【昨日のビール】

ロング缶:3本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

お菓子断ち:×(サラダホープ小袋×1)


華金だった昨日、ナントカ依存症のように止めらない酒をガブ飲みし、ご機嫌な晩酌であった。そしてしばらく断っていたお菓子を食べてしまったのだ。年末年始に遊びにきてくれた妻のお母さんのお土産である、亀田製菓のサラダホープだ。これがまたナントカ依存症になりそうなくらい美味しいのである。東京では見ないので新潟近辺限定販売なのだろうか。その後も小腹が空きつづけ、息子のお粥やカレーの残りなどをいろんなものにかけて食べた。

しかし後悔はしない。

後悔してる暇があったら何か空海?(食うかい)

なのである、、、


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息子が世界的な認定を受け、支持されて続けている絶大な権力を持った試験を受けた。結果は陽性、インフルエンザA型という揺るぎない合格通知を突きつけられたのだ。最初は喉が痛いと言っていたので風邪だろうと思っていたら、翌朝に熱が39度まで上がった。これはと思い妻が病院に連れて行き、めでたく合格通知を受け取ったのである。


息子の学校ではクラスメイトが順番でインフルエンザに罹患しているようである。ついに息子の番が来たのだ。最近は筋トレにハマっており、プロテインを何種類も買っては飲み、食事や飲み物にも気をつけているようだった。みるみる体格が変わっていき、今はボクサーのようなスルドイ体になってしまった。私はもう腕相撲なんか絶対に挑まないのだ。


そんな息子が難敵インフルエンザA君にもらったパンチでダウンしてしまい、テンカウントを取られた。病院から帰ってきたらすぐに薬を飲むと、それから死んだように眠ってしまったのだ。本当に死んでるのではないかと心配になり部屋まで見に行ったほどである。寝息を立ててグッスリ寝ているのを見てひと安心させられるほどよく寝ていた。


病院でもらってきた抗インフルエンザ薬はゾフルーザという名前で、一回飲めばそれで終わりなのだそうである。昔はタミフルとかリレンザを処方されて一日何回、食後に飲んでね、という説明を受けていたが、ゾフルーザはそれがないのだ。薬局などて処方されたらすぐに服薬する。食後などという縛りがないのでその場でも飲めてしまうのである。1回で済むので飲み忘れることもない。


このゾフルーザという薬は平成の終わりに発売され始めた新薬なのだそうである。どうりであまり聞いたことが無いと思った。そういえば娘が昨年の秋口にインフルエンザにかかった時もゾフルーザを処方された。この薬はA型B型に関係なくどちらのインフルエンザにも効くそうで、しかも今までのタミフルなどに比べると100倍くらいよく効くそうだ。なので服薬すると翌日には解熱してしまい快方に向かうという夢のような新薬なのである。


現に息子は今朝起きると熱が36.8度まで下がっていた。カロナールのような解熱剤は飲んでいないそうである。恐るべしゾフルーザ。なんだかドラゴンボールの主人公、悟空の敵として出てきそうな名前である。いかにも強そうな名前だ。


100倍よく効くので、今までの薬と比べるとインフルエンザウイルスが増殖するのを一気に抑える。なので他の人にうつしてしまう恐れがある期間も一気に短縮されるそうなのだ。


それを知ってか知らずか妻がとんでもないことを言いだした。


妻「病院の先生が言ってたけど、学校に登校し始める推奨ルールは特に無いので学校に従ってください、だって。」


C「発症後5日、解熱後2日に決まってるでしょ」


妻「いや、今はそうじゃ無いんだって」


C「自分が大丈夫だからって学校に行って他の人にうつしたら学級閉鎖になるでしょ?」


妻「でも、先生はそう言ってたもん、、、」


全くもって引かない妻、それには訳があるのだ。サッカーをやっている息子の公式戦が明日の日曜日にあるので、それに出させたいのだ。息子のチームはどんどん勝ち上がって、なんと明日は決勝戦なのだ。妻の気持ちもわかる。しかし、発症後3日でサッカーの試合に出るなんて聞いたことない。他のメンバーがインフルエンザにかかった時も一定期間は出席停止にしていたのを息子から聞いてもいた。


C「とにかくいろんなリスクがあるから日曜日の試合は無理だって」


私は宥めるように妻へそう言った。


妻「でも決勝戦だよ、、、なんで、、、なんでよりによってこんな時に、、、出させてあげたいよね、、、」


本当に悔しそうな表情で妻が言う。確かにそうだ。チームのメンバー全員で頑張ってきた大会のメインの試合である決勝戦に出られないのだ。可能であれば出させてあげたいと思うのは私も同じ。もしかすると息子の人生の中でも非常に悔やまれる思い出になってしまうかもしれない。


なるほどね。私は少し思いなおした。そんな大切な試合だ。調子も良くなって、本人が出たいと言ったら出させてあげようかな?そう考えた私は、隣の部屋からその話を聞いていた息子に質問してみた。


C「どう?キミはいつから復帰しようと思ってるの?」


息「あ、オレ?あのねー、火曜日は毎週フィジカルトレーニングで、腕立てとか腹筋とか走り込みとかキツい練習がある日だから、水曜日だね。これでキマりっ!」


C・妻「。。。」


息子は決勝戦はもとより、普段の練習も休む気満々だったのである。


息「明日、試合に出るなんて2人とも頭おかしいよ。俺がいなくてもチームはきっと勝てる!こんな時くらい休ましてよ〜」


無駄な心配をしたうえ、感情も無駄遣いしてしまったバカ親2人の甘く切ない物語なのであった。


偉そうに毎日筋肉バカみたいなことを言ってる、サボり息子に捧ぐ。



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昨日の晩酌。




お刺身・しゃぶしゃぶ、どちらもいけるブリが安売りされていた。買うしかない。旨し。



マカロニサラダがこれだけ残っていた。旨し。



厚揚げの味噌汁が鍋の中で大量に作られていたので、具だけいただいた。旨し。



禁断のメニュー、カレー豆腐。前日作ったカレーが山ほど残っていたので、やるっきゃないっしょ。レンジでチンして食べたが、豆腐から出る水分がカレーを薄めてしまった。次は高野豆腐だな。



揃いましたなアテの衆。


東京は今夜から明日にかけて雨だそうである。雪かもしれないという予報も出たので、もしかすると息子の決勝戦が延期になるのでは?と、まだまだ一縷の望みを残している私なのだ。

グヒヒ。


ビールをこよなく愛する皆さま。


そんなこんなで息子よりも試合を楽しみにしているバカ親である


昨日の日本代表戦のような試合にならないことを祈念して


やっぱり今宵も


冷たいビールで


乾杯っ!


なのである。

ムフフフフ。