【昨日のビール】
ロング缶:2本
芋焼酎ロック:5杯
【昨日の実績】
自転車:×
お菓子断ち:◯
酒量は当たり前のように月曜日から飛ばしている。芋焼酎が止まらないのだ。なぜかって?飲みながら夕飯の後片付けや、翌朝食べる味噌汁を作るという、清く正しいキッチンドリンカー活動を実践したからなのである!
※キッチンドリンカーのススメは以下に書いた
----------
先日の日曜日は息子がやっているサッカーの公式戦があり、勝利したことを前回のブログに書いた。息子はインフルエンザに罹患して残念ながら欠場となったのだが、チームは勝利をおさめて美しい虹にも祝福されたのである。私は一人で応援に行っていたのだが、今回はその帰り道のことを記す。
小さな大会ではあるがこの試合に勝利することで優勝という輝かしい成績を収めた。試合後にチームメイトは全員、コーチの奢りで焼き肉を食べに行っていたようである。それを聞いた息子が今まで平気だったのに、今回のインフルエンザ罹患で初めて試合に参加できなかったことを悔しがった。やはり我が息子、、、食べ物の恨みをモチベーションとして、今後に活かしてもらいたいものである。
グヒヒ。
その日、勝利の余韻に浸りながら一人バスに揺られて帰宅の途についた私。ガラガラの車窓から見える眺めを楽しんでいると、あっという間に終点に到着した。そこからは電車に乗り換えである。京王八王子駅は始発駅なので、休日の車内はこれもガラガラであり座席は選び放題だ。そんな中でも一番空いている後方の車両を選んで端っこの席に座った。見渡すと私一人しか乗っていない車両で、貸し切りである。ラッキー。
電車での移動時間は20分もかからないのだが、貸し切り気分を味わいながらこちらもキョロキョロと車窓を流れる景色に没頭していた。普段あまり乗らない路線なので新鮮な景色に集中していてはっきりしなかったのだが、なんだか異様な音が遠くから聞こえてくるのが分かった。
「ガシャン!ガシャン!」という金属音である。ずいぶん前から前方車両のほうで音がし始め、だんだんとこちらに近づいてきているようだ。あまり気にせずそのまま外の景色を眺めていると、ついに私の貸し切り車両にその音が鳴り響き始めた。
なんだなんだ?私がその音がする方に目をやると、40代半ばくらいの男が左右の座席を行ったり来たりしながらジグザグ歩行でこちらの方へ向かってくるのが見えた。それの動きは無機質であり、まるでロボットのように一定のリズムを刻みながら向かってくるような、そんな正確な動きだった。
私はちょっと恐ろしくなってその男の動きを見ていると、そいつは閉めてある可動式の窓をガシャン、ガシャンと降ろしながら、全部の窓を開けて移動してきているということが理解できた。なるほど、一時期はコロナの対策として寒くても電車の窓を開けていたのだが、最近落ち着いてきたのでやっていないようだ。男はそれを正すようになのか、チカラ一杯窓を降ろしているようだ。それは怒りに満ち溢れたようにも見える。しかし寒がりの私としてはその行為が勝手な正義にも見て取れるような感じだった。
私しか乗っていない車両なのだからわざわざ開けなくてもいいじゃないか!私は少し迷惑そうな顔でそいつを見ていると、その男は私に気づいて、そいつも私の顔をジッと見始めた。私の目にロックオンしながらも窓を開け続けるとう異様な動きは止めず、本当にロボットのように動いているのだ。少し気味が悪くなったのだが、そのままその男の行動を見続けていると私にとって最悪の状況が目の前に訪れた。
異常行動をとっていたその男は、私の座席の向かい側の窓まで開けると、なんと私の真正面の座席にピタリと座ったのだ。しかも私の目を見つめたままロックオン、戦闘状態のようなのである。
そいつは見るからに話しかけてはイケないオーラを醸し出している。目はギラギラの角刈り中年43歳、これから病院に行く途中です、と言った感じで紙袋を下げた男である。ビーバップハイスクール世代の私は電車の中で目が合ったら絶対に逸らさず、売られた喧嘩は必ず買うのが当たり前ということを信条にしてきた。目の前に座ったそいつの目をじっと睨み返して、とっさの攻撃にはいつでも対応できるぜ、このヤロウといった感じで威嚇し返す。というのは全くのウソで、体感時間20秒、実際の時間2秒ほどの睨み合いを経てスマートフォンに目を移した。このような人に絡まれたら、たまったものではないのだ。
視点は下に落としながらも、そいつの全景は視野の隅に入れつつ警戒を続けた。「予期せず人に絡まれたら」というキーワード検索で対策を検討していると、またもやそいつが異常行動に出た。そいつはなんと次の駅で降りてしまったのだ。長期戦を予想していた私は拍子抜けした。前方の車両から全ての窓を開け放ち、貸し切り車両に私一人だけが座っている座席の目の前に座った男は、始発駅からひとつ目の駅で降りたのだ。窓を開け放った理由は何だったのだ?自分のためではなかったことは確かだ。半分絡まれたような私にとっては本当に迷惑な話なのである。
フーッ。
不思議体験アンビリバボーだった私は、興奮冷めやらぬまま降車する駅のホームに降り立った。聖蹟桜ヶ丘駅である。この駅はジブリ映画の名作「耳をすませば」の舞台となった駅で有名である。私は最近の運動不足解消も兼ねて、この日はその映画「耳をすませば」聖地巡りをしながら帰ることに決めた。
レッツゴー1匹!宮崎駿監督に会いに行くのだ!
「耳をすませば」は娘と何度か見た想い出の映画であり、それを見ながら、あそこだ!ここだ!などと喜んだ記憶がある。なので舞台となった場所はだいたい知っているし、近くを歩いたことは何度もあるのだ。
聖蹟桜ヶ丘駅の西口を出て、映画の舞台になった場所を目指す。まずは主人公の月島雫が冒頭のシーンに出てくる図書館へ続く上り坂を歩く。映画の中で何度も出てくる場所だ。
ドーン。この坂を登っていく。
映画でも出てくる聖蹟桜ヶ丘の街である。遠くに京王百貨店のマークもバッチリ見える。
映画では奥の森になっている部分が図書館の想定なのだが、実際は公園がある。
いろは坂と呼ばれる有名な坂。映画にも出てくるが、私としては変態パパ活の一環である、坂あがりで通ることが多い。
お次は雫が同級生から愛の告白をされる金毘羅神社に行ってみよう。いろは坂は階段で登れるショートカットがある。
ドーン!小さな社殿だ。
たしか二人がこの階段に座って愛を告白するシーンだった。
地震か台風の影響だろうか、灯篭とみられる石が崩されて置いてあった。
お次は地球屋があるロータリー方面へ。聖地巡りの案内板が立っているのだ。
この道も映画でよく出てくる場所だ。
歩み進めると、途中に私が好きだったったテレビドラマ「妻、小学生になる」で、主人公の堤真一氏が良く通った階段がある。非常に良い景色で、他のロケ地にもたくさん選ばれたようである。
ここが桜が丘ロータリー。猫のバロンがいる地球屋がある想定の場所だ。クルクル交差点と呼ばれる信号を必要としない交差点として試験的に導入された道である。
交差点の脇には雰囲気のある交番が建っている。
地球屋があると想定されている場所。洋菓子店があって、そこには「耳ノート」という映画ファンノートが置かれているそうである。映画で出てくる猫の置物、バロンも置いていある。
ずんずん歩いてゆくと綿帽子をかぶった富士山が見えるのだが、この日は雲のほうを多くかぶっていた。
午前中は激寒で、防寒着でガッチリ固めていたのが災いし、汗だくになってしまった。ダウンジャケットを脱いで腰に巻いた。
月島雫が住んでいた団地。映画にも出てきた特徴のある給水塔が目印である。
聖地巡りはここで終わりとしよう。
日が暮れた。
良い散歩になった。
お次は酔い酒としよう。
----------
この日の晩酌。
カツオのたたきを柵で買ってきた。みじん切りのニンニクをごま油につけて振りかけた。ハルさん直伝?である。堪らない旨さ。
厚揚げが余っていたのでモヤシと炒めた。こちらもごま油とニンニクに鶏がらスープの素をまぶして炒めた。スーパー旨しクン人形を出したくなる。
今日はニンニク祭りだ。賞味期限が切れたウィンナーにニンニクを振りかけてたくさん焼いた。旨し。
娘リクエストの焼きそばを作った。こちらはニンニクを入れ忘れたが大好評だった。
揃いましたなアテの衆。
ニュースで関東は今日が今年一番の冷え込みになると言っていた。
昨日も運動をせずに酒をたくさん飲んだので、罪悪感が心の片隅にある。
万年ダイエッターとしては、このままの生活を続ければ確実に体重が成長期を迎え、風が吹いても痛くなるような病気を発症するのではないかと不安になって来る。
しかし、寒くて足が外へ向かない。
ビールをこよなく愛する皆さま
そんな時はじっと目を閉じ
耳をすませば
何かが聞こえてくるだろう。
ビールの神様からの天の声である。
であるからして
やっぱり今宵も
その声を聴く儀式
キンキンに冷えたビールで
乾杯ッ!
なのである。
ムフフフフ。

























