【昨日のビール】

ロング缶:2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

相変わらず毎日よく飲んでいる。

 

----------

 
2025年1月29日、水曜日の話である。
 
私の仕事は在宅勤務で全てが完結する内容である。たまに出社して人と会ったり事務仕事などをする必要がある日もあるが、それ以外はテレワークだ。私は天才級の才能を持った怠け者であり、面倒くさいことが大嫌いである。その中でもワーストワンと言っても過言ではないものに「電車通勤」が挙げられる。朝や夜に見ず知らずの人達の前や後ろに並んで電車を待つ。ホームに到着した電車にぞろぞろと列をなして入り込み、運が良ければ座れるし悪ければ立っておかねばならない。入り口から入ってすぐ、ドアの両脇が開いていたら多少ラッキーだ。立っていながらも、座席の側面に寄りかかった体勢で少しは楽になれるのだ。
 
その様なラッキーな場所が空いていなかったら、なるだけ車両の中央の方に行って、つり革を掴む。出入口近辺に立っていると途中の経過駅に止まるたびに人の流れに左右されたり、混雑してくると押し付けられたり、体当たりされたり、酷い時にはエルボーなどを背中に喰らって「なんだコノヤロー」などとトラブルに発展しかねない。現に血の気が多かった若い頃は何度もそのような場面に出くわした。満員電車は人格破壊装置なのである。
 
その様な辛い思いをしたくないので、歳を取るごとに朝だけは早い電車に乗って少しでも人が少ない時間帯の車両を選ぶようになった。若い頃は早起きなんてできっこなかったのだが、子供が生まれて中年と呼ばれる歳になると、それが苦でなくなってきた。早い時間の電車に乗ればかなりの確率で座れることが分かった。ラッキーである。
 
しかし、帰りの電車はそうはいかない。空いている電車に乗るためにわざわざ遅い時間の電車に乗るはずもない。そして東京は終電が近くなると逆に車内は混雑してくる。一刻も早く自宅に帰りたい私はやってきた電車に飛び乗るのだが、ほぼ100%の確率で混んでいる。それも自宅最寄り駅までだ。多少は人が少なくなるのだが、途中の駅からも人が乗って来るので、つり革につかまった私の目の前に座っている人が降車する時くらいしか座席に座ることなどできない。過酷な戦いが毎日繰り広げられるのだ。
 
それが嫌だったからという訳でもないが、私はいい歳こいて転職をした。当時、これから定年までの長い間、このような人格破壊装置に毎日揺られて生産性の全くない無駄な時間を過ごすこの通勤に我慢できるのか?私は「ノー」と答えた。もちろんビールの神様に対してだ。
 
転職した職場は私が住む街からすると方角的に都心とは反対方向に位置する。なので最寄駅から乗る電車はいつもガラガラで100%座れるのだ。グヒヒ。早い時間に家を出るのはもう習慣になっているので、時間帯のせいもあるだろう。その電車は乗り換えが発生するので一度改札を出て違う路線に移るのだが、そこから出発する電車は当駅始発のモノがたくさん出ている。なのでこちらも100%の確率で座れるのだ。私はあの忌々しい人格破壊装置である満員電車から解放された。なんて素晴らしいのだ。
 
転職すると同時に世の中はコロナ禍へと突入していった。会社は幸運にもその直前のタイミングで子育てママさん達に在宅勤務を推奨するようになったばかりだった。そしてその環境を利用して、今度は社員全員がテレワークできるようになっていた。私は満員電車から解放されるどころか通勤という行動から解放されたのだ。
 
その後、紆余曲折あったが私は在宅勤務をしぶとく要求して今に至る。会社は私のことをかなり良くない社員と思っているようだが気にしない。だってその通りなのだ。グヒヒ。そんな私もついに4月から人事異動となって出社中心の業務につきそうだという噂が舞い込んできた。クソーッ!しかし、あくまでも噂。まだ決まったわけではない。ウブでマジメな大酒飲みの私はこの命が続く限り、しぶとくこのテレワーク環境を主張していくことをここに主張する。
 
また話がそれた。この日は2025年1月29日、水曜日だった。この日、私は研修を受けるために出社する必要があった。研修会場は会社から電車で30分ほど離れた場所にある。ただしこの日は現地へ直行が許され、開始が普段より30分遅い9時半からというお達しがあった。ラッキーである。参加するメンバーには知り合いが多く、午前中のアイスブレークと称した自己紹介では私のトークセンスが冴えわたった。わたった、、、
 
在宅勤務至上主義者の私なのだが在宅勤務時は1日1食主義者でもある。朝と昼は何も食べず、夜の晩酌時に私が持っているすべての欲望、および全生涯を捧げるシステムだ。テレワークは通勤がないぶん消費カロリーが減少するのでそのようにしているのだが、出社した時はそんなことはしない。午前中の研修が終わったら他の誰よりも素早く財布を懐に入れて研修会場を出た。
 
「さて、何を食べようかな?」
 
ウブでマジメな大酒飲みの私は徒党を組むことを好まない。いつも飢えている一匹狼なのだ。コンビニ弁当でも食べるか、などと考えながら一人で歩いていると私と同じ歳の同僚が私の横を通り過ぎた。たまに飲みに行く仲の良い社員である。
 
「何食べるんですか?」
 
私がそう聞くと彼が答えた。
 
「ここに来たときはココ壱番屋に行くと決めているんです」
 
何と素晴らしいアイデアだ!私もすぐに乗った。それでは参ろうレッツゴー2匹!カレー大好き黄レンジャー、ココ壱番屋へ、吉幾三!
 
土地勘のない街に来て、酒を飲んだりご飯を食べる店を探す時間ほど無駄なモノはない。彼はそのような趣旨のもと、この街に来たらココ壱番屋に決めているそうである。さすがだ。そして最近デカ盛りづいている私にとってもココ壱番屋は好都合だ。辛さやご飯の量が自分で決められるシステムが導入されているからである。

 

 

ドーン!

私が頼んだのはこれだ!ハンバーグカレーの辛さは普通、ご飯500gである。一緒に来た同僚が驚いていたが気にしない。私は昼にカレーのデカ盛りを食べるのと、夜に旨いビールを飲むために日々精進しながらストイックな生活を送っているのだ。特にビールに関しては誰にも何も羽生、じゃなかった、譲れないぞ。ないぞ。

 

と言いながら、500gのカレーライスは食べるのが結構大変だった。秘密戦隊ゴレンジャーの黄レンジャー、はたまた、ビジーフォーのウガンダばりにモリモリムシャムシャ食べまくってお腹が膨れた私は、汗を拭き拭きお会計に並んだ。そして金額を見た私はその汗が冷や汗に変わるのが分かった。結構高いのね。1000円でお釣りがくると思っていた在宅勤務至上主義者であり1日1食主義者のウブでマジメな大酒飲みの私は庶民派でもあった。

 

午後の研修は眠気に襲われること必至と思われたが、私の大嫌いなグループワークなどが行われることによりその心配は無用だった。私のアイデアがここでも冴えわたり、キレッキレの発表をする我々のグループは、他グループ、および講師から酒、じゃなかった、注目を浴びた。そして研修が終わったらお待ちかねの、、、

 

 

ドーン!

懇親会である!私はこのために今日一日を乗り越えたのだ。よくやったぞ、私。自分で自分を褒めてあげるのだ。

 

と、あれ?

ちょっと待てよ。

なんだそれ?

おい、何かの間違いだろ?

ふざけんなよ。

どうなってるんだ?

 

デリバリーでたくさんの料理が会場に運び入れられるのだが、そこには非常に重要であり、それこそが全て、平和、愛、生命、絆、とか、そのような階層に位置すべき人間にとって大切なもの、そう、お分かりだろう、ビ、ビールがないではないか!!!

 

この研修会場はアルコール禁止という前提があったのだそうだ。誰だ?こんなみみっちい、懐の浅い、器の小さな人間が運営する会場を選んだのは!私はその張本人を呼び出し、正座させ2時間に及ぶ説教、糾弾、つるし上げ、拷問、魔女裁判、不当判決、極刑、賄賂、恩赦、示談、金銭的解決を経て、次回はお酒が飲める研修会場を選ぶか、懇親会を別の場所で開くという確約をとった。

 

酒がないのに食べ物だけは非常に多かったので、私にとっては本当に拷問のような懇親会だったのだが、いっこうに減らない食べ物がなぜか我々のテーブルに集められる動きがみられる。どこからか、私が大食いだということを聞きつけたようで、その様な流れになったようである。ピザやパスタなど余ったものをどんどんと平らげて女子社員などから「スゴイ!」なんて言われた私が調子に乗らない訳などないのだ。数人いた大食い社員で全てをたいらげて会はお開きとなった。

 

アルコールのない、虚しい懇親会が終わったあと。理不尽な満腹感だけが私を包むのだが、やはりどうしても納得できない。これはおかしいぞ。懇親会で酒が出ないなんて、神により引き起こされたビッグバンでこの宇宙が出来上がって以来、聞いたことがない。あり得ない、許されざる事象、これはもう犯罪、しかも凶悪犯罪である。義憤に駆られた私はこう叫んだ。

 

「お腹いっぱいだけど、飲みに行きますか!」

 

「ウォーッ!」

 

研修に参加した社員が呼応した。

 

 

ドーン!一緒に炭火焼鳥屋まで来てくれたのは昼食を一緒に食べた同僚だけだった。決して私が会社で嫌われているわけではないということは言っておく。

 

 

とりあえず、プレモルで良かった。

 

では、乾杯ッ!

ブハーッ!

旨い!

 

しかし、お腹が膨れているのでそうそう食べられない。

 

 

とりあえず、御新香。

 

 

あと、大好きなハツを。

 

 

おっ!酔っぱらったらお腹もすいてきたぞ、どんどん頼みましょう!

 

 

スモーク三昧。

 

この後は日本酒やら焼酎に切り替えていつもの泥酔街道まっしぐら。酔った勢いで本部長様にこの飲み会の領収書を切ってくれと頼んだらOKが出た。やったぞ!それ、どんどん吞むぞ!ヒャッホイ!

 

酩酊、泥酔至上主義者の夜はこのようにして更けて行ったのであった。

 

メシツブ、メシツブ。

 

 

----------

 

 

最強寒波がやってきているそうだ

 

東京は晴天の日が続いているのだが確かに気温が低い

 

昨日、夜に出かけたら頬をかすめる風が剃刀ではないか?と思うくらいだった

 

まさしく寒さが痛いと感じたのだ

 

でも、、、

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

だからといって

 

こればっかりはやめられない

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビールで

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。