【昨日のビール】
ロング缶:2本
芋焼酎ロック:4杯
翌日が出社なので控えめにするつもりだったが、焼酎が進んだ。おいしいからしかたない。後悔なんてあるわけない。
このアテは4月15日、土曜日の晩酌ぶんである。たたきがなかったのでとろカツオにした。長ネギがあったので白い部分を下にひいて青い部分を上に乗せた。ごま油ニンニクも忘れない。旨し。
刺身がたくさん食べたい日がある。週に6日くらい食べたい。ほとんど叶わぬ夢だがこの日は夢が叶った。ドリンカードリームを手に入れたのだ。アホか。
うっ、キャベツの千切り。か、カット野菜だ、、、
誰にもバレないうちに食べてしまおう。ベジタブルスライサーズは不滅です。
清く正しいお豆腐様。
揃ったようだねアテの衆。
今宵もビールの神様に何事もなく晩酌ができる事を感謝。
プレミアムモルツをグラスにトクトクシュワシュワ。
目を閉じて
乾杯っ!
ブハーッ!
あ〜、良い週末だった!
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前週の土曜日と日曜日は子供達のイベントが続いた楽しい週末になった。土曜日は娘のダンスイベントがあり、日曜日は息子が高校に入ってから初めての公式戦だった。
前日に私の同級生3人で多少?酒を多く飲んだので二日酔いが心配された。しかし起き抜けは少し頭がクラクラするくらいで何の支障もない。
妻が早い時間から娘の髪の毛を丁寧に編んでいた。上手にできていて、私なんかが見たら美容室に行ったのでは?と思うくらいの仕上がりだった。なんでも「コーンロウ」という編み方だそうで親しみが湧く名前だ。
少し化粧をした娘の顔は凛々しくいつもとは全く違う顔つきになっている。なんとも格好が良い。昨日制服を着て可愛らしく中学に行った娘とは別人だった。
「頑張ってね〜、今日見に行くよ〜」
そう声をかけると、娘はニッコリ笑って頷いた。しかし目の奥に緊張している女子中学生の清々しい気持ちが見えた気がする。
13時開演と聞いていたのでちょうどにつくよう家を出た。妻はリハーサルから見に行っていたので会場へは1人で向かう。
開演時間より5分ほど前に到着したら入り口に行列ができていた。これを避けるために開演ギリギリの時間到着を狙って家を出たのに、、、などと心の中で悪態をついたのだが周りの人の話を聞いていると13時半開演のようである。そういえばイベントについて詳しいことは何も聞いていなかったということをぼんやり思い浮かべた。
この日娘は17種類あるダンスの発表の中、なんと7つも踊るというのだ。親としては我が子が踊る姿をたくさん見る事ができるので嬉しい限りだ。
そしてイベントは始まった。そんなに大きくない会場だが、ひな壇になった客席があり照明も綺麗だ。チームを組んで5、6人で踊るスタイルが多いのだが娘はいつもセンターで踊っている。しなやかなのにリズムをキチンと刻み、これはもうプロなのでは?と思うくらいに上手な踊りだ。キラキラと輝く照明に照らされた娘をみてバカ親丸出しになってしまう。そしてバカ親は娘の晴れ姿を見て毎度胸が熱くなりうるむ目から涙がこぼれ落ちないように堪えるのだった。
休憩を挟んで2時間のイベントは参加者全員がステージに上がり盛大なフィナーレを迎えた。私は会場一番奥の最上段に席を陣取ってビデオカメラを回していたのでゆっくりと最後まで見ることができ大満足である。イベントは全員集合写真を撮り終えて幕を閉じた。私はロビーが混み合う前に早足で外へ出る。素晴らしい娘のダンスの残像を思い出し、余韻に浸りながら心地よく自宅に向かったのだった。
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翌日の日曜日は息子のサッカーの試合だ。妻と車で会場に向かうことにしていた。相手の学校にあるグラウンドで試合が行われるのだが、あいにく駐車場が使用禁止になっていた。ずいぶん遠くのパーキングに車をとめ20分ほど歩いて会場入りすると体が温まってちょうど良かった。この日は少し肌寒い日だったからである。
到着すると息子達はアップを行っていた。高校生になった息子がチームの中に入って動いているのを見ると、堂々としていて体も一回り大きくなったように見える。錯覚かもしれないがなんとなく頼もしく感じた。
この日はインターハイの予選。息子の学校ではサッカー部ができたばかりで部員も少ない。なので息子はスタメンで出場する事が決まっていた。見る側としても緊張感が出てくる。なんせ相手は都内で強豪と言われる学校であり、3年生が中心となって構成されたメンバーだからだ。バカ親の心臓がドキドキと高鳴り、おさまることがないままキックオフの笛が鳴った。
と、ここで奇跡が起きた。どんな奇跡か?
なんとT川氏もこの試合を見に来てくれたのである。前々日に飲んだ時に息子の試合がある事を話していたのだ。T川氏も数年前に子供の野球でこの学校へは何度か来た事があるらしかった。何が奇跡かといえば、T川氏と私が酒を飲まずにシラフで会うことが奇跡なのだ!アホか。
試合の前半序盤は押され気味ではあるが両チームとも得点には結びつかない状況の試合運びとなった。ボール支配率は8割が相手チームである。さすが強豪と呼ばれる学校だ。シュートもどんどん打たれるのだが息子チームのキーパーがものすごい選手だった。スーパーセーブの連続で、このような動きをする選手はもしやJリーガーなのではないか?と思わせるくらいの大活躍ぶりだ。もうダメだ、というようなシュートを放たれるのだがことごとく守る。右に左に飛びながらパンチング、キャッチ、キックとまさに守護神といった存在である。これはこの先楽しみなチームになりそうだ。
しかし、やはり3年生中心の強豪校である。ついに息子チームは先制点を許してしまった。その後もう一点取られてしまい前半残り5分となった。このままジワジワと得点を重ねられないと良いが、、、
そう思った矢先、相手チームが猛攻を重ねていたボールが息子チーム側にこぼれた。ディフェンスはそれを見逃さず、カウンターを仕掛けるべくフォワードの息子が待つセンターライン付近までスピーディーにパスを繋いだ。
パスを受ける前から猛然とダッシュしていた息子はオフサイドにならないように確認しながらボールを受けた。ヒエ〜ッ!カッコいい!
敵のディフェンスをうまくかわしながらドリブルで突き進む。
ついに息子とゴールの間にはキーパーのみとなった。
まだまだゴールまでは距離がある。
キーパーは前に出るか後ろに下がるか迷っている様子だ。
息子はドリブルしているボールから目を離しゴールの方向を確認するため顔を上げた。
鋭い眼差しからシュートを打つ決断をした事がわかる。
キャーッ!カッコいい!
息子の動きがシュート体制に入った。
ちょっと距離がありすぎるのではないか?
素人目に見てもかなり難しいミドルシュートになりそうだ。
息子は迷う事なく利き足である左足を思い切り振り抜いた。
ボフッという音と共にボールは無回転でゴールへ一直線に向かっていく。
相手キーパーがそのボールを止めようと思い切りジャンプした。
放たれたボールはそのキーパーが延ばした左手の指先よりも上に弧を描き、そのまま真っ直ぐゴールに吸い込まれネットを揺らした。
「ピーッ」
ゴールを知らせる笛がなった。
「ウオーッ!」
応援席にいた人達が一斉に湧き上がる。
「ナイスシュート!」
あちこちから声が聞こえる。もちろん私も大声を出していた。声を出すと同時に全身に鳥肌が立つのがわかった。カッコイイ〜!
ヤルネ、息子。
結局息子チームの得点はそれのみで、試合には敗れてしまった。敗れてしまったが将来的には楽しみなチームになりそうな事が分かって非常に良かった。そして、息子のゴールシーンを思い返して何度も頷きながら目を潤ませるバカ親なのであった。
と、このような楽しいでき事があった週末の2日間なのであった。
メシツブ、メシツブ。
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今日は出社している。
飲み会は予定されておらず、普通の出社である。当たり前だが、、、
ゴールデンウィークがそこまで来ているが、あまりそんな気がしないのは私だけではないはずだ。今回は新潟からお客さんが来るかもしれない。それ以外の予定は今のところなしだ。子供達のイベントがあれば良いのだが、、、
ビールをこよなく愛する皆さま
今回のブログは週末にお酒を抜いた話ではなく、お酒の話が出てこないブログなのであった。
グフッ。
そして、やはり今宵も晩酌が楽しみなのである。
乾杯っ!
ムフフフフ。





