【先週金曜日のビール】

中ジョッキ:7杯

芋焼酎ロック:5杯

 

【昨日の実績】

自転車:×

お菓子断ち:◯

 

ついに金曜日はお菓子断ちに成功した!

どうやったかって?それはもちろん外に飲みに行ってベロベロになって帰ってからすぐに寝てしまったのだ。完全に計画的なお菓子断ちダイエットである。決して偶然ではないということをここに宣言しておく。

おく、、、

 

 

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2023年7月28日の金曜日。

この日は出社の日だったので早い時間に家を出て、あまり混んでいない電車に乗り会社に行った。もちろんウォーキングなどせずに、まっすぐ最短距離で涼しい会社へとむかう。暑い暑いと言いながら、実は冷房がガンガン効いている職場では寒くて体が冷え切っている私なのだ。昔はこうじゃなかったのだが、、、

 

昼を過ぎた頃か、LINEが入っていることに気づいたので見てみると悪友T川氏からのものだった。

 

「今日は出社?終わったら軽く一杯行かない?」

 

そう書かれたメッセージを見て、私は激怒する。仕事中に一体何をやっているのだ。こう見えても私は仕事に対して真面目に取り組むタチである。仕事中は仕事に集中し、休憩時間や仕事が終わってからでないとプライベートなやり取りはしたくないのだ。私は怒りに任せてすぐに返信した。

 

「おっ!イイね〜。場所と時間は任せて。良さそうな店を予約しておくね!」

 

 

 

夕方、待ち合わせの駅へはお互い別方向からやってきたのだが、ほぼ同時に到着する予定だった。私の方が2分ほど早く着いたので改札口で待っているとそそられる案内が目に入る。

 

 

イイね〜。電車で高尾山口まで行き登山した後、中腹まで下山したらこのビアガーデンで至福のひと時を過ごす。そしてそこからはケーブルカーで下山して帰宅の途につくという素晴らしいコースだ。T川氏と待ち合わせまでの一瞬でそのような事が頭の中を駆け巡り、口の中がビール一色になってしまった。ゔ〜、早く飲みたい、ガルルルル〜。

 

そうこうしているとT川氏が改札口から出てきた。前回は7月の初めに飲んだので久しぶり感は全くない。私は予約していた初めて行く店を速やかに案内した。いや、するつもりだった。しかし目当ての店が見つからない。住所からすると間違いなく目の前のビルの中にある店舗なのだが店が見つからないのだ。そのビルの周りをグルグルとまわって、それらしい店を探すのだが見つけられない。


時計を見ると予約の時間まであと2分となったところでやっと見つけた。場所は合っていた。何度も目の前を通ったエレベーターホールで、なるほど気がついたのだ。予約サイトで見た店舗名は平仮名だったのにエレベーターホールに書かれている大きな看板には昔の暴走族風に「世露死苦」的な当て字で店舗名が書かれているので全く気づかなかったのである。クソーッ!

 

兎にも角にも予約の時間にはギリギリ間に合った。店内に入ると早い時間なのに客でごった返していたのでなんだか嫌な予感がしたが、ここまで来たらどうにもならない。若い店員に案内された我々の席は通路のような場所に無理やり作ったような、小さな2人席のテーブルだった。


今回予約した店は飲み放題食べ放題で時間が3時間という破格の激安コースであり、しがないサラリーマンには竜宮城のような店だった。

 

週末の夜に3時間飲み放題食べ放題の店にはいろいろとルールがあるようで、若い店員が説明しているが頭に入るわけがない。

 

「ハイ、ハイ。まず生ビールをふたつ!」

 

我々は満面の笑みでその店員に対し注文したのである。

 

 

どーん!

よいではないか!プレモルさま!

入口に金麦の樽が置いてあったので少し心配していたが、そこはプレモルだと店員も念を押していたので大丈夫だろう。

 

 

それではー

乾杯ッ!

仕事終わりの生ビールは最強という言葉に尽きる。

 

 

はい、早速二杯目ー。グラスが空になってから交換しますなどという飲み放題ルールは私にとって無意味と言っても過言ではない。どんどん持ってきてもらって、その間にグビグビと飲み干すのが私のルールだ。まいったか!

 

 

ツマミも適当に、から揚げ、鶏皮餃子。小ぶりシリーズである。

 

 

焼き鳥各種を頼んだが写真はもちろん撮り忘れている。

 

 

豚バラ。旨し。

そしてビールおかわり下さい!

 

 

ムムッ!


何かがおかしい!

どんどん飲んでみる。

すみません、おかわり下さい!

 

 

あら、やっぱり、、、

あきらかにおかしい、、、

 

 

店員が隣の席に持って行ったビールだったが間違えて持って行ったようで、私たちのテーブルに「おかわりどうですか?」と聞いてきたのでもちろんもらうのだ。そのようなサービスは良いのだが、T川氏と私の心の中で共通の怒りにも似た何かが沸々とたぎり始めているのに気づいた。

 

それは絶対にこの世の中であってはならない法律のようなモノ。ともすれば極刑に値するようなそのような犯罪と同等の行いでもある。このことがきっかけで暴動が起きてもおかしくないだろう。末には暴行事件、放火、建物の前でシロアリを飼うなどというような輩が出てくるのも仕方ないだろう。


端的にその原因を書く。

 

「生ビールがヌルい」のである。

 

冷たくないビールってなんだそれ?私が過去、そのようなビールを飲んだのは後にも先にも一回だけ。夏祭りに行った際に夜店で出ていた生ビールを頼んだら、頼む前から店員さんが言った。

 

「ビールサーバーがパンクしちゃって冷たくないんだよね」

 

祭りの中、生ビールはその店でしか出していなかったので、泣く泣く頼んでみたのだが、やはり生ぬるい生ビールで美味しくなかったことを覚えている。

 

しかし、今日の店のビールはなんだ!店員が断りを入れることもなく、神泡が謳い文句のプレモル様なのにママレモンで中華料理で使ったフライパンを洗っているときに出るような泡しかたっていないではないか!

 

私は我慢できずに店員を呼んで低い声で言った。


おい!

責任者を出せ!

どうなっとるんだ!

オマエんちの店は!

あ!?

ぬるいビールを飲めって言ってんのか?

なめるなよ!

私を誰だと思っている?

アメブロ界ではランキング30000位前後の酒飲みブロガー

corn様だぞっ!

 

といっている夢を見た。

一瞬ね。


そして夢を見た後は目覚めてスッキリしたのでこれにした。

 

 

あの~、冷たい芋焼酎ロックお願いします。

グヒヒ。

これならぬるいものを出そうと思っても出せまい。なんといっても氷が入っているからね。

 

 

っておい、チミ!

こ、これは氷が少なすぎるではないか!

グラスになみなみとつがれた焼酎に氷が3つだけ。酒飲みにとっては嬉しいサービスだろうがこれはちょっとやりすぎではないか?最初はグビグビ飲んだが、あとからジワジワ効いてくることを経験上よく知っている。

 

 

すみません。氷下さい!

 

 

アイよ~

 

「。。。」

 

ちょうどよい具合が分からない店であった。

 

といった感じで、我ら中高年のオジサン二人は狐につままれたように奇妙奇天烈なお店で華金の夜を過ごしたのであった。もうこの店に来ることはないだろう、、、


店を出るとT川氏とは駅の改札で別れた。お互い違う方向の電車に乗って帰宅の途につく。私はいつもの癖でやっぱり最寄り駅からの帰り道にあるコンビニで一番搾りのロング缶と塩焼きそばおよび柿ピーを購入したようだが記憶は全くない。T川氏も電車を乗り過ごしたようである。幸い早い時間から飲んでいたので大事には至らなかった。なによりあの濃い芋焼酎ロックが原因だったことは言うまでもないだろう。

 

自宅に着いた私はコンビニの袋をテーブルに置くと、そのままソファに倒れこんだようである。翌日、家族が声を揃えてそう言っていたので嘘ではないようだ、、、

 

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先週末の2連休は遊びまくった。おかげで日焼けして黒かった顔がさらに黒くなった。娘が私の顔を見て目を丸くしていたが気にしない。

 

梅雨明けした関東は雨が降る気配が一切ないが、これもビールの神様が授けてくれた正しいビールを飲む環境だろうと前向きに捉える。

ウヒョヒョ!

 

ビールをこよなく愛する皆さま。

 

であるからして

 

やっぱり今宵も

 

乾杯ッ!

 

なのであーる。

ムフフフフ。