【昨日のビール】
ロング缶:3本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:5杯
昨夜は家族の帰りが遅いとわかっていたので1人で早めの晩酌とキメこんだ。食べ終わる頃にみんな帰って来た。グビグビと酒が進み多少飲みすぎたか。今朝、娘にお酒くさいと何度も言われた、、、
もちろんカツオのたたき。ニンニクもしっかり乗せた。元気ハツラツ、口臭はちょっと気になるが、マスクをすれば大丈夫!
生牡蠣。ハマってしまったかもしれない。柚子胡椒でいただく。旨し。
小松菜のおひたし。今日も上手にできた。ワサビに似たツンとくる辛味と歯ごたえがたまらない。
無骨豆腐さまと呼んでいる。いつも売り切れているのでショーケースに並んでいたら必ず買う。
揃いましたなアテの衆。
一番搾りをグラスにトクトクシュワシュワ。
乾杯!
整いました!
目を閉じて 耳をすませば プチプチと
聞こえくる泡 シアワセのビール
カツオ芭蕉
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朝の通勤時の話。自宅から駅へは10分ほど歩く。静かな街だが朝の通勤通学の時間になると駅に向かう人の群れとまではいかないが、それなりの人が歩いている。
駅まであと半分といったほどの場所に大きなマンションが建っている。ある日、そこからバカい、あ、間違えた、若い女が小型犬を連れてパジャマのような姿で出て来た。ちょうど私から3メートルくらい前を歩き始める。犬の散歩だ。何もこんな通勤時間帯にわざわざ駅に向かう方向に犬の散歩なんてさせなくて良いだろう。私は煩わしく思いながらその後ろを歩く。
犬はよほど散歩が嬉しいのか、歩道の右に行ったり左に行ったり飼い主の周りを回ったりと忙しなく動く。私の方にも寄ってくるので蹴ってしまいそうになるからズッコケそうになって歩くスピードを緩める。犬がまた前の方に歩き出すと私は真っ直ぐ歩けるようになる。しかしまた犬がやって来て歩くペースが乱される。このヤロウ。
すっかり犬のペースに合わせて歩いてしまっているではないか。飼い主は何をやっているんだ!キリッと眉間に皺を寄せて見あげてみるとスマホを弄りながら歩いている。最低な奴だ。よく見るとその犬の前に男も歩いている。どうも犬を連れた女の旦那のようだ。旦那もまたスマホを弄りながら歩いている。絵に描いたようなバカ夫婦だ。
バカ一行様と私は歩きづらいまま駅に向かう。バカ犬のリードが足に引っかかりそうになってバランスを崩したり立て直したりしながらイライラがどんどん募っていった。
その時である。犬が電柱に向かってオシッコをし始めた。キターーーッ!チャンスだ!ビッグチャンス!このチャンスを絶対に逃してはいけない!一気にこのバカ夫婦を追い抜き、自由を手に入れるのだ!自由の先に満員電車が待っている!あ、自由って儚いのね。
私は少し歩くスピードを上げてバカ女とバカ犬を追い抜いた。ヤッタネ!犬は気持ちよさそうに片足を上げて用をたしている。バカ女は相変わらずスマホを見たままだ。ザマみろ!この迷惑女め。
自由になった私は水を得た魚のようにスイスイと大股で歩き始めた。やはりこうでなくっちゃ。ウォーキングも兼ねている通勤なので気持ちよく歩きたいものだ。
スッキリ晴れ晴れしたつもりなのだか、何か引っ掛かる。心の奥に何かが重くのしかかっている感じがとれない。なんだ?一体なんなんだ?この気持ちは。私は私の心の中に問いかけたが、そのなんとなくモヤモヤとした気持は大きくなっていくのである。
と、その時!タンタンタンタンッ!ハッハッハッハッ!後ろから音がする。何かが勢いよく迫ってくる。家が火事だーッ!と言わんばかりの猛烈な速さで何かが私の後ろに迫ってきた。迫って来たと同時に私の頭の中から自由という思想は取り上げられ「敗北」という文字が書かれた大きな看板に行く手を阻まれてしまった。バカ女とバカ犬が私を猛スピードで追い抜いていったのだ。
そして私の3メートル前にピタッ止まって、バカ犬がまたクルクルと目の前で回り出す。私はズッコケそうになってバランスを崩す。抜くに抜けない。なんなんだ!この嫌がらせは!と思ったがよく考えたらバカ旦那は先ほどからずっと私の前を歩いたままだったのだ。バカ女とバカ犬はオシッコをした後に、またバカ旦那のところに戻って来たという、非常に歩きづらかったある日の通勤の話だった。
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今朝、Lotusさんのブログを読んで思い出した話を書いた。
今朝は朝から娘を習い事に送って行った。1時間ほどで終わるので、また迎えに行かなくてはならなかった。その間に洗車をした。我が家の車は色が黒なので、これからの季節は花粉や黄砂で汚れが非常に目立つ。娘を送る時に見たマイカーはあまりにも汚れていて、みすぼらしかったのでササっと洗った。やって良かった。スッキリしたのだ。
ビールをこよなく愛する皆さま。
バカは追い抜き、汚れは落としてスッキリと。
今宵も乾杯なのである!
ムフフフフ。





