【昨日のビール】
ロング缶:2本
芋焼酎ロック:4杯
昨日は平日ロング缶2本までのルールを守った。
そして芋焼酎のお供として中毒気味になって食べていた柿ピーを断った。なぜならば在庫がなかったから、、、
在庫がなければ食べないということを学んだ。今後在庫調整の際はそのあたりも視野に入れて発注業務にあたろう。
ハルさんのブログを見てどうしても鶏肉をわさび醤油で食べたくなった。これはは昔よく作っていたアテ。家族も大好きなため久しぶりに作った。手前がわさび、奥はNAOさん一押しの柚子胡椒。ごま油と醤油を使って味付けしている。久しぶりすぎて作り方を間違えた、、、娘がわさびの塊に当たって罰ゲーム状態になっていた。申し訳ない。それ以外味は申し分なかった。近いうちにまたリベンジする。
サバのみりん干し。焦げすぎないように注意して焼いた。今回も上手に焼けた。息子と1尾ずつ食べた。柔らかくて美味しかった。
最近ハマっている冷凍食品、鶏の塩から揚げ。私の口に入ることなくあっという間になくなった。
小松菜おひたし。シャキシャキとした触感が残っており非常にウマかった。
久しぶりの恥ずかしそうに真っ赤にしている冷やしトマト。よそ見している間に娘が全部食べていた。
いわずと知れたお豆腐さま。健康の源となっていただきたい。
揃いましたアテの衆。
今宵は少し健康によさそうな糖質〇%などと書かれている発泡酒をタンブラーにトクトクシュワシュワ。
目を閉じて、息を止めて、遡るほんのひと時
こんなことは今までなかった
菓子が私から離れてゆく~♪
(by オフコース 秋の気配)
乾杯!
ブハーッ!
鶏肉にはワサビ、柚子胡椒、醤油、ごま油、最強!
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昨日から山口百恵ちゃんネタが続く。
今から30年以上前、私が19歳の時に化粧品のCMで柳ジョージ氏が唄う「夢前案内人」が流れていた。
夢先案内人は、そのずっと前に山口百恵ちゃんが唄っていた曲である。
当時、CMで聞いたその曲はどこかで聴いたことがあるが誰が唄っていて何の曲だったか思い出せなかった。
素敵なCMだったので非常に印象に残り、ぜひ手に入れて聴いてみたいと思っていた。
その頃は今のようにサブスクリプションで聴きたい音楽をすぐに手に入れられるような便利な世の中ではなかった。
おそらくその時代はレコードからCDへの移行期だったと思うのだが、私が求めたのはまだまだレコードだった。
CDプレイヤーは高価で持っていなかったからだ。
安価で聴きたい音源を入手する身近な方法はレンタルレコード店を利用することが一般的だった。
柳ジョージ氏の夢前案内人を探しにレンタルレコード店に行くのだが、誰が唄っている何という曲かが分からないまま探しに行くのは至難の業だ。
今のようにネットでググればすぐに情報が手に入るわけではない。
当時の私はどうしたか?
良く笑い話に出てくる方法をとる。
目的のレンタルレコード店は若い30代くらいの夫婦が経営していたと思う。
私がその店を訪れた日は奥様のほうがレジに立っていた。
そんなに大きな店舗ではなく、手押し式のガラスの扉を押して入ると店内のレコードは全部見渡せる。
10メートル四方くらいの店だったろうか。
とりあえず目的のレコードを探すために「当店おススメコーナー」などというような探しやすいところから手に取って行く。
しかし何の情報も持っていないので、わかるはずもない。
ただ店舗の中をクルクルと回って困った顔をするしかなかった。
ついに覚悟を決めた私は最終手段に出る。
レジに立つその奥様は眼鏡をかけた、いかにも真面目な女性といった感じ。
冗談は生まれてこのかた一度も言ったことがありませんというような表情の人だった。
私はその人に近づいて尋ねる。
他にも店の中には客が何人かいたと思う。
C「あの〜、曲名も誰が唄っているかもわからないのですが、テレビの化粧品のCMでやっている曲を探しているんです。ありますか?」
店「具体的な情報がないと分かりません」
キッパリと絶対に顧客満足度0点という印象の回答が返ってきた。
C「そうですか、、、」
私はかなり弱気になる。
C「あの~、こんな歌なんですけど、、、」
「ダダ~ダダ ダダダ~♪」
私はこともあろうか店内で覚えている限りのメロディを口ずさみ、その女性店主の顔を見つめたのだった。
女性店主はあきらかに迷惑及び困ったという表情で私を睨みこう答えた。
店「ちょっと分からないですね、、、」
こっちは真剣に質問しているのだが、相手としては分かるはずもないだろう。
私は残念な思いと同時に非常に恥ずかしい気持ちでそそくさとその店を後にするのであった。
なんでわからないんだ?私は理不尽さを噛みしめながらその店に行くことは金輪際やめようと誓った。
逆恨みという言葉がふさわしい一方的な感情が芽生えた。
当時、私の自宅から車を30分ほど飛ばすと大きなレンタルレコード店があった。
もうその店にはCDがたくさん並ぶような先進的な店だった。
そしてそこには私の友人が店員として働いていた。
一方的な逆恨み、店内口ずさみ事件後どれくらい経ったか忘れたが、久しぶりにレンタルレコード店で働く友人に会った。
そして、その口ずさみ事件の詳細をその友人に話し、理不尽な対応に対する怒りをブチまけた。
するとその友人が言った。
「ブハーッ!、ヒャッハハハハ!ウケる~!いるいるそんな奴!一番困るんだよね~!」
私を指さし、腹を抱えながら大笑いしてそう答えたのだった。
なんだよ、理不尽パート2、、、
私は今でいう、困った客アルアルの代表的な対応をとっていたということをそこで知るのである。
恥ずかしい、、、
友人は私が探している曲が柳ジョージ氏の夢前案内人であることを教えてくれた。
メデタシ、メデタシ。
その一件から、私はその友人が務めるレンタルレコード店に足繁く通うようになる。
なぜならば、そのレンタルレコード店は規模が大きいので店員がたくさんいる。
その友人を介してたくさんの知り合いができるのだが、その知り合いの中には女の子もたくさんいるので俄然行きたくなる。
どちらかというとそれが理由で通うようになったのが本当の理由だろう。
何人かの女の子とも仲良くなり、グループでドライブに行ったり飲みに行ったりするようになった。
その中の一人、マキちゃんという子はとても活発で裏表のないサッパリした性格の可愛らしい女の子だった。
私はグループの1員としてだが、よく遊ぶようになった。
1対1で遊ぶようなことはなかったのだが、マキちゃんだったら個別に会ってもいいな、と思えるような女の子だった。
ある日の夜、突然自宅に電話がかかってきた。
当時は携帯電話などあるわけもなく、我が家には1台のダイヤル式固定電話が備え付けてあり、その電話がリンリンとなったのである。
私が受話器を取る。
「あのー、マキですけどー、、、」
驚いた。
「おぉ~!マキちゃ~ん!どうしたの?何かあった?」
私は突然のマキちゃんからの電話に喜んでウキウキとした声で応対した。
すると受話器の向こう側は静まり返った。
何も反応がない。
「あのー、、、」
浮かない声になった。
「うん!どうしたの?」
私は優しく答える。
「あのー、、、私はお母さんの友達で牧(まき)と言いますけど、お母さんいらしゃる?」
「。。。」
失神。
私は気絶から我を取り戻すと、丁重に謝罪をして母親に電話を替わるとベッドに突っ伏して枕を濡らしたのであった。
百恵ちゃん→夢前案内人→マキちゃん
私の中の記憶システムはこの流れでデータが保存されている。
ほろ苦い、若き頃のcornの思い出話であった。
メツブシ、メツブシ。
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あぁ、またビールが飲みたくなってきた。
今宵はこのこっ恥ずかしい思い出とともに柳ジョージ氏の夢前案内人を聞きながら乾杯しようか。
想い出も、コーヒーも、ビールも、ほろ苦いほうが大好きなのだ。
ビールをこよなく愛する皆さま。
乾杯なのである。
ムフフフフ。







