【昨日のビール】
ロング缶:2本
芋焼酎ロック:3杯
【一昨日の実績】
ランニング:△(約24キロの自転車で代替)
お菓子断ち:×(週末ルールなのでOK)
【昨日の実績】
ランニング:×(いろいろあってやめた)
お菓子断ち:×(いろいろあって食べた)
昨夜は訳あって酒量が少なかった。
呑み始めた途端に制限時間がある中、達成しなくてはならない出来事が起きてしまい、それが非常に時間を取るものだったからである。とりあえず無事に終えることはできた。
飲む量が少なかったのはなんだか後悔してしまうが、、、
おかげで睡眠障害という副作用も現れた、、、
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昨日といい、今日といい天気が悪いせいか、いや間違いなくそうではないのだが体中のそこかしこが痛い。動くのが億劫になってしまうほどである。トホホホ。
一昨日の日曜日は朝から結構な雨が降っていて、1日中家で過ごす予定だった。ブログを読んだり書いたり、昼寝をしたりと久しぶりにゆっくりとした時間が取れたのでこれはこれで良かったのだ。最近ハマってしまっている自転車の情報サイトなどを眺めているとあっという間に時間が経ち、夕方になっていった。
外を眺めてみるといくらか明るい空が見えたのでベランダに出たら雨が上がっていた。時計を見ると17時過ぎである。朝からランニングに出るつもりはなかったのだが、どうしようか迷ってしまった。しかし、今の私にはランニングより自転車に乗りたいという気持ちの方が強い。幸い息子は雨の中、バスに乗って出かけて行った。ということは息子の自転車がフリーの状態にあるということ。これは乗らない手はない。ラッキーである。雨の日にランニングに出ると靴がびしょびしょになってしまい、良い気がしない。しかし、自転車だとそのようなことはないのだ。私はウヒャヒャと喜び勇んで自転車にまたがり家を飛び出したのだ。
冒頭のカバー画像はその日の実績である。約24キロを1時間50分かけて走ったようだ。
まずは近所の上り坂が多いコースから攻める。右折をしないでいいように上手にコースを取りながら上り坂が何度かやってくるように自転車をこいだ。良い感じに息も上がるし足の筋肉にも負荷がかかる。梅雨寒のような気温で汗こそかかないが有酸素運動をきちんと遂行しているという気分になる。
最近気づいたのだが、私は今までランニングをやっていたので体力がついているようだ。自転車で長い上り坂を登ってゆくのだが、ランニングに比べたら全然楽ちんである。自転車のギヤをチェンジして軽い段にするとランニングしている時とほぼ同じくらいの足の回転になる。回転する足の力は同じだが、進む距離が倍以上になるので楽に感じるのだ。おそらく1年前だったらこんな坂を自転車で登れるはずはない状態だった。昔、知人からもらったマウンテンバイクで同じような坂道を登った時は全身の血が逆流して頭に昇った後、体中の毛穴から全部出てしまうのではないか?と思うくらいの非常に辛い疲労に襲われた。軽いショック状態になったのではないかと思うくらいに体が異常をきたし、自転車を降りてゼーゼー言った記憶が何度もある。
しかし今は違う。どちらかというと「ギブミー上り坂っ!」という感じの立派な変態に成長したようである。メシツブ、メシツブなのだ。
ヤルネ。
そんな調子でぐんぐんと気持ちよく自転車を漕いでいるとポツポツと雨が降り出した。どうせこれからどこへ行くでもなく気が済むまで自転車を漕いだら帰ってシャワーを浴び、念願のビールを飲むだけだ。気にせず春雨に濡れながら自転車を楽しんだ。
それにしても息子の自転車はディスクブレーキだったのでよかった。これがカンチブレーキだと、このような雨の日は制動力が落ちるとよく聞く。下り坂はスピードが出るのでブレーキパッドでタイヤのリムをはさみながらスピードを制御するカンチブレーキは雨に弱い。濡れたリムを濡れたパッドで挟むので滑って摩擦抵抗が落ち、ブレーキが効きにくくなるのだ。
しかし、ディスクブレーキはブレーキ専用のお皿をパッドで挟みながらスピードを落とすので雨に強い。息子の自転車も晴れた日と変わらずブレーキはよく効くのだ。
もう2周も同じコースを走ったので違うコースに出たくなった。平坦な街中の道路を走り抜けて尾根幹と呼ばれるサイクリングコースのメッカとまではいかないが、自転車初心者などが良く走ると言われる道を目指した。雨はやむことなくシトシト振り続けているが、走るのをやめて引き返すような雨量ではないので気にせず進んだ。
尾根幹は道幅が広く場所によっては自転車と自動車が走る路線が区切られている。非常に走りやすい道なのである。実は2日ほど前も同じ道を自転車で走った。今日も同じ道を走って帰ることに決めた。程よい坂道もあり、車の量が多くなれば広い歩道に上がっても良いのでのんびり走ることができるのだ。
すでにあたりは暗くなっているのでLEDライトを点滅させながら周りの車や人間に存在をアピールして走る。雨は相変わらず止むことはなかったが、とりあえず目的に定めたポイントまでは制覇できたのでこの日はゆっくり帰宅の途につくことにした。
ランニングでも使う道をゆっくり進みながらいろいろと考えた。もしも私が自転車を買うとしたらやっぱりディスクブレーキだろうな。私のことだから雨が降ろうが槍が降ろうが出かけようと思ったら絶対にやめることはないだろう。逆にそのような日は道路を独占できて嬉しいのではないか?などといったバカみたいなことを考えながら一人ニヤニヤして自転車を漕いでいた。
家まで残り1キロほどの距離になった、ひと気の全くない遊歩道でそれは突然起きた。スピードはそれほど出ていないまま少し右カーブになった場所を過ぎようとしたら「ドスン!」という物凄い衝撃が走るとともに「ウッ」と息が詰まった。何が起きたかは全くわからない。気がついたら顔の右側に遊歩道の路面があった。右の腰骨の後ろ下あたり、尻から太ももにかけて鈍い痛みが走っている。右のひざ下側面がヒリヒリする。左の内側足首もポイントでヒリヒリする。右手の平の掌底部分も痛いので見てみると落ち葉にまみれて血がにじんでいるのが分かった。右腕のヒジが路面と私の右あばら骨に挟まったようで息が詰まるような感じが続いており、あばら骨も痛い。
私は転んだのだ。幸いさほどスピードが出ていなかったので、状況を理解するとゆっくり立ち上がることができた。できたのだが、まだ突然のことで体の反応がいろいろと出ていない状態のようである。しかしよりによって今日はハーフパンツをはいて出てきた。普段はハーフパンツの下にスパッツを履いているのだが、なんとも運が悪いのである。薄暗い街灯に照らされた遊歩道の路面を見て見た。
このようになっていて濡れているのだ。それは転ぶはずである。私の頭にある最近の知識の中に自転車で転ぶというものは全く想定されていなかった。私は自分を恥じながらあたりを見回して誰もいないことを確認すると、痛む体をかばいながらヨロヨロと自転車を押して前に進んだ。何より息子に申し訳ない。先日、自転車の販売店で各パーツの調整をしてもらったばかりなのにまた歪が出たりしたらどうしようか。ネガティブな考えばかりが思いついたが、とりあえずゆっくりと乗ってみて様子を確かめることにした。
まだ、頭と体は普通の感覚に戻っていないまま自転車を漕いでみるが違和感は感じなかった。とりあえず自転車は無事のようだ。そのままいろいろなことを考えながらひと気を避けてゆっくりと自宅へ向かった。
汚れた体で自宅のドアを開けると妻と娘がちょうど玄関の近くにいたのですぐに打ちあけた。
「お父さん、転んじゃった」
妻と娘は、本当に驚いた顔をして言った。
妻「大丈夫!?」
娘「もう、お父さん、自転車乗るのやめて!」
何も言い返せない状況なのだがとりあえず説明した。
「誰もいない遊歩道をゆっくり進んでいたらカーブのところで滑って転んだんだよ。大したことない」
妻と娘は眉間にしわを寄せたまま、ケガが大したことないことが分かり少しは安心したような表情になった。問題はまだ帰ってきていない息子だ。このことを話したらどういう反応になるだろう。大切にしている自転車で転倒してしまったのだ。
30分ほどしたら息子が帰ってきた。私はすぐさま息子に近寄り事の顛末を話すとともに謝罪した。
「別にいいよ。ケガは?」
息子はつっけんどんにそう言って、私のケガが大したことがないと分かるとす、ぐにシャワーを浴びに風呂場へ入った。
フーッ
なんだかな~、、、
私は何ともやりきれない気持ちで右手の掌底を眺めた。
アジフライの残りがあったのでレンジでチン。
お豆腐さまも何となく元気がなさそうに見える。
しかし、ベジタブルスライサーズの一員としてキャベツスライサーでスライスしたキャベツの千切りは今までスライスした中で一番うまくできた。
ヤルネ。
シケた夜は盛大に参ろう。今日はプレモル様を2本いただくということをここに宣言しておく。
ビールをグラスにトクトクシュワシュワ。
目を閉じて、浅はかだった自分を反省。
もう雨の日に自転車に乗るのはやめよう。
乾杯っ!
ブハーッ!
昨日は歩けないくらい右の尻から太ももがモモカツを入れられたように痛かったが今日はだいぶ良い!
あばら骨もヒビが入ったかな?なんて大袈裟に考えていたが、だいぶ良くなった!くしゃみをするとまだ痛いが、、、
ビールをこよなく愛する皆さま。
人生七転び八起き。
日々学んで成長してゆこうではありませんか!
しかし学ばないcornもちゃんといる、、、
お菓子はどうしてもやめられない。
やっぱり今宵も
乾杯!
なのである。
ムフフフフ。