【昨日の酒量】

ロング缶:3本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:〇

筋トレ:×

お菓子断ち:×

 

 

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2024年11月16日の土曜日。

この日は1日中何も予定がない日だった。アテのない晩酌ほどつまらない物はないが、当てのない旅は楽しいものである。なんとなく行く方向だけ決めてから出発しようではないか。

 

愛ロードバイクのジョニーくんに跨り、それでは参ろうレッツゴー1匹!運動不足、ダイエットが目的なんかじゃないぞ。何のために走るかって?それは、旨いビールをたくさん飲むため、世界中にいるたくさんの大酒飲みたちの夢を背負い、一人ぼっちで、吉幾三!

 

 

一気に秋っぽい道路に変わってきた。アチョー、じゃなかった、イチョウの葉がキレイ。

 

 

久しぶりの戦車道でパチリ。この日は尾根緑道からスタートだ。

 

 

特徴的な給水塔を横目に、ヨシッ決めた。今日はあそこに行ってみよう。Googleマップに行き先を設定したぞ。さあ、私をかの地へいざなってくれたまえ。

 

 

エッ?いきなり砂利道、、、

 

 

タイヤの細いロードバイクだが、私にかかったら、こんな道なんかヘッチャラなのだ。

 

 

と思ったら、凄い坂道へ案内された。

 

 

しかもダラダラといつまでも終わらないぞ。ゼェゼェ。

 

 

とりあえず景色が良くなった。ここが頂上かな?

 

 

と思ったらまだまだ続いた。クソーッ。

 

 

ついにココが頂上か?

 

 

イヤイヤ、まだ続く。Google先生はわざと坂道を選んでいるのではないか?

 

 

やっと平たんな道に出た。やったぞ!

 

 

と思ったら、最後にもの凄いヒルクライムが待っていた。ヒーッ!

 

 

ハァハァ、ゼェゼェ、クソーッ!登りきったぞ!立ち漕ぎしたら後輪が空回りしやがった。これは上から見た図。斜度は87度はあり、距離は12キロほどはあっただろう。嘘だ。

 

 

ドーン!辛い上り坂をのり越えたら、ここへ来たかった。神奈川県の宮ケ瀬湖である。この綺麗な景色のご褒美があるから自転車はやめられないのだ。

 

宮ケ瀬湖は宮ケ瀬ダムによってできたキカイダー、じゃなかった、人造湖である。せっかくなのでダムを見てから次の目的地に移動しようと考えた私は湖の周遊道路を移動した。しかし、その目論見はあっという間に打ち砕かれた。理由は何かというと、連続する下り坂がものすごく多いのだ。しかもかなりの高低差である。次の目的地に行くのであれば、この下り坂を逆に登って来なくてはいけないことになる。そんなの無理だ。ただでさえ、ここに来るまでに上り坂ばっかりだったのに。

 

 

とりあえず、ダムについた。まずはジョニーくんをパチリ。

 

 

宮ケ瀬ダムは日本のダム100選に選ばれいているダムで、2000年に出来上がたったという私の感覚からすると、比較的新しいダムである。2024年、重力式コンクリートダムの堤体積(千m3)部門で1位を取った名ダムなのだ。何を意味するのか、どのようにして順位をつけているのかはよく分からないが気にしない。きっと立派なダムなのだ。しかも日本にあるダムは合計で128か所だそうで、100選に選ばれなかった28のダムの方が気になる。

 

 

資料館に入ると、廊下に貼ってあったセグウェイツアーも気になる。

 

 

中にはレストランもあって、ヒジョーに美味しそうな匂いが充満していたが、1日1食主義の私は我慢、我慢。

 

 

外に出てジョニーくんを押しながら景色を眺める。ダムの上は自転車を押して歩くルールになっているのだ。さっき見ていた場所の反対側に位置する。

 

 

すぐ近くには子どもたちが幼かった頃によく連れてきた愛川公園が見える。あの芝生の上で、息子を怒鳴った思い出がよみがえってきた。可愛そうなことをしたもんだ。

 

 

そして、ゾッとするお決まりのダムの上から下の方をパチリ。スマホをガッチリと握って落とさないように。それよりなにより恐ろしい高さである。高所恐怖症の私には耐えられない高さ、およそ8000メートルの高さだそうで、周りには凍死した人がたくさん転がっていた。嘘だ。

 

 

さて、このトンネルを抜けて次の目的地へ行こう。さっき来た道を引き返すなんてとても考えられないのだ。登り坂が少ないことを祈る。

 

 

また来るぜ。あばよ。宮ケ瀬湖。

 

そして、その後は次の場所へ行くことを諦めた。ペダルを漕いでいると疲労が思った以上に激しいことを悟ったのだ。要は、ちょっとした登り坂で息が上がり、足が思うように動かないのである。ウブでお茶目な大酒飲みの私は、すぐに楽な道を選ぶに決まっている。そして、もちろん帰り道はGoogle先生の言うことを聞かずに野生の勘に任せたぜ。

 

 

そうしたら、こんな素敵な名前の店と巡り合ったではないか。スナックか?居酒屋か?答えは行ってみるしか分からない。遠いので来ないと思うが。

 

その後はどうしても坂道を登りたくなかったので、かなり遠回りをして帰る羽目になったのだが気にしない。もう足が米、米、じゃなかった、パンパンなのである。

 

無事に帰宅して飲んだビールが旨いのなんのって、それはそれは例えようのない味だったことは言うまでもない。グヒヒ。

 

 

そしてアプリに褒めていただいた。嬉しいのである。ヤッタね。

 

 

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今週もはじまった。月曜日はどうしても気分が落ち気味になるのだが気にしない。気にしないのだよ。

 

そんな時はこれに限る。

 

あ、どんな時もか。

 

ビールをこよなく愛する皆さま

 

やっぱり今宵も

 

キンキンに冷えたビール

 

乾杯ッ!

 

なのである。

ムフフフフ。