【3/14のビール】
ロング缶：2本
レギュラー缶：1本
芋焼酎ロック：4杯
この日、ビールをたくさん飲みたいと思った。だからスーパーに買いに行った。アテを買いに行くついでだ。いや、ビールを買いに行くついでにアテを買うのか。どちらでも良い。平日ロング缶ビール2本しか飲まないという自分に課したルールは自ら破る。後悔もないのだ。
キハダマグロが安くで売っていた。買わないわけには行かない。口に放り込むとトロリとろける柔らかさ。キハダマグロは昔、知人から一本いただいて捌いたことがあるが、どこの部位も非常に旨かった。マグロは種類によらずなんでもうまいのだ。
キムチの残り。
お豆腐大臣様。毎日食す。
揃いましたなアテの衆。
おっと！今宵はヱビス様にご登場いただいた。
グラスにビールをトクトクシュワシュワ。
目を閉じてビールの神様に今宵も晩酌ができることを感謝。
乾杯！
ブハーッ！
今日はパンツはいてるぞー！
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今日は出社日で、今は電車の中。今週からマスクをするのは自己判断ということで個々人に任せることになったようだ。なんとも日本という国は良い国だと思う。マスクを外していいよとか、マスクをしないとダメだよなどと権威ある誰かが言わないとみんなそのままでいるという風習。私は嫌いではない。はるか古代の昔から脈々と受け継がれてきたDNAが今も残り、紆余曲折しながらも現在の日本という地位を築いてきたのだ。優秀な民族だと私は思う。
そして今、私はマスクをしている。花粉症ではない。なんとなくしているわけではなく、これはコロナが流行る前からの習慣である。だいたいゴールデンウィークが終わる頃までだろうか、インフルエンザに罹患する可能性がある期間はマスクをしてきた。過去、電車の中で鼻水ズルズル、クシャミをくしゃくしゃやっている女の子の後ろに立っていたら翌日高熱を出した。病院に行くとインフルエンザの診断を受けたのだ。それ以来インフルエンザの季節はマスクをすることにしている。
今日、電車の中を見まわすがマスクをしていない人はいないようだ。駅のホームでは何人かノーマスクな人を見かけたが車内は今のところゼロだ。ニュースではゴールデンウィーク明け頃からマスクを外す人が増えてくるのではないかと伝えている。私もそう思う。花粉が飛ばなくなる頃のタイミングだろう。
しかし、みんなノーマスクになれるのだろうか？我が家の家族はなんとなくマスクは外したくないと言っている。学校や店など人とたくさん会う場所に行く機会が多いからだそうだ。世間では顔パンツなどと言われているようで、いろいろと都合が良い人も多いと聞く。
しかし、やはり口元はコミュニケーションをとるときに非常に重要なポイントになる。周りの人達と接する際に口角を上げた状態というのは印象がとても良くなる。Amazonマークのニヤッと上に上がってらアレですな。こちらがニッコリ笑ったつもりでいても、マスクをしていると目元だけしか相手に見えないので、なかなか全ての気持ちが伝わらないような焦ったい感じだ。
マスクをしていると目だけが相手に見える。これはいろいろと好都合だ。例えば髭を剃ってない、化粧をしていないなどといったものが隠せるのだ。あとは鼻の形や口の形、歯並びなども見えなくなる。だから顔パンツなどと言われるのかもしれない。確かにマスクをとった瞬間、印象がガラッと変わる人がいる。おぉ！と思う人もいれば、アレッ？と思う人もいる。
恋愛も大変だろう。マスクをしたままの姿の人と知り合っても、やはりマスクを外してもらわないとなかなか心を許せない気がする。偽りの姿で話しているような、これはお互いのことだろうが。
そんな事をボーッと考えているとやはりマスクは外した方が良い気がする。もちろん感染症には必要なものなのでマナーは十分に気をつけてと付け加えておく。
そしてマスクを外して欲しくないのはあの人たち。古くはデストロイヤー。スカイハイのテーマソングにのって華麗なフライングボディアタックを決めるミルマスカラス。しかし私たちの時代はなんと言ってもこの人。カミソリファイターの異名を持つダイナマイトキッドと鮮やかな空中戦で観るものを圧倒したタイガーマスクだろう。
あれ？でもよく考えるとこのスーパースターたちのマスクは口が見えるようになっていた。マスクの下でも表情がわかり、感情はよく伝わってきていたのだ。
いつみんながマスクをしない事が自然になる時が来るのだろうか。
あ、海外はすでに自然になっているか。これは日本人特有のことのようである。それでは口を覆って、出しゃばったことは言わないことにしよう。私は日本の文化が大好きなのである。
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今日出社したのはもちろん飲み会があるから。私の出社の陰にはビールがいつもチラついているのだ。
ビールをこよなく愛する皆さま。
マスクをしたままビールは飲めない。
今宵は顔パンツを脱いで、口角を上げ、楽しい乾杯といこうではありませんか。
乾杯なのである。
ムフフフフ。