められる動きがみられる。どこからか、私が大食いだということを聞きつけたようで、その様な流れになったようである。ピザやパスタなど余ったものをどんどんと平らげて女子社員などから「スゴイ!」なんて言われた私が調子に乗らない訳などないのだ。数人いた大食い社員で全てをたいらげて会はお開きとなった。

 

アルコールのない、虚しい懇親会が終わったあと。理不尽な満腹感だけが私を包むのだが、やはりどうしても納得できない。これはおかしいぞ。懇親会で酒が出ないなんて、神により引き起こされたビッグバンでこの宇宙が出来上がって以来、聞いたことがない。あり得ない、許されざる事象、これはもう犯罪、しかも凶悪犯罪である。義憤に駆られた私はこう叫んだ。

 

「お腹いっぱいだけど、飲みに行きますか!」

 

「ウォーッ!」

 

研修に参加した社員が呼応した。

 

 

ドーン!一緒に炭火焼鳥屋まで来てくれたのは昼食を一緒に食べた同僚だけだった。決して私が会社で嫌われているわけではないということは言っておく。

 

 

とりあえず、プレモルで良かった。

 

では、乾杯ッ!

ブハーッ!

旨い!

 

しかし、お腹が膨れているのでそうそう食べられない。

 

 

とりあえず、御新香。

 

 

あと、大好きなハツを。

 

 

おっ!酔っぱらったらお腹もすいてきたぞ、どんどん頼みましょう!

 

 

スモーク三昧。

 

この後は日本酒やら焼酎に切り替えていつもの泥酔街道まっしぐら。酔った勢いで本部長様にこの飲み会の領収書を切ってくれと頼んだらOKが出た。やったぞ!それ、どんどん吞むぞ!ヒャッホイ!

 

酩酊、泥酔至上主義者の夜はこのようにして更けて行ったのであった。

 

メシツブ、メシツブ。

 

 

----------

 

 

最強寒波がやってきているそうだ

 

東京は晴天の日が続いているのだが確かに気温が低い

 

昨日、夜に出かけたら頬をかすめる風が剃刀ではないか?と思うくらいだった

 

まさしく寒さが痛いと感じたのだ

 

でも、、、

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

だからといって

 

こればっかりはやめられない

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。

 



 

 

【昨日のビール】

ロング缶:2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

 

----------

 

2025年1月26日の日曜日。

この日は忘れられない日となってしまった、、、

 

私には高校生になる息子がいて、部活でサッカーをやっている。サッカーを始めたのは幼稚園のサッカースクールからなのでずいぶん長いことやっているものだ。小学校に上がった息子は4年生になった時、練習ばかりで試合がないスクールにモノ足りなさを感じたようでクラブチームに入りたいと言ってきた。当時、私はファミリーキャンプにドはまりしていた頃で、土日はチャンスがあればキャンプに行きたいといつも思っていた。息子がクラブチームに入ると土日は試合か、それがなくても練習になることが分かっていたのであまり気乗りしない。なので楽しいキャンプに行けなくなるぞと、なんとなく言い続けたのだが息子の意思は固かった。家族とのキャンプよりもサッカーを選んだのだ。

 

土日のキャンプにほぼ行けなくなった私はガッカリした気持ちの方が大きかったのだが、いざ我が子が試合に出るとなると、これが楽しみで仕方がなくなった。言ってみれば毎週末が運動会でリレー選手に選ばれた息子を応援するようなモノで、キャンプと同じ、いや、それ以上に楽しい週末を迎えることになった。

 

息子が入ったクラブチームは地域で一番強いチームだったので選手もたくさん在籍していた。40人近くいた気がするのだが、その中で息子はAチームとBチームを行ったり来たりするくらいの実力だった。選手が多い分、親もたくさんいるのだが、その中でも試合の観戦によく行く親はなんとなく決まっている。もちろん私は毎週のように試合観戦、試合がない日は練習見物出かけたのだが、私と同じような頻度で顔を出す親がいた。その親の子供はいつもAチームで活躍するクラブの中でも中心的なメンバーだった。しかもその親も保護者代表といった感じで親たちの中心的な存在である。そしてその人とは今でも仲良くしているのだが、それが誰かというと、何を隠そうなんとあの、ド変態先輩その人なのだ。

 

 

私が2年ほど前からロードバイクを始めたのだが、ド変態先輩は私よりもずいぶん前から乗っているということを知っていた。なので私がド変態先輩にロードバイクに乗り始めたという話をしたら早速一緒に走ろうと誘ってくれたのだ。それ以来、一緒によく走ってくれるサイクリング仲間になったのである。ド変態というのは激坂をこよなく愛し、辛くキツいサイクリングに出かけて、そこを制覇することにシアワセを感じるという異常な精神、趣味、傾向があることから名づけられている。

 

2025年1月26日の日曜日に話を戻す。この日、私の息子が通う高校とド変態先輩の息子が通う学校間でサッカーの練習試合があるということが分かった。事前に知った我々は、試合会場まで一緒に自転車で行って、それから観戦しようという約束をしていたのである。

 

私はその日の前日、群馬県は高崎に行って帰りの時間が何時になるかわからなかった。遅くなる可能性もあったので、二日酔いになっても大丈夫であろう時間である9時に待ち合わせすることで合意した。場所は近所のコンビニだ。

 

朝、無事に起きれた私は出かける準備を終えて時間通りコンビニに到着した。すると、、、

 

 

あれ?自転車が1台多いぞ。なんと、ここへくる途中、偶然にもド変態先輩が変態先輩に会ったそうで、一緒に途中まで走ろうという事になったそうなのだ。ややこしいが、変態には「ド変態」と「変態先輩」の2人がいる。ドがつくかつかないかなのだが、最近はどっちもド変態になっているので名前で区別できなくなった。

 

いつもはその変態たちに引っ張られる形で走ることになるのだが、今日の目的地である試合会場は私がよく行くサッカーグラウンドだったので、逆に私が変態たちを引き連れて走ることになった。これがよくなかった。

 

グラウンドまでの道のりはというと、いつもゆっくり走るコースなのだが、今日は変態2人が後ろから追ってくるので、なんとなくペダルを漕ぐ足に力が入る。いつもより1.3倍増しくらいのスピードで巡航していた。そしてその時、事件は起きた。

 

時速25キロくらい出ていただろう。変態2名を引き連れた私は明らかに調子に乗っていた。どんどんとスピードを上げて快走していく。そのうちに、もっとスピードを上げようとして体勢を変えるためにハンドルを持ち変えた。ブレーキに指をかけていたのをやめてドロップハンドルの上部を握ろうと両手を離した。と、その刹那。

 

ズドンと下からタイヤを突き上げる強い衝撃を感じた。私の両手は自然とハンドルの無いただの空気を掴む形になるので手応えなど全く無い。そうなるとどうなるかというと、当たり前だが自転車のコントロールが全く効かなくなるのだ。私は前傾姿勢をより前傾にして、顔をハンドルにぶつけそうになった。サドルは非常にたかくしているので両手を地面の方に勢いよく降ろし、うなだれるような格好でスピードはそのままに頭の方から道路の左側へ勢いよく突っんだ。

 

「ガシャッ、バキバキ」

 

何が起きたかすぐには分からなかった。見えるのは樹の小枝とたくさんの草、その上に自転車が横たわっており地面と自転車の間には私の太ももが見える。そこでようやく自分が置かれた状況を把握した。落車したのだ。

 

「大丈夫ですかー?ちょっと自転車を動かすので足をよけますねー」

 

すぐに変態先輩がやって来て声をかけてくれた。

 

「大丈夫でーす。いろいろヒリヒリしますが、、、」

 

自転車を安全な場所に移動してくれている変態先輩に、私は精一杯の大丈夫アピールとしてそう答えた。感覚的に骨には異常なさそうである。ゆっくりだが立ち上がることができたし、激痛などはどこにも感じない。強いていうなら顔のあちこちがヒリヒリするくらいだ。ド変態先輩もやって来て気遣ってくれる。

 

「あー、顔をあちこち擦りむいてますねー」

 

そう言われた。なるほど、左頬側で口のすぐ横あたりと鼻頭が痛い。特に鼻の方は痛みを強く感じる。

 

「あー、血が出てますよ」

 

ド変態先輩がそういうので鼻を触ると指先がに血が付いた。幸い流れるほどの量では無いが、持って来たハンカチで拭かないと鼻の頭にある赤い点が広がっていくのが分かった。

 

「どうします?今日はもうココでやめておきますか?」

 

変態2人がそう言うので、そうしようと思った。今はまだ気も張っていて痛みがそれほどでないが、どこを打っているか分からない。間違いなく首は激しく捻っている。尻も強く打っているだろうし腰も鈍く痛い。太もももなんとなく打ったような気配がする。

 

私が突っ込んだ場所は不幸中の幸いなのか、サイクリングロードに点在する植え込みのある場所だった。もう少し先だったら鉄柱にぶつかるか、それを越えてサイクリングロードの3メートルほど下にある道路に自転車ごと落下してしまうはずの所だった。想像しただけで恐ろしい。そして季節も味方してくれた。寒い冬場なのでサイクルスーツにウィンドブレーカー、グローブもきちんとつけていた。ヘルメットはもちろんだが、サングラスは小枝が目のあたりに突き刺さるのを防いでくれただろう。

 

落車した原因は植え込みの中に伸びる大きな樹の根っこが成長しすぎてアスファルトを10cmほど持ち上げていたのだが、そこに乗り上げたと同時に私がハンドルを握りかえたのでこのようなことになった。タイミングが悪すぎたのだ。

 

あとで考えたが、政治家や俳優がロードバイクで落車し、人生を変えざるを得なくなった話を知っているが、それも今回私が体験したような些細な原因で起きたのだろう。非常に恐ろしくなった。

 

 

とりあえず、ケガは一見大した事なさそうだし、息子の試合は見たいのでそのまま進むことに決めた。それを聞いた変態先輩が少し曲がっていたハンドルについているシフトレバーとサドルを手際よく直してくれた。

 

 

この日も美しい富士山。

 

 

怪我は大丈夫だろう。

 

突っ込んだ場所がアスファルトなどではなく植え込みだったので自転車もほとんど無傷だ。私は本当についているのだ。

 

その日の試合は息子チームが大勝した。しかしド変態先輩の息子が足を捻ってしまい途中で病院に行くことになった。いやはや今日は何ともトラブルがよく起きる日である。

 

 

帰りの富士山観測所。

 

 

朝とは違った顔を見せた。

 

 

とりあえず帰ってから傷の具合を見ることにしよう。

あれ?

おや、待てよ。

 

もしかして、あれは、、、

 

 

さ、詐欺集団だーーーーーーッ!

 

 

ここがその落車した現場。向こう側から走ってきて写真中央にあるアスファルトが盛り上がった部分でコントロールを失ったのだ。

 

 

気が付いたらこの中に潜り込んでいた。奥に見えるのはコンクリートで覆われた鉄柱である。恐ろしや―。

 

帰宅すると娘にこっぴどく叱られた。もう自転車はやめなさいと言われたのだ。やめるわけないけど。妻も大きなけががなく無事を安堵するとともに、自転車はやめた方がいいかもねと言った。だから、やめるわけないのだ。

 

息子にそのことを話すと「やめなくてもいいと思うけどね」と、一人だけ味方してくれた。さすが息子。まあ、妻、娘、息子の誰がさすがなのかは分からないが、私でないことは確かのようである。これからは、自転車の乗り方もしっかり考えねばならない、老い先短くなるジョージクルーニー似のウブでマジメな大酒飲みである私に起きた重大事件の話なのであった。

 

 

----------


この落車からずいぶん時間が経った

 

顔の傷はキズパワーパッドのおかげで早く治った

 

しかし私の高い高い鼻の頭に負った傷は深かったようで

 

治りが遅く跡が残ってしまった

 

まるでブラックジャックのように

 

そしてまだまだ首が痛い

 

おそらく軽いむち打ち状態になっていると思う

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

これはやはり

 

アルコールで麻酔をかけてあげるしかないようだ

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。