カバー写真は知人が台湾に行った際、おみやげに買ってきてくれたビールの写真である。旨し。

 

2026年9月5日の土曜日。

 

この日は月に一回の大酒飲み定例会の日であった。ただただ昼間っから大酒を飲みたいのだが、ただ飲みに行くだけだと家族や親族、ご近所および社会全体に対して少し気が引ける。なので大酒飲みは大酒を飲む正当な理由を探すのである。誰に対しても「あ、そうだったんですね」と言われるようなごく自然な理由である。

 

そこで考えついたのがバンド活動なのである。大酒飲みブロガーのLotusさんはベース、大酒飲み悪友のT川氏はギター、大酒飲みドラマーY氏も見つけてきた。大酒飲みプロモーターのO場氏も一緒である。私はいつ、どの時代においてもスーパースターであり、そのように生きてきたので、歌って踊れて楽器もできる天才サラリーマンなのである。臨機応変にいろんな楽器や唄を奏でるのだ。半分嘘だが半分本当でもある。

 

前回の大酒飲み定例会は約一か月前の事だった。

 

 

その日、ビールのうまいパブでハプニングが起きた。私が大酒、特にクラフトビールを浴びるように飲んで判断力という漢字が読めないくらいに酔っていた頃、こともあろうか、Lotusさんとプロモーターがナンパしてきた人物を突如私に紹介してきたのだ。その人は残念ながら男の人だったのだが、我がモスバーガーズにボーカルとして迎え入れようという話だったのだ。メンバー全員ベロベロベロンチョなタイミングでのニューボーカルの話を全員で「イイじゃないですか!」なんて、無責任なことを言って、次回の大酒飲みスタジオに招待することにしてその日は別れた。

 

翌日以降、そんな新メンバーの話などすっかり忘れて日常を送っていたのだが、突然見知らぬ人から私宛にLINEが入った。例のニューボーカルからである。

 

「次回、よろしくお願いします!」

 

ムムッ!

だ、誰だ!?私は無くした記憶を取り戻すため、スマホにある、その人と会話した日の写真を見返した。おお!なるほど!そんなこともあったな。などと感心している場合ではない。いやあ、困った。現在、新メンバーなど実際は探していない。仲良し大酒飲み連中が集まってスタジオに入るということを理由にして、大酒が飲めればそれでいいのである。ナンパしてきたその人が歌がうまくて私たちと気が合えば良いだろうが、ほぼ記憶がない。「とりあえず会うだけ会いましょう。」そう言って、次回のスタジオに多少の暗雲がかかっているのをごまかした。

 

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そして当日。今にも降り出しそうな空模様のもと、電車に乗ってガタゴト立川に移動していると、そのニューボーカリスト、ここではジョンレノンにあやかって「ジョン」と呼ぶのだが、そのジョンからLINEが入った。

 

「少し遅れそうですが、今日はよろしくお願いします。英語の歌が唄える奴をもう一人連れてきていいですか?」

 

もう一人?明らかに困惑している私なのだが断る理由が見つからない。ジョンのリクエストにわたしはOKを出した。

 

私の気持ちは正直乗り気でなかった。私というよりは大酒飲みロックバンド、モスバーガーズのメンバー全員が同じ気持ちだっただろう。酔っぱらった勢いで盛り上がってあとで後悔することは今までも幾度となく経験してきたことだ。まあいいか、もしかしたらものすごく歌がうまくて、ものすごく気が合って、ものすごい大酒飲みで、ものすごく大金持ちで、ものすごく奢りたがり屋で、ものすごく友達にお金を配りたがる人かもしれないではないか。私は自分にそう言い聞かせてテレクラで会う約束をした、まだ見ぬお相手と落ち合う直前のようなお茶目な気持ちでスタジオに入って行った。

 

ロビーに入るとT川氏が待っていた。ジョンはまだ来ていないようである。ていうか、顔をあまり覚えていないので来ても気づくかな?などと不安に思いつつ、部屋がが空いたのでスタッフに促されるままに演奏の準備を始めた。大酒飲みドラマーのY氏もやって来た。続いてLotusさんも準備に取り掛かる。

 

4人で軽くセッションなどをやっていると、防音の分厚くて重たい扉がゆっくりと開いた。

 

「ども~、遅くなりましたー」

 

ジョンだった。人懐っこそうな笑顔で、遅れたことに恐縮しながら我々の前に姿を現してそう言った。そした驚いたことにジョンはヨーコ・オノを連れてきていた。さすがジョンだ。パッと見てすぐにわかるのはヨーコは日本人ではないということ。どおりで英語に強い人を連れてくると言っていたな。ヨーコ・オノはタガログ語を得意とする地域で生まれ育ったような面持ちの女性で、背が低く、小太りだった。

 

じゃあ、まあとりあえず呑みますか!飲みがメインのバンドなんでね!そう言ってフロントで売っているアルコールを買いに行った。

 

 

では本日、よろしくです!

 

乾杯ッ!

ブハーッ!

ドキドキワクワク!

 

 

今日はキヨシローも愛したオレンジアンプを使ってみるのだ。

 

ジョンに対して事前に提示していた課題曲を数曲やってみたが、思っていた通りというか、なんというか、ジョンの唄声は、スタジオに飲み屋のお姉ちゃんを連れてくるような人が唄うような歌い方であり、カラオケと違って難しいなーなどと、我々のストイックでソリッドな大酒飲み精神とはかけ離れた発想、および趣味をお持ちの御仁のようである。とりあえず、今日は無難に終わらせて飲んだら帰ろう。

 

演奏の途中、ジョンが私に言った。

 

「次回、歌詞とかをちゃんと覚えてくるんで、優先して覚えてきた方がいい曲は何ですか?」

 

私は即座に答えた。

 

「次回はないです!」

 

 

お疲れさまー!

 

やって来たのは恒例の飲み放題食べ放題が熱い中華料理屋。

 

とりあえず、ジョンに対してオーディションに落ちた理由を簡単にまとめて説明すると、T川氏にあまりにも上から目線で、単刀直入過ぎると怒られたが気にしない。ジョンとヨーコは我々と住む世界が違いすぎるのである。ウォー・イズ・オーバー、ハッピークリスマス・キョーコ、ハッピークリスマス・ジュリアン、ハッピーアワー最強・大酒飲み諸君!なのである。

 

その後、何事もなかったようにひたすら料理を頼み始める我々。

 

 

Lotusさん定番のピータン豆腐。旨し。

 

 

揚げピーナッツを店で頼むのは初めてだったが非常に旨かった。

 

 

そんなに辛くない麻婆豆腐。大好き。

 

 

鶏のカシューナッツ炒め。量が多くて食べるのが大変だった。

 

 

クロス豚、じゃなかった、黒酢豚。黒くないけど旨し。

 

 

シウマイは完璧の味。その他、ギョーザ、揚げ饅頭などたくさん頼んだが当たり前のように写真は撮り忘れた。

 

ヨーコ・オノが一緒に飲んでいると、なんだがそのようなパブに来たような会話になってしまいそうなので、そうならないように言葉を選ぶのだが、どうしてもパブ会話になってしまうのはご愛嬌。

 

では、次回はないけど、どっかで会ったらまた呑みましょー!

 

ジョンとヨーコに別れを告げてレットイットビーな未来をイマジンした我々は、もちろん次行ってみよー!

 

 

ドーン!

前回も飲んだカオマンガイにやって来た。

 

 

とりあえず、オリジナルメンバーで乾杯ッ!

 

 

さっそく頼んだナントカ。味は忘れた。もうすでにご機嫌なものでね。

 

 

ポテトの甘酢炒め?旨し。

 

ここで今回、用事があってスタジオに来れなかった大酒飲みプロモーターのO場氏が合流した。飲むスピードも倍増してスピードO場(オーバー)

 

 

これは非常に旨かった。名前はもちろん忘れたが、チーズと何かを挟んだ食パンのようなものにたっぷりのゴマがついていて、それをこのたれにつけて食べる。

 

 

おそらくなんかの野菜炒めだろう。ほぼ記憶になし。

 

今日は13時から飲み始めた。では、そろそろお開きと行きますかー。

 

 

いやいや、もちろんもう一軒!

 

記憶の片隅にも残っていなかったが、そういえば我々の大好きな炭火焼鳥屋に行ったような気がする。何を食べたかなんて全く覚えていないし、写真もゼロ枚である。私はなんて気持ちの良い酔っ払いなのだ。

 

ちゃんと金を払ったかも覚えていないが、今度こそ帰りましょう!オツカレサマデシター!

 

 

ドーン!

懲りもせずに何十年ぶりかに桂花ラーメンへとやって来たようである。これもあとから写真を見て思い出した。

 

 

久しぶりの味は最強に旨かった。

 

 

そして、酔っぱらいすぎて替え玉を2個も頼んでしまった。なので2回替え玉を頼んだ。

 

 

もちろん完飲完食、財布の中身もスッカラカン。

いやぁ、最強!

 

 

ガシッ!

また来月

 

 

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楽しかった週末が終わった

 

今日、関東は未明から大雨が降ったようである

 

あ、もちろん泥酔して寝ているので気づくことなどなかったが

 

私はウブでマジメな大酒飲み

 

今日は1日中雨が降るという予報をあらかじめ察知していた

 

なので昨日のうちに今日の晩酌のアテは揃えてあるのだ

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである

ムフフフフ。