私は思い立った。思い立ったぞ。おお!世界はこれをキチジツと呼ぶんだぜー!吉日、吉日!ヒャッホイ!

 

私はネギ類全般が大好きである。玉ねぎ、長ネギ、小ネギ、他にもありそうだが気にしない。なんと言おうと好きなのだ。焼いて炒めて料理に絡めて、なんならナマでも全然いける。


私の普段の食事や晩酌に登場するネギが入った料理といったら、みそ汁、冷ややっこ、サラダといったところか。いつもはスーパーに売られている、あらかじめカットされた冷凍小ネギを袋で買ってきて料理に使っている。業務スーパーには小ネギのほかに長ネギ、玉ねぎの冷凍食品も売っているので買い物に行ったついでに買うことも多い。

 

しかし、駄菓子菓子(パンツ山根さんから盗用)である。冷凍のネギはナマのネギに比べると圧倒的に味が劣る。当たり前だが、あのナマのネギのツンと鼻の奥に残るほろ苦さがないのである。私はビールと同じで、あのほろ苦さがたまらなく好きなのだ。なので、たまに煮物や汁物を作る時長ネギの3本セット買ってくると、1本だけは細かく輪切りに刻んでそれを料理に使って晩酌などを楽しむようにしている。これが堪らないのだ。

 

しかし、駄菓子菓子(パンツ山根さんから盗用)である。輪切りにした長ネギ1本分は1度の食事で食べきれる量ではない。なので結局はジップロックなどに入れて冷凍してストックされる。そしてどうなるかというと、やはりあのほろ苦さがなくなってしまうという本末転倒な結果と相成ってしまうのだ。しまうのだが、スーパーで買ってくる既製品の冷凍ものと比較すると断然自分で切った方が旨いので良しとしている。

 

私がまだ実家に住んでいた頃は裏庭に小ネギがたくさん植えられていた。母親が朝、みそ汁などを作ってくれた日は勝手口からひょいと出て行って数本の小ネギを摘んできた。それをトントントンと小切りにしてアツアツの汁の上にパラっとのせたモノをすするのが最高に旨かった。ああ、思い出しただけでもヨダレが出てくる。

 

私が青春時代を過ごした福岡と言えば豚骨ラーメンが有名である。幼いころから細麺でドロッとした臭い豚骨スープが大好きだったのだが、そのどんぶりの上にも必ずネギがのっている。旨し。

 

高校生の頃、友人の家に遊びに行った時に帰りが遅くなって腹が減った。なのでインスタントラーメンを作って食べることにした。具が全くないので友人のお母さんがこれまた庭にあった小ネギを切ってザルに山盛り出してくれた。そのネギをラーメンの上にこれまた山盛りにして食べた時も最高に旨かった。

 

東京で働き始めた頃は酒を運ぶ流通の仕事が多かった。4トントラック、小型トラック、バンや軽ワゴンに酒を積んで都内を走り回っていた。昼になると必ずラーメンを食べる生活を送っていたのだが、甲州街道沿いの初台ランプ下にあるコツ一丁というラーメン屋に足繁く通った。その店は刻み長ネギを入れ放題というシステムをとっており、カウンター席の目の前に山盛りにに置いてあるネギをトングでこれでもかというくらいラーメンにのせてむさぼり食った。シャキシャキの歯ごたえ、ツンとくる苦みを鼻の奥で感じつつ、麺をすするのは至福の時間だった。

 

と、ここまでの私の超力作論文をChatGPTに要約してもらうとこうだ。

 

「ネギはナマが良い」

 

間違いない。ネギはナマなのだ。そこで冒頭の思い立ったが吉日の話になる。ネットでいろいろ調べるとネギは育てるのがとても簡単だとどこのサイトにも書いてあるではないか。おお!これは、やるっきゃ夜、じゃなかった、ないと!

 

せっかちな私はすぐに近所のスーパーへ行き野菜コーナーでウロチョロしながら考えた。長ネギか?小ネギか?うーむ、悩むところだ。私としては歯ごたえが良く、苦さがちょうど好みである長ネギを育ててみたい。うまくいったら小ネギもやろうかな?などと考えていたでのまずは長ネギを手に取った。取ったのだがそこで衝撃の事実が発覚するのである。

 

根っこがきれいサッパリもぎ取られているのだ。私のイメージとしてはあのもじゃもじゃとした白い髭のような根っこがついているモノを想像していたのだ。しかし手に取った長ネギに生えているはずのその髭は切れにそり上げられているではないか。クソーッ!しかたない。本意ではないが、小ネギにするか。多少気落ちしながら小ネギが置いてあるコーナーに向かう途中、天は我に味方した。

 

小ネギの隣にフサフサと立派な髭をたくわえたネギが横たわっているではないか。パッケージを見ると、クレームネギ、じゃなかった、九条ネギと書かれている。即決だウブでマジメな大酒飲みの私は九条ネギとロングの6缶パックビールを袋に詰めて帰宅した。もちろん値切ることはしなかったぜ。ネギだけに。

 

キッチンに立つと九条ネギは洗って下の方を15cmほど残してから緑の部分を切り刻んだ。その日のサラダとサバ味噌の上にかけて食べたが、やはりナマのネギは最高だった。そして残った根っこは鉢に挿して育てることに決めた。土がなかったので庭を掘り返してそれを使って植えてみたのだが、まったくと言っていいほど水がはけず、粘土のような感じになってしまった。これではうまくう育たないだろう。ネギは乾燥に強いそうで、土が乾いたら水をあげるくらいで良いそうなので、粘土のような、この土では根腐れするそうである。

 

仕方がないので鉢をひっくり返して、その土に芝生用に買っておいた砂をたくさん混ぜ込んだ。これなら大丈夫だろう。鉢に戻してネギを植え水をあげたが、まだ水はけのよい土とは言えない感じだが、まあこれで大丈夫だろう。ダメだったら土を買いに行こう。

 

 

ドーン!

金曜日の夕方に植えた。

 

そして、、、

 

 

4日後。

 

これだけ伸びたぞ!

 

4日でこれだけだ。今後、私のネギ食生活は満たされた、豊かなモノに生まれ変わるだろう。食べたい時に食べたい分だけ切り取って、刻んで食べるのだ。なんて素晴らしいのだ。

 

 

以上が、吉日に思い立ったネギの長い話なのであった。

 

 

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ネギは順調に育っている

 

次は小ネギだ

 

私はネギを育て、ネギだらけの館にするのだ

 

そして育ったら掘り返して収穫する

 

そして食う

 

これぞまさしく、食うネギー掘ーる(カーネギーホール)状態だ

 

ああ、ダジャレが面白くない

 

もっと良いシャレはないか?

 

ウーム

 

やはり飲みながら考えるしかない

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである

ムフフフフ。