【昨日のビール】

ロング缶 : 2本

レギュラー缶:1本

芋焼酎ロック:4杯

 

平日のロング缶ビール2本までというルールは破った。

全く気にしない。

飲むべくして飲んだからだ。

 

飲むからにはアナタを食べたいカツオさん。端切れは香ばしくて非常に美味しいのだ。

 

蝶々の形をしたマカロニ。妻がシーチキンマカロニを作っていた。カツオのたたきに敷いた玉ねぎスライスを絡めて食べるといっそう美味かった。

 

しらすトマトキャベツサラダ。病みつきになっている。

 

焼き豆腐を買ってみた。悪く無い。

 

揃ったね。

なぜかプレモルのレギュラー缶。

これには訳があるのだよ。

 

グラスにトクトクシュワシュワ。

目を閉じて、今日の出来事を思い返す。

溢れる涙を堪えて。

 

くわんぱ〜い、、、

フーッ、

 

 

 

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昨日は朝から天気が良かった。

三連休が明けた週の初日に晴れると気持ち的に落ち込まずに済む。

在宅なので家族を見送ると始業の時間までは家事に没頭する。

洗濯機を一回転から二回転させて干す。

食器も残っていれば洗う。

私が一人暮らしの頃は掃除機など週に一度か二度かかれば良いタチだったのだが、妻は毎日かける派だった。

そのような暮らしが20年近く続くと、私も自然と毎日派になってしまった。

私は妻よりも念入りにかける派なので、今は自分でやらないと何となくスッキリしない。

私が在宅で妻がいない時は必ず掃除機をかけるようになった。

そうこうしていると大体良い時間になるので仕事が始まる。

昨日もそうだった。

 

なんだか胸騒ぎがしていた。

しかし穏やかに午前中の仕事は進んだ。

 

昼の時間になると昨日娘が作ったカレーが大量にあったのでそれを食べることにしていた。

カレーは一度作るとなくなるまで食べ続けなくてはならない。

ちょうど良い量で作れば良いのだがそうはいかない。

どうしても鍋一杯に作ってしまうのだ。

これは若い頃からの習慣で、今も貫いている。

翌日、翌々日まで食べられるので食事の準備が簡単に終わるからだ。

そのようなわけで昼前から私の頭の中はカレーを常に欲している状態になっていたのだ。

 

罪の意識はあるのだが、どうしてもごはん大盛りのモリモリカレーになってしまった。

インスタントの味噌汁もつけて、あったかいうちにムシャムシャと一気に食べた。

1日経ったカレーはジャガイモなどの野菜に味がしみ込んで実にうまい。

フーッ、満足。

 

昼の始業までニューズなどを見ながらゆっくり過ごす。

昼からは会議が詰まっていたので多少忙しく過ごした。

 

あらかた落ち着いたところでその後の予定を確認する。

その直後、私の体はあまりの恐怖に凍り付いた。

完全にノーガード、ノーマーク。

気の緩み、見逃し、油断、事件、事故。

犯してはいけないことをやっている自分がそこにいた。

それは、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事後の予定にこう書かれてた。

 

「通院」

 

ガ、ガーン!!

何のためにあの悪の秘密結社膨満感と戦ってきたのか。

何のために痛い膝を引きずりながらランニングしてきたのか。

何のために休日の食事を1食にしてきたのか。

 

あの、憎きかかりつけ医との決戦のためではなかったか?

どうなんだ?

えっ?corn!

 

病院に行く前から敗戦ムードが満ち溢れている。

なぜ朝のうちに予定をしっかり確認しなかったか。

なぜ昨日に限ってカレーライスを作ったか。

なぜよりによって昼飯を大盛モリモリカレーにしたか。

 

悔やんでも悔やみきれない。

どうしようもない。

腹を決めてこのまま、ありのままの私を診せよう。

あの憎きかかりつけ医に。

クソーッ!

 

 

予約の時間通り病院に到着した。

「○○番の番号をお持ちの方、〇番診察室へお入りください」

かかりつけ医の声が待合室に響いた。

私の番だ。

 

ノックしてドアを開ける。

 

医「どうもー、お久しぶりですねー」

やけに陽気だ。気を付けろ。

 

C「えぇ、なかなか予定が合わなかったもので」

 

医「そうでしたよねー、体調はいかがですかー?」

これだ!ジャブ。今までこの言葉に何度もヤラれてきた。

気を抜くな!

 

C「はい、特に変わりないですね。正月食べすぎたくらいかな?」

イ、イカンッ!!

何を余計なことを言っているのだ私は!

よりによって食べすぎなどと言うキーワードを、、、

 

医「エッ!そうなんですか?」

それは喰いついてくるだろう、どうしようか。

 

医「あー、でもねー、ウチは食べすぎにならなかったんですよ」

ん?何を言っているのだこのヤブ医者。

 

医「毎年お節料理を頼むんですけどね、3万くらいの」

自慢かよ。

 

医「今年は女房が老舗旅館が出しているお節を頼みたいっていうから頼んだんですよ。4万くらいの」

はいはい。しかし話が逸れてきて私にはちょうどよい。

 

医「それがマズいのなんのって、味付けがデタラメなんですよ。しょっぱかったり濃かったり薄かったり」

ヘッ!ザマみろ!

 

C「いやー、大変でしたねー」

 

医「そうなんですよー、そういうわけで正月太りは避けられたんですよねー」

ウッ!そのキーワードが出た。正月太り、、、

 

かかりつけ医はPCの画面で私の過去の受診履歴をじっくり読み込んでいる。

やめろ、やめておけ、それ以上読むのはやめるんだ!

 

医「あれっ?」

な、なんだ!気づかれたか?!

 

医「前回の健康診断から半年たちましたね」

キターーーーーーッ!!

 

医「血液採りましょう」

チーン、カーン、、、

 

医「トーニョービョーになっていないか確認しないとね、ムフッ」

あっ!い、いま「ムフッ」って言った!

 

敗北だ。

完全試合を成し遂げられてしまった。

ありえない話だ。

 

最後に血圧を測ってもらう時の姿勢が膨満感で苦しい。

惨めだ。惨めすぎる。

すべては終わった。

泣きながら帰った。

血圧とコレステロールの薬を胸に携えて。

 

こうなったらもうヤケ酒決定。

行きつけのスーパーに寄ってプレモルとカツオのたたき、その他を購入した。

にじむ星空を見上げながら帰宅した。

 

そして冒頭の晩酌となる。

 

そんな私を察してかどうなのかは分からないが、妻が「ハイッ!」と渡してくれた。

 

 

白霧島ロックで減塩柿ピー4袋をバリボリと噛みしめたほろ苦い夜なのであった。

 

 

 

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油断大敵である。

こんな大事な試合を忘れるなんて、、、

判決は1か月後に言い渡される。

戦々恐々、震えが止まらない。

これ以上何もしようがないのでボーマンカン退治だけは続けようと思う。

 

今宵もヤケ酒かな?

今週末はまた前職の仲間に飲みに誘われたので行くことにした。

まだまだ暴飲暴食への甘い誘いは途絶えそうにないのである。

 

ビールをこよなく愛する皆さま。

やはり今夜も乾杯するしかないのである。

ムフフフフ。