今日のブログも長い。心して読む必要がある。
ビールに興味のない方は、すぐに「いいね」を押して次のブロガーさんへ急ぐのだ!
【昨日のビール】
中ジョッキ:2杯
中瓶:1本
ロング缶:2本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:4杯
この数字を見てどう思うか。私は特に何も思わない。思わないが、何か?
昨日は息子を連れ、電車に揺られてMRIを撮りに行った。息子がサッカーの試合中、膝に違和感を覚えコーチに伝えたところMRIを撮ってみては?と言われたそうである。前十字靭帯の損傷を疑われたのだ。翌日に息子を病院に連れて行くと、医者は前十字靭帯損傷はないと思うが、MRIを撮るか?と息子に聞いた。息子は一瞬考えたあと「ぜひ撮りたい」と答えた。
そして昨日、受診した病院にはMRIの設備がないので離れた街に撮影に来た。撮影というとなんだか華々しい感じに聞こえるが、実際は医療画像であり、目では見えない部分を特殊な技術で映し出すのだ。
息子と2人で駅まで歩き、予定通りの電車に乗り込んだ。車内は土曜日の昼間ということで空いている。2人並んで座り何を話すこともなく、スマートフォンなどを弄っていると目的の駅に到着した。MRI設備がある場所は、昨年私も訪れた場所だったので迷うことはなかった。
自動ドアをくぐると非常に清潔で近代的なデザインのロビーになっている。受付を済ますと問診票に必要な情報を記入する。左利きの息子がお世辞でも綺麗とは言えない字でカタカタと書き込んだ。
しばらくすると医師との問診がある。痛みが出た時期や痛い部分の説明、体調などを簡単に話してロビーに戻るとすぐにMRIの撮影室に呼ばれた。息子は少し緊張した面持ちで1人歩いて行った。
20分ほど待っていると息子が帰ってきた。担当の女性に低い声でお礼を述べてからこちらへやって来た。
C「どうだった?」
息「音がめっちゃうるさかった」
息子は顔をしかめてそう言った。息子は幼い頃から大きな音が苦手で、よく怖がっていた。道端で爆音轟かせるトラックやバイクが通ると耳を塞いで目をつぶり立ち止まっていた。私はその事を思い出してなんだか微笑ましくなった。
会計を済ますと、息子を連れて勇み足で繁華街方面へと進む。MRIが終わるのを待っている間、私の頭の中は魅惑の世界で満たされていた。ラーメン、定食、パスタ、カレーなどなど息子とご飯を食べる計画を立てて薄ら笑いを浮かべ、ヨダレを垂らしていた。もちろん傍には生ビールのジョッキが並んでいる場面を想像して。
歩きながら息子に聞いた。
C「何が食べたい?なんでもいいよ」
先日、娘とデニーズに行った話をしてゆっくりご飯を食べようと説明した。そして息子が答えた。
息「マック」
C「。。。」
ま、マック?マックで私に何をしろというのだ?気でも狂ったか?息子。
C「そうじゃないでしょ。他になんかないの?」
息「マクドナルドのハンバーガーが食べたい」
息子は力強く繰り返した。
C「ちょっと歩こう。歩きながら探そう」
私は多少イラつきながら息子を連れて飲食店が立ち並ぶ方向へと歩いた。最初にCoCo壱が見えた。
C「カレーはどう?」
100歩譲ってアルコールの置いてある店ならどこでも良い。
息「いいよ。カレー、いいね」
ヨシッ!決まりだ。私が店の正面からCoCo壱に入ろうとすると、髪の薄いおっさんが早歩きで前に割り込んできて食券の販売機の前に並んだ。店内を見回すと席は満員に近いようだ。私はイラつくこともなく店を諦める事を提案し、息子もそれに賛同した。どうせ飲むならゆっくり飲みたい。あ、もう飲む気満々♡
近くにジョナサンが見えた。息子もそうしようというので店内に入る。目の前に並んだカップルが5組待ちだと言っていた。息子にそれを伝えると移動という答えが返ってきた。
ジョナサンを出るとサイゼリアの看板が見えるではないか!やってみたいなサイゼ飲み。先輩ブロガーの多くがよくアップされているアレである。息子も行きたいと言ったので店の入り口に繋がるエスカレーターに乗った。
エスカレーターがゆっくりと私たちを上の階に持ち上げていくとサイゼリアが床の部分から全貌を見せ始めた。店の入り口からざっと数えて30人くらいが並んでいるのが見えてきた。私と息子はエスカレーターが目的階に到着すると、すぐにUターンして下りのエスカレーターに乗った。時計を見ると14時前。休日のこの時間はこうなるだろう。
息子は自宅の最寄り駅の方に移動しようと言ってきた。私も、なるほどそうしようと駅に向かうことにした。向かう途中、塚田農場の看板が見えたので息子に最後に掛けさせてくれと頼んだ。居酒屋の昼定食を夢見るオジサンはビルの5階を目指し、エレベーターに乗りこむ。
目指した塚田農場の入り口は固く閉ざされておりランチ営業をしていないことがすぐに分かった。ガックリと肩を落とす私の目前に目利きの銀次が手招きをしているではないか!これは行かない手はない。息子を連れて入り口にあるメニューを覗くと、息子はが言った。
「魚は食べたくない」
いつからそんなに、わがままになったのだ!早くビールが飲みたい私は店の前にいる客や店員が見ていることを気にせず、息子に怒鳴り散らしてビンタを喰らわしてやった。というのは全くの嘘で、穏やかにビールが飲める様にと移動のため駅に急ぐのである。
熱烈中華食堂 日高屋が50周年記念と銘打って生ビールのキャンペーン中だという事を知っていた。息子に提案すると快諾されたので2人でダッシュした。
店内はそこそこ混んでいたが、まだまだ席は空いている。壁に貼ってある50周年のキャンペーン、生ビールが一杯264円と書かれたポスターを見て心踊る。飲むぞ!そう心に誓って席に着くと若い女性店員がすぐにやって来てお冷を2つテーブルに置いた。
「注文が決まったらお呼びください」
店員はそう言って席を離れようとした。息子はメニューを見ながら顔をしかめているが私の注文は決まっている。店員を呼び止め穏やかに、そして豊かな表情で正々堂々と笑顔で申し伝えた。
「先に生ビールちょうだい」
すると、焦った様な表情で店員が言う。
「あ、今生ビールが売り切れているので、他のチューハイを、同じ値段で提供しているのですがいかがでしょうか」
「。。。」
絶句。
気絶。
白目。
私は脳天に体中の血液が沸騰しながら上昇してゆくのを確実に感じていた。ここで怒らなきゃいつ怒るんだ!私は自分にそう言い聞かせて立ち上がり、その店員に怒りのたけをぶちまけた。
「品切れなら入り口にデカデカと書いとかんかーい!このボケ!この前、どこかの寿司屋がやってた詐欺ニュースと同じやないかーっ!アホーッ!」
と、心の中で叫んだあとにこう呟いた。
「あ、そうなんだ。じゃあ瓶ビールお願い」
ありえるのか?こんなことが。信じられない。真っ白になった頭で、私はすぐさま友人のT川氏にLINEを送った。プロジェクトAの発動だ!日高屋を炎上させてくれ!と。
そしてすぐに返事が返って来た。
「息子と昼飲み、最高ですな!」
息子はとんこつラーメン半チャーハンセット。私は餃子を頼んだ。旨かった。
私が苦虫を噛んだそのあとからも、笑顔で入って来た他の何人ものオジサン連中が詐欺キャンペーンの事実を知り、瓶ビールを頼むという珍事が繰り返されていた、、、
日高屋を出ると、息子がアイスクリームを食べたいと言う。なんという優しい息子なんだ。私は泣きながら肩を組んで次の店を目指した。
もちろんこれを飲みにね。
500円ワンコインセットでフライドポテト大盛りがついて来た。最初からここにくればよかった。
息子はなんだか美味しそうな何かをたべて笑顔を見せた。
こんなのも頼んでいた。いいよ、もっと頼みなさい。
2人で満足デザートを楽しむ。
もちろんワンコインのおかわりも忘れずに。
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家に帰るとそのまま寝てしまった。
夕方、慌てて起き出してスーパーに行くと昨日食べた刺身がまた割引きで売られていた。即買い。
家族はしゃぶしゃぶだったので余った白菜をいただく。大好物。
お豆腐様も忘れずに。
揃いましたなアテの衆。
今宵もプレミアムモルツを左手に目を閉じる。
ビールの神様に
そしてビールをこよなく愛する皆さまに
詐欺はいけない。
でも結果オーライだった1日に
乾杯なのである。
ムフフフフ。













