日本最大級の見本市があるというので、千葉県は幕張にある幕張メッセに行ってきた。我が家から武蔵野線を使って、おおよそ2時間の長旅である。しかも電車の駅は、ほぼ始発終点に近い位置にあるので全工程を座って行けるのだ。ウブでマジメな大酒飲みの私は2時間、ただただ座ってこの日の晩酌のことを考えていたに決まっている。
2時間、晩酌の事ばかり考えた結果、何が起きたかといったらお尻が痛くなった。さすがに同じ態勢で2時間を過ごすと、尻痛、腰痛が続き、空いているのに席を譲ろうかな?などと思ったが、欲張りな私がそんな善行などするわけもなく、痛みに耐えながら座り通したのであった。まいったか、このヤロウ。
長旅の疲れを癒しに、文化と未来が集まる場所までやってきた。
ドーン!会場は人人人で、ごった返していた。一応ひと通りいろんなブースを見て回るのだが、非常に疲れる。幕張メッセは非常に広くて有名な場所である。聞けば、千葉県が3個分入るくらいの広さだそうである。そりゃ疲れるな。
歩き疲れてへとへとになり、どこかに座りたいのだが、考えることはみんな一緒。会場にあるイスというイスは全て放浪疲れの旅人がうなだれるように座り込んでいる。私が入る隙間はどこにもないのだ。クソーッ!
なので、セミナーが行われている棟に移動して、特に興味がある訳でもないのだが、座って聞けるセッションを聞くことに決めた。別棟にいどうしようと歩き始めようとした、その時である。驚きの光景が私の眼に飛び込んできたのである。
信じられないだろうが、私の目の前を大谷翔平選手が横切ったのである。メジャーの名門ドジャースに所属し二刀流で大活躍している、あの大谷選手が私の目の前に現れたのである。あ、ちがった、嘘だ。信じられない人が現れたのは変わりないのだが、大谷選手じゃなかった。
私の前に現れたのは、なななんと、、、
あの、大酒飲み悪友のT川氏ではないか!偶然、奇跡、ミラクル、アンビリーバボーな出来事である。私はコーフンして彼に近寄り、叫びに近い声でこう言った。
C「い、いやぁ、とんでもない偶然だね!こんなところで会うなんて!」
T川氏と私は中学生のころからの付き合いである。月に1度程度は飲んでいる大酒飲み悪友なのだが、まさか、こんなところで会うなんて。私が話しかけると彼は冷静な顔をして、こう言った。
「いや、この後飲みに行く約束してるよね?」
あ、そうだった。ずいぶん前から展示会の後に飲みに行く約束をしていたのだった。まぁ、そんな大切なことをこの私が忘れるはずもなく、会場に着いてから、T川氏の姿をずっと探していたのであった。グヒヒ。
光の速さでやるべきことを済ませると、幕張メッセを後にする。あばよ、またな。T川氏と私は肩を組み、超高速ダブルスキップで海浜幕張の駅を突破し、電車に流れ込む。そのまま二人は車内でも腕を組み、スキップしながらクルクルと笑顔を他の乗客に振り撒いた。
「ええ、これから飲みに行くんすよ、ハイ。」
怪訝な顔をしている人々だが気にしない。我々は、これから訪れる大酒飲み会を夢見て、鼻息を荒げ、ヨダレを垂らすのだ。一秒も無駄になんかしないぞ。
2時間のスキップの後、待ちに待った我らのホームグラウンドといっても過言ではない立川の街へと降り立った。食べたいものも決まった。目的の店へとレッツゴー2匹、泥酔の彼方に吉幾三!
ドーン、いよっ!待ってました!生ビール様!
今日は恋い焦がれて逢いたくて逢いたくて逢いたくてアナタがモツよ。そう、大好きなもつ焼きなのだ!
ガツ刺し。ショウガがピリリときいていて、こりゃタマランチ快調!
串焼きをくれ。ああ、遠慮しなくていい。店にあるもの、全部焼いてくれ。噓だ。好きなものだけチョイスだ。全部塩で。
串が焼きあがった頃にはジョッキも3杯目。天国への階段を登り始めているのである。
さすがモツ焼き屋、もつ煮もあるぞ。当たり前のように旨し。
ビールを何杯飲んだかはすでに関係なし。私は芋焼酎ロック、アナタは日本酒アツ燗で、と頼んだら、アツ燗もコップで出てきた。ヤルな、前衛的な店である。
お新香詰め合わせと、最後に玉ねぎの串揚げで〆ようではありませんか。
この週末、私は資格試験の日だったので、この日は大人しく帰ることにした。大人だからね。
もちろん、帰りはコンビニに寄ってソース焼きそば大盛り、およびスナック菓子各種、ロング缶ビール2本を購入、完全消費してから布団にもぐったもんね。まいったか。
先日、私の誕生日に息子がプレゼントとして、かんちゃん、じゃなかった、アクビちゃん、じゃない、あ、魔王を買ってきてくれた。私は周りの目も気にせず「オーロローロロ!」と大粒の涙を流してしまった。もちろん数字を見たから、ハハハンハ泣けてきたのだが、分かるかな?グヒヒ。
タマランチ快調。
そして息子のバイト先の方々からも獺祭の米焼酎をいただいた。これがアルコール度数39%なのだが味は日本酒で言うところの純米大吟醸、フルーティーで飲みやすく、危険極まりない飲み物なのである。
それではみなさん、また近々。
ごきげんよう。













