【11/12のビール】
ロング缶:3本
レギュラー缶:1本
芋焼酎ロック:4杯
土曜日は早めの時間から一人飲みする予定だった。
妻と娘は夕方から買い物に出かけ、息子はサッカーの練習だったからである。
しかしランニングのあとに酒の肴を作っていたら息子が帰って来た。
では一緒に食べようかと私と息子がまさに乾杯するタイミングで妻と娘も帰ってきた。
結局家族全員揃ったのだが、妻と娘はミスタードーナツを夕飯代わりに大量摂取してきたそうだ。
皆で乾杯とはならなかった。
酒量はそこそこ、良い酒であった。
満足で後悔のカケラもない。
息子は親子丼。
親子だからね。
昨日作った野菜炒めの残り半分の野菜で、またも野菜炒め。
卵でとじてこれまた美味い。
サバ塩。
チャーシューがあった。
茶豆、トマト、キムチも加えて品数多め。
それでは。
カンパイッ!
ンガーッ!
ガイグーッ!(訳:まいうーっ!)
ずっと気になっていることがある。
「凄い」という言葉だ。
同じような思いの方もたくさんいると思う。
凄い(すごい)という言葉は形容詞である。
形容詞の使い方を調べてみた。
おおきく3つ。
1. 名詞を修飾する
2. 動詞を修飾する
3. 主語の性質を言う
1と2に出てくる修飾とは「かざりつける」という意味である。
「凄い酔っ払い」「凄いビール」
「凄く旨い」「凄く酔う」
「凄いビールがあるそうだ」
感覚でいくと、こういったところだろうか。
難しいことは分からないがこれは正しい使い方である。
気になるのは以下。
「凄い旨い」
「凄い楽しい」
「凄いおかしい」
「凄い恥ずかしい」
形容詞+形容詞なのか?
詳しいことは分からない。
世の中の色々なところで使われている。
凄くおかしい。
凄く恥ずかしい使い方ではないのか。
と思っていたのだが、テレビではアナウンサーも出演者同士の会話などで使っている。
結構当たり前のように使われている。
だからみんなが使い始める。
するとそれが当たり前のようになる。
そのうち正しい日本語になるのか。
広辞苑に載ったりして、、、
日本語という言葉ができてからどんどん言葉は変化(進化?)してきたであろう。
「おもふ」などはちょっと前まで使われていたようだが「思う」になった。
最近は「ヤバい」も広辞苑に載っているようであるし。
オジサン達は取り残されていくのだろうか。
思えば私が書いているこの文章も「昭和ケーハク(軽薄)体」という椎名誠さんが名付けた文体を使って書いている。
それ以前は堂々とこのような文体を書いている人はいなかったのだろう。
私はモーレツな読書家ではなかったので想像になってしまうが。
私は昭和ケーハク体の伝統継承者の端くれの端くれの端くれの重箱のすみのゴマのような存在でありたい。
文法はナントなく正しく、そしてケーハクに。
スゴイ男がビールを愛す。
スゴイ勢いで毎日のようにビールを飲む。
翌日はいつもスゴイ二日酔い。
生きザマがスゴイ。
スゴク格好が良い!
そうありたい。
ビールがスゴク大好き!
ビールはスゴイ!
いつもそう思う。
スゴクフツーのオジサンの独り言なのだった。
合ってるかな?
あぁ、今宵もモノスゴイ愛でビールを呑む。
ビールをこよなく愛するみなさまと。
乾杯なのである。
ムフフフフ。





